チルソククリニックは診療中◆お引越ししました

映画「チルソクの夏」は永遠です♪

防府天満宮御神幸祭

2015-11-29 11:20:59 | 地元のこと
28日(土)に、防府天満宮御神幸祭(通称 裸坊祭)が行なわれました。

祭神・菅原道真公の御霊を天満宮から、約2.5キロ離れた御旅所まで運ぶ神事です。
午後6時、花火の合図で上半身裸やまたは白装束姿の裸坊たちが拝殿に流れ込み、「兄弟わっしょい」の掛け声とともに、道真公の御霊を乗せた重さ約500キロの「御網代興(おあじろおこし)」を運び出します。

午後6時に天満宮に向かう道すがら、裸坊たちは自分たちのお神輿をかついで各地を回ります。
うちの地区では「勝間の浦人(かつまのうらびと)」という会があって、我が家にもお立ち寄りがあります。
ビールやお酒、ジュース、お茶にコーヒー、お菓子など、お接待を準備して待ちます。

今年は例年以上に多い人数で、50人くらい
ビールが足りなくて、新聞屋さんにもらっていた発泡酒も出しました。(笑)
冷え込む中、裸坊のみなさんがんばっています。

翌日の読売新聞の朝刊に掲載された写真に、ばっちり「勝間の浦人」の提灯が写っていました。よかったです。



御網代興を乗せる台車。車輪がものすごく大きいです。


この急な階段を、御網代興がすごい勢いで降りていきます。毎年けが人が出るそうですが・・(今年は大事になりませんように)


我が家へのお立ち寄り


我が家の繁栄を願って、お神輿を回してくださいます。(ご利益にあやかれますように・・)


時間がなくてお神輿には参加できませんでしたが、どうしてもとこの日のためだけに帰ってきた息子も入れて、家族で記念写真。
防府の男にとって、裸坊祭は特別なんでしょうね。
小学生のころはもちろん子ども神輿にも参加していましたよ。


御旅所へ向かう一行。馬がいるのでフラッシュがたけません。昼間とは違い、厳かな雰囲気です。









金の食パン

2015-11-26 22:54:37 | 普通の日常
防府駅の売店がセブンイレブンにリニューアル。
明日の朝の食パンを買おうと立ち寄ってみると・・ 『金の食パン』に「もっちり」が登場していました!
これまでは、「さっくり」と「しっとり」で、私が買うのは「さっくりの2枚入り」か「しっとりの6枚入り」のどちらかだったのですが・・  「もっちり」と言う言葉に目が奪われ、他を全く確認することなく買ってしまいました。

ドーナツでも「もっちり」が大好きなんですよ~  だから明日の朝が楽しみ♪



映画『あん』

2015-11-24 23:59:19 | 最近観た映画
イオンシネマでは見逃した『あん』を、広島国際映画祭で鑑賞することができました。

完全バリアフリー上映ということで、字幕と音声ガイド付き。音声ガイドには慣れるまでちょっと違和感がありました。
「満開の桜」「黄色い電車がゆっくりと走ってくる」「中年の男性が、アパートの階段を上り屋上へあがる」「タバコに火を点ける」・・こんな感じで説明が続きます。
あぁ、でも、こうすることで、目が不自由なひとも映画を観ることができるのだなぁと。
そして、字幕がつくことによって、耳の不自由なひとも。
こういうことって、手間がかかるし、お金もかかるかもしれないけど、大切なことなんじゃないかと。
せめてDVDで発売されるときには、選択できるようになっていればよいのになぁと思いましたね。



商売熱心な様子がほとんど感じられない中年男性が、一人でやっているドラ焼き屋さん。
店前に張ってある「アルバイト募集」の紙を見て、年配の女性が「年齢不問って本当ですか?」と尋ねてきます。
「いや、いや、そうは言っても・・。うち、時給安いんですよ。600円だから」やんわり断ります。

しばらくするとまたその女性は現れて、「私の名前、これです」と紙を差し出して「雇ってもらえませんか?」「時給は半分の300円でいいです」
「いや、けっこう体力いるんですよ」「これ差し上げますからどうぞ(お帰りください)」と言って、ドラ焼きを1個渡します。

そして数日後、「よかったらこれ食べてみてください」女性はビニール袋に入ったタッパーを無理やり置いていきます。
店長は全く確認もせず、そのままゴミ箱へ投げ入れます。

ところが、少し経って、そのタッパーを拾い上げます。蓋を開けて中を見ると、粒あんが入っています。
くんくん、ちょっと匂って、人差し指ですくってなめてみます。「ん!?」そして、もうひとすくい。

そしてまた数日後現れたその女性に
「この店で働いてもらえませんか?この間の粒あん、おいしかったです」

こだわってこだわって作るその粒あんのおいしさは評判を呼び、お店は大繁盛。
店長も、がんばって仕事に励みます。

ところが、心無い噂が広まり・・


あらすじを書いても仕方がないのですが、この一連の流れが、全く無駄がなく、まるで私もその町に住んでいて、そのドラ焼きを並んで買っていたかのように思えたのです。

お店には、他にも常連客の明るい女子中学生のグループもいたり、また、対照的にちょっと陰のある女子中学生も来たりで、女性ともさまざまな出会いもあります。

「一度、こんなふうに働いてみたかった」
実は、女性には秘密があり、せっかく女子中学生や店長さんとも心を通わせることができたのに、病気で亡くなってしまいます。

店長さんはお店からお客さんが離れ、女性も辞めてしまって、自分自身もどんどん廃れていってしまいます。
でも、女性の死後、彼女のメッセージを胸に、未来をしっかりとみつめて進んでいこうとします。

ラストはまた満開の桜です。
「おいしいドラ焼き、いかがですか?」「おいしいドラ焼き、いかがですか!」
同じセリフが繰り返されます。でも、「?」と「!」がはっきりと伝わってきます。

原作もとてもよいそうなので、次のお休みに図書館に行ってみようと思います。






花燃ゆ「幕末維新志士たちの詩心」展@三田尻御茶屋英雲荘

2015-11-23 23:59:38 | 大河ドラマ『花燃ゆ』と幕末長州
三田尻御茶屋英雲荘にて『花燃ゆ「幕末維新志士たちの詩心」』展が開催。


来年150回忌を迎える、防府ゆかりの勤王歌人 野村望東尼が松崎天満宮(現・防府天満宮)に奉納している、七首和歌が展示。すべて、防府市書道連盟書家による「書」で展示されていました。




三条実美の書も、今回は本物が展示!(いつもはレプリカなんですって)


久坂玄瑞や高杉晋作などの短歌も紹介されていました。