チルソククリニックは診療中◆お引越ししました

映画「チルソクの夏」は永遠です♪

映画『運命じゃない人』

2013-09-30 23:35:02 | 最近観た映画
内田けんじ監督の作品をもう1本レンタルしてきました。『運命じゃない人


こういう練りに練った脚本って、どうやって思いつくのでしょうね。
こうなっていたんだ!って、何度も観ていてわかっていても面白いです。

それにしても、劇中に出てくる携帯電話が時代を感じさせます。
服装やなんかは今でも全然違和感ないのですが。

といっても、私もいまだにガラケー使う派ですけどね。(苦笑)




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映画『鍵泥棒のメソッド』

2013-09-29 22:09:12 | 最近観た映画
公開当時近くの映画館での上映がなかったので、DVDになったら観よう!と思いつつ、こんなに遅くなってしまいました。
 『鍵泥棒のメソッド

内田けんじ監督の『運命じゃない人』『アフタースクール』のどちらもぐふふとくる楽しい作品だったので、今作も期待していましたが・・
もう、ツボにはまりまくりました。

それにしても、今一番熱い、半沢VS大和田 の二人ですからね~
地元のTSUTAYAさんでもほとんどがレンタル中でした。

以下ネタバレがありますので、未見の方はご注意ください。


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お話の始まりは・・
>売れない貧乏役者の桜井武史(堺雅人)は、偶然行った銭湯で頭を強打して意識を失ったコンドウこと山崎信一郎(香川照之)の脱衣所のロッカーの鍵を拾う。
脱衣所で居合わせた時に山崎の羽振りの良さを見ていた桜井は、山崎の鍵と自分の鍵とすり替える。



観ていて思ったのは、キャスティングが最高だったということ。この三人だったからこその面白さ倍増だと思います。

堺さんのダメダメなところもいいし、新しいジャケットを着たらそれはそれですごくかっこいいし。
香川さんに至っては、記憶をなくしてもきっちり「努力する」性格は変わらず、堺さんの残した変な洋服さえもきちんと着て、部屋もきれいに片付けて。なんといってもあの几帳面なノート。
そして記憶を取り戻してからの「殺し屋の顔」も、いい味出していました!(大和田って感じ!)

ラストもいいですね。

もう会えない・・と、香苗(広末涼子)は覚悟してスケジュール帳の『結婚』の文字を消し「中止」と書き込む。
そしてふと助手席を見るとそこにはコンドウのバッグが・・
バッグの中のノートを取り出して中を見る香苗。
アルバイトを始めた雑誌編集の仕事についても、役者のことについても、そこには丁寧な文字で、真面目なレポートが記入されている。
そして、ふと目に留まった『好きなもの』が書かれているページ。
「焼き鳥」「クッキー」等を×で消し、「水嶋香苗」の文字が二重丸で囲まれている。
ドキッとして左胸を両手で押さえる香苗。「キュィーン」という効果音。
顔を上げるとその先でコンドウの車がぶつかって煙を出して止まっていた。
車からは盗難防止の「キュゥーン、キュゥーン」の音が。

車から降りる香苗。そして同じように車から降りて歩み寄るコンドウ。
車の後方座席に座る不機嫌な様子の綾子のそのガラスの向こうには、抱き合う二人の姿が・・

印象的なエンドクレジット。(あ、ここで終わりなんだ)と思わせておいて、

部屋にもどる桜井の姿。

そこに1匹の猫がするりと入ってきて、ん?と思っているとあの階下の若い女性が「すみません・・」と。
「かわいい猫だね」と猫を抱き上げる桜井。
そこで「キュゥーン」という効果音。 左胸を両手で押さえる女性。

本当のエンドクレジット。


いやあ、いいです。2回観ちゃいました。
一週間レンタルしているので、返す前にもう1回は観ようっと。

あ、恭代ちゃんもしっかりわかりました。
セリフはなかったけど、スタイルのよさと、白い肌はしっかり輝いていました!



富士町古湯映画祭2013

2013-09-20 22:24:33 | 佐々部清監督
 第30回古湯映画祭



今年も古湯映画祭が開催されますね。9月21日(土)~23日(月・祝)まで。

この映画祭、大好きなのでできれば毎年行きたいくらい。
特に今年はゲストに佐々部清監督のお名前がありますので、通常であれば絶対に何をおいてでもはせ参じるところなんですが・・
今年は泣く泣く諦め、です。

だいたい今日も本当は佐々部監督の講演会が下関のシーモールで開催されたのに、それにも行けず。

多分、私の行いのせいなのでしょう・・
これからまた精進して、よい行いを心がけるようにします。

来年は行くぞ~!!


ドラマ『ショムニ』明日、最終話

2013-09-17 21:19:39 | 気になるひと
ドラマ『ショムニ』いよいよ明日で最終話。

・・って言っても、第一話見ただけで、あとは放置していたんですけど(すみません)

で、なぜ、今日書いたかっていうと、明日の最終話に、郁子の隣のおばちゃんこと松本じゅんさんが登場される情報が入ってきたからなんです。

だから私は絶対に観ます。

あ、それから、松本じゅんさんと言えば・・
9月23日(月・祝)午後7時から BS朝日 ドラマ『王様の家』のスペシャルにも登場されるとか・・?これも見逃せません。


ドラマスペシャル『いねむり先生』

2013-09-16 00:25:44 | 最近みたテレビドラマ
作家の伊集院静さんの自伝的小説『いねむり先生』がドラマ化されました。

 ドラマスペシャル『いねむり先生』

夏目雅子さんは、ただ美しいだけでなく、まるで女神さまのように清らかで、それでいてひまわりの花のように明るく、本当に素敵な女優さんだったと思います。

彼女が結婚したときの、お庭に座っての記者会見の様子。全然気取ってなくて、結婚できて本当に嬉しい、幸せいっぱいという笑顔であふれていたのを思い出します。

そんな姿から数ヵ月後、結婚後初めての舞台だというのに、体調不良で降板。
当時週刊誌で見た病室を隠し撮りした写真、ひどいと思ったけど、本当に心配で。大きなマスクをして帽子をかぶっていたあの姿が今でも目に焼きついています。
『半落ち』では歌舞伎町にある一番小さなラーメン屋さんのシーンで、夏目雅子さんのドナー登録を呼びかけるポスターが出てきますよね。
もっと時代が後だったら、もしかしたら彼女の命も助かったかもしれません・・ そう思うと切ないですね。

さて、ドラマですが・・
西田敏行さん、いや、言うことないです。ただただ素晴らしい。
いねむり先生そのものではなかったでしょうか?

藤原竜也さんも、ちょっときれい過ぎかもと思ったけど、幻覚に悩むシーンは迫ってくるものがあったし、最後泥まみれになりながら、いねむり先生にしがみついて泣くシーンもじーんときました。

ただ、夏目雅子さんの役は、顔出ししなくてもよかったかも?って思ってしまいました。
きれいな女優さんだったし、雰囲気もなんとなく似ていたけど、でも「夏目雅子」じゃないんだよな~


あとは、昭和なのにタクシーの後部座席でシートベルトって何?!とか、(これは『あまちゃん』でも思ったけど)、どうなんでしょうかね~?
撮影で実際には平成の時代の道路を走らないといけないから、仕方ないのでしょうか?


いや、でも全体として、原作が活かされたよいドラマだったと思います。
また原作を読み返したくなりました。

そしてこのドラマでも、某チル友さんのお姿が!
ほんと後姿とか、あとは一瞬背景で・・って感じだったんですが、なぜか強いオーラを感じてしまいました。
さすがです。(笑)



いねむり先生 (集英社文庫)
伊集院 静
集英社