チルソククリニックは診療中◆お引越ししました

映画「チルソクの夏」は永遠です♪

映画のチケット

2006-05-31 23:31:37 | 普通の日常
マイカルシネマで使える映画のチケット(飲み物付き)の使用期限が、今日まででした。
今、一番観たい映画は「嫌われ松子の一生」です。

チケットはあと1枚・・

じゃんけん勝負の結果、主人が「ゴール」を観に行くことに。
残念だけど、仕方ないですね。
今度のお休みに、また行くことにします。


「Natural Sparklingシイクワシャー」

2006-05-30 23:15:48 | 地元のこと
「お~い、お茶」の伊藤園から発売された、「Natural Sparklingシイクワシャー」が、最近仲間内で話題になっています。

ラベルをよ~く見ると・・「山口県防府市で採水された「天然水」を使用しています。」とあります。
え~っ!防府の水が・・
どうも佐波川の水が使われているようです。
 
私はまだ飲んでいませんが、お友達に見せてもらったら、薄いブルーのさわやかなボトルでした。
コンビニで、気をつけて探してみます。



「下妻物語」

2006-05-29 23:55:51 | 最近観た映画
ずっと気になっていた映画「下妻物語」が、テレビでOAされました。
映画祭でも、土屋アンナさんが賞を取られていたりしたので、どんな映画なのかな~と、ずっと思っていたのです。

深きょんは、こういうキャラクターものが、本当にぴったりですね。
むしろ、普通の役は似合わないかも?と思ったくらい。

意外に土屋アンナさんがよくて、純情そうな中学2年生役から、つっぱりの高校生役まで、ぜんぶはまっていたと思います。
確か助演女優賞でしたよね。頷けました。

内容は、はちゃめちゃで大作とは言えないけれど、でも娯楽映画としてはメッセージ性もあるし、私としては観てよかったかな!
裏番組では、キューティハニーもやっていました。
どちらも娯楽として、好きですね

「こころ育てていますか?育ってますか?」

2006-05-28 23:55:25 | 気になるひと
昨日の続きです・・
佐々部清監督の記念講演のあとは、シンポジウム「こころ育てていますか?育っていますか?」が行われました。

コーディネーターはKRYアナウンサーの井上雪彦さん。監督の映画「チルソクの夏」「カーテンコール」でも、印象的なシーンに登場されている方ですね^^
パネリストにはタレントのちはるさんも登場です。
どんなお話なのでしょうか・・こちらのシンポジウムも興味が持てます。
なんだかえらい大学の教授先生もいらしていたのですが、私が印象に残ったのは、ちはるさんの言葉とそして、もうひとりのパネリスト・杉山美羽さんの言葉でした。(私が彼女たちと同じ、主婦であり母親という立場だからかもしれませんね)

子どもは遊ぶ部分で学ぶことが多い、しかし、それは大人が遊びを提供して遊んであげることではない。大人は、環境を保障してあげるだけでよいと思う、ということ。

そして、マニュアル世代の今の親たちは、「勝ち組の条件を満たすこと」があたかも一番大切なことと思いがちだが、実際は相反する「無駄なことをする」ということが大切で、それには親の精神的なバックアップが必要であると思う、ということ。

私も「うん、うん」と頷くことばかりでした。


気になったのは、教授の先生が、まだ杉山さんやちはるさんが話しているのに、言葉が終わった瞬間に、一呼吸もおかずに言葉を挟むこと。
できれば一呼吸おいて、司会の雪彦アナが進行されるというのがよかったな。
聞いているほうも、なんだか息が苦しかったですね。

しかし、考えさせられたのは、その先生の言われた「本当に怖いのは核爆弾ではなく、核家族・核個人なんですよ」という言葉ですね。

その前に杉山さんの言われた、いくら昭和30年代がよかったといっても、自分たちはプライバシーを守ることとか、近所づきあいの煩わしさとか、そういうことを変えることがよいことだとして現在に至っている、ということまず、「はっ」とさせられました。
全くそのとおりで、現在のこの情況は、私たちが望んでなってしまったことなんですよね。

もう昔にもどることはできないのだから、現代に生きる者としてできることを考えていくべきではないか?現在問題になっている「個食」とか「朝ごはんを食べずに登校してくる子どもたち」のことに、もっと真剣に目を向けるべきではないか?
そう思いました。

「核個人」という言葉の恐ろしさに気付かされました。

シンポジウムのあと、佐々部監督が「家族そろってご飯」というテーマで映画を・・と言われてましたので、また家族愛いっぱいの作品がいつか生まれるのでしょう。楽しみです。


杉山さんは「朝、もうお母さんがいなくて朝ごはんを作る時間がないときは、近所のおばさんが作ってあげるとか(もちろん有料化して)」と言われてましたが、私の考えはちょっと違ってまして・・
男女共同参画で、みんな同じように働くのは当たり前として、ただ、朝ごはんを作るために朝の時間が必要であれば、その分出勤時間を遅らすことのできる制度を作るという考えはでてこないのだろうか?というものです。

せめて、小さい子どものいる家庭では、育児休業の制度を時間単位でも取れるようにするとか、本当にそういうことができたら、もっとみんな働けるのにと思ってしまいます。

結局、仕事が続けられなくなるのは、出勤時間の関係で朝自分が一番に家を出ないといけないから、朝ごはんを見てやれないとか、登校前に具合が悪くなることもあったりとか、そういう小さなことの積み重ねなんですよね。


話が長くなってしまいましたね、すみません。

「映画とテレビの狭間にて・・・」

2006-05-27 22:57:00 | 佐々部清監督
周南市で行われた、民間放送教育協会の山口大会に行ってきました。
その大会の記念講演として、佐々部清監督のお話を聞くことができたのです。
18年間の助監督時代には、映画とテレビと交互に仕事をされていたということ。また自分の中で1番の監督は、映画ではなく、テレビの「北の国からSP」での杉田監督であるということ。
監督のそういうことを、今日初めて知りました。

テレビで映画が放送されることについても、日曜劇場などであるぶんにはよいけれども(見ようと思ったら、その時間にちゃんとテレビの前に座っていなきゃいけないから)、でもレンタル屋さんでビデオを借りて来て見るのはあまりいいものじゃないと思うと言われてました。
なぜなら、ビデオだと早送りもできるし、先にラストを見ることもできるから・・と。

「映画」がなぜいいかというと、お金を払って、時間を合わせて、そこ(映画館)に行ってみるという3点が揃っているから。
それを恋人同士や夫婦で観るというのも、心にいつまでも残る・・と。
「デートで初めて一緒に観た映画というのは、いつまでも覚えているけれども、初めて一緒に見たテレビ番組は覚えていないでしょう?」

本当にそうだと思いました。

主人の両親は、最初のデートで観に行った映画のタイトルも内容も、いまだによく覚えていますから。(もう50年も前のことなのに!)

「出口のない海」のお話も少し出てました。
基地のロケを行う場所を、1週間かけて探されたこと。
最後の最後に、映画の神様があの場所へ導いてくれた・・と。

そしてその作品は、戦争映画であるにもかかわらず、戦闘シーンがひとつもないし、敵の姿も一切ない、一滴の血も流れない、そんな戦争映画ですと言われてました。

それが、佐々部監督の作られる「戦争映画」なんですね・・
心がちゃんと育って、それが一人じゃなくて・・その心のキャッチボールを撮りたいと言われてました。

テレビだけしかしてきていないスタッフは、育ってきた違いからか、「番組」と呼ぶけれども、そうじゃないよ、「作品」なんだよ・・と。
テレビであっても、映画であっても、その作品に誇りを持って、またタイトルにNameが出ることに責任を持って、取り組んでいこう。
そして、その作品を、キャラクターを、どんな目線で見てくれるか、愛してくれているか、それが大切なんだよと。
ここにも佐々部監督の「心」があらわれていると感じました。


どうか、これからも「ひとのこころ」の映画を、私たちに届けてください。

素晴らしいお話を、本当にありがとうございました。
(とても今朝の3時まで、飲んでいたとは思えませんでした^^)