孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

北京航空航天大学博物館 Part 4 P-47D, Thunderbolt

2014年04月20日 13時03分25秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
航空航天博物館内の展示場には多くの機体が展示されていて、P-47Dは入って右側の目立つ場所に展示されています。


P-47Dは第2次世界大戦でのアメリカの主力戦闘機の1つ。
この写真は可愛く見えるが、近くで見るとP&W R-2800( 出力:2,430 HP 1,813 kW)のエンジンを搭載しているため、機種がぶっとく軽戦闘機が多い日本の戦闘機の機体とは明らかに設計思想が異なることが分かる。

P-47D Thunderbolt (この位置からは可愛く見えるのだが…)


P-47Dの前方機首からのながめ (すごい威圧感があります)




片翼の12.7mm x 4の機銃が両翼にあり重武装の戦闘機



仕様 (ウィキメディア 出典:USAF Museum)
乗員:パイロット 1名
全長:11.0 m
全幅:12.4 m
全高:4.47 m
翼面積:29.92 m²
空虚重量:4,800 kg
運用時重量: kg
最大離陸重量:7,942 kg
動力:P&W R-2800
出力:2,430 HP
1,813 kW
最大速度:697 km/h
巡航速度:563 km/h
航続距離:1,657 km
実用上昇限度:12,800 m
上昇率:m/min
武装 機関銃:ブローニング M2 12.7 mm 機関銃 (425発) ×8
爆弾:2,500 lb (908 kg)
ロケット弾:5 in (127 mm)×10


北京航空航天大学博物館 Part 3 P-61 Black widow, 黒衣の未亡人

2014年04月20日 11時33分19秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
北京航空航天大学博物館のチケットにも書かれていて展示されている機体がP-61 Black widow,黒衣の未亡人と呼ばれたアメリカの双発の夜間戦闘機。
室内の展示スペースにドーンとおかれている。 P-61は現存機体が世界に2機しかないとのことで貴重な機体であろう。
印象はデカッ!! P-61の隣にあるTu-2(双発爆撃機)と同じくらいのサイズだ。
夜間戦闘機なので機体色は黒。 Black widowとはクロゴケグモのこと。
下記は、博物館に展示されているP61です。この博物館が完成する前までは近くの駐車場に置かれていた。 その前のこの博物館を建て替える前の博物館では野外展示だった。 室内展示に変わったことで保存状態も良くなることだろう。


P-61の全景 (全身真っ黒で不気味)


P-61の前から (機種の部分にレーダーを搭載、第2次世界大戦期なのでレーダー操作で1名必要だったので、剰員は3名)
機体の下部に20mm機関砲が見えます。 (20mm機関砲を4つ搭載)




若い恋人が抱き合いながら見学してました。


この博物館の上に上がると機体が上なら眺められます。 コックピット付近(P-61はこうなっているのかは初めて見ました)


P-61の主翼と機体上部の12.7mm x 4の機銃 (下からは2個しか見えませんでしたが、こういう配列になっているのだとよくわかります)
松本 零士がP-61を主題とした黒衣の未亡人という漫画をかいているが、彼の好みそうな機体だと上部から見てわかります。
なんとなく、デスラー艦など宇宙戦艦で出てくるスタイルが似ていると思いません??


P-61の12.7mmの機銃を機体下から眺めたところ


博物館の売店ではP-61の模型も売っていました


仕様: 出典:ウィキメディア
全長:15.12m
全高:4.34m
全幅:20.12m
翼面積:61.53m²
自重:9,979kg
全備重量:12,610kg
エンジン:P&W R-2800-65 空冷星型18気筒 2,250hp ×2
最大速度:589 km/h
航続距離:4,828km
実用上昇限度:10,090m
乗員:3名
武装: 12.7mm機関銃 ×4
20mm機関砲 ×4
爆弾 720kg ×4
127mmロケット弾 ×6


北京航空航天大学博物館 Part 2

2014年04月20日 04時34分03秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
入館してすぐの場所に過去の航空機の写真と解説があった。
B-25 Mitchellには、東京を爆撃した最初の飛行機との記述が…
B-25は1942年、米空母から離陸して東京を爆撃した後、中国大陸に向ったので中国には関係ある機体だが。
うーん、入館そうそう、そう来たか・・・


宇宙に対しては、ガガーリンやテレシコワなどの写真と解説がありました。


人民解放軍からの戦闘機の模型が展示されていました。


されに進むと、エンジンが多数展示されていました。 カットモデルもあって、エンジンの構造が分かるようになっている。
そして、大学の博物館だと感じさせたのは、多くの若い人たち(学生のようでした)が解説を真剣に聞いていた。














エンジンに関しては専門外なので分かりません。 写真撮影しただけです。