もしものための備蓄品
流通が停滞してしまったり、外出が不可能になってしまうなど、新型インフルエンザの流行時には食糧や日用品が調達できなくなる可能性が高いです。万が一の時、流行が過ぎ去るまで家族で籠城することが可能なように、できれば2ケ月分くらいを備蓄しましよう。
(出典:「H5N1型ウイルス襲来 新型インフルエンザから家族を守れ」(岡田晴恵著。角川SSC新書。)
●食料品
□米、切り餅、麺類(長期保存ができる主食類を準備)
□砂糖、塩、醤油
□インスタントラーメン、レトルト食品(カレー、おかゆ、みそ汁など)、フリーズドライ食品、乾物、乾燥保存用食品
□缶詰(家族全員が倒れても調理せず、簡単にとれるもの。果物缶は糖分、水分もとれ有効。魚、コンビーフなどのタンパク源となるもの、コーン、大豆などの素材缶も便利)
□粉ミルク、離乳食(乳児がいる場合)
□缶ドロップ
□チョコレート、キャラメル
□ジャム、ゼリー状栄養補給食品(少量で糖分も高く高力ロリー。高熱時食べる力がなくなってもとることができます。)
●飲料品
(ライフラインが止まった場合、また高熱時の脱水症状の予防にも)
□ミネラルウオーター
□ペットボトル飲料
□スポーツドリンクなどの粉末飲料
□水(上水道は新型インフルエンザ流行時にも供給が止まらないよう対策がなされていると考えられますが、万がーの場合のため備蓄しておくことをおすすめします。生命維持に必要な飲料水の量は一人1日3リットル程度です。)
●日用品・医療品
□常備薬(胃腸薬、ビタミン剤など)、持病の薬など
□解熱剤(アセトアミノフェンを確認)
□包帯やガーゼ、外傷治療薬(通院できないため。軽いケガなども自宅で手当します)
□ゴム手袋(汚染されたものを捨てたり、扱わなければならない時のために)
□マスク(どうしてもの外出のために。マスクは使い捨て。多めに用意)
□うがい薬
□水枕、冷却枕、保冷剤、解熱シートなどの冷却用品(高熱時のため。ライフラインが止まり氷がない、冷やせない場合も想定して)
□洗剤・漂白剤
□消毒用アルコール(汚染されたものの消毒に)
□カセットコンロ、ボンべ
□懐中電灯、乾電池(電気、ガス、水道などのライフラインが止まった時を想定)
□ビニール袋(汚染されたマスクなど、密閉して捨てるために必要)
□洗濯ロープ(ウイルス感染を防ぐために洗濯物は室内干しに
□トイレットペーパー、ティッシュペーパー、生理用品
□ウェットティッシュ
□ペットフード(ペットがいる場合)
□多少の現金(社会経済機構が混乱してクレジットカードが使用できない場合も)
在中国日本大使館の下記URLより
http://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/birdflu/bichikuhin.htm