孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

うふあがり島 南大東島 Part 2 シュガートレイン

2014年05月06日 23時23分23秒 | 旅行(日本)
“うふあがり”とは、はるか東の島の意味。
琉球王国時代、東の方に大東島がある事は知っていたが、はるか東にあることから“うふ(遥か)あがり(東)島”と称していた。この無人島が開拓されて100年強しかたっていない。

南大東島は飛行機の着陸前に上空からの眺めの印象は、平らな島、そして島の周囲が高く、島中央部が低い事は上空からもはっきり分かった。そして、島中央部に池が多く、水が豊かという印象。
しかし、水が豊かという印象は、空港からホテルに向う車内でホテルの人の説明で環境に厳しい土地であることが分かった。
池の水は、湖面部は淡水だが、1~2m下は海水とのこと。 つまりこの島はサンゴ礁が隆起してできた島なので海水が島の中央部まで入り込んでいる。 よって、池の水は農業用には使えないとのこと。
雨が降らず水不足の時に池の水を使う人もいるとのことだが当然リスクがある。
今回は池の近くには行かなかったが、マングローブが生えている場所もあるとのこと。
じっくり探索してみたかったが、その時間がなかったのが残念。

島のパノラマ風景


島の池 平坦な土地なので島に来た雰囲気はしない。


水が豊かな島の印象だったが… (車中から撮影)


畑のそばには、水をためる場所が作られていた。


以前、島には軽便鉄道があり、島を1周していた。
沖縄本島には空港からモノレールがあり、これが現在沖縄県唯一の鉄道路線であるが、南大東島にはそれ以前に鉄道が敷かれていたのだ。鉄道の目的は島の主力産業のサトウキビの輸送用。
当時の蒸気機関車などが展示されていた。
開業1917年、廃止1983年。軌間は762mm。

シュガートレイン
雨宮製作所製 2号蒸気機関車 1907年製造


日本車輌製 8号ディーゼル機関車 1975年製


正面から機関車を見たらきれいであるが、横から見たら機関車は錆びていた。


シュガートレインの説明看板



おじゃりやれ 南大東島 Part 1 とうちゃこ!!

2014年05月06日 22時22分22秒 | 旅行(日本)
2014年5月2日から4日まで沖縄県島尻郡の南大東島を旅行してきた。
南大東島は1年ほど前から行ってみたい場所としてリスタップして計画していた場所。
離島旅行は若いころ、伊豆諸島(大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島)そして小笠原諸島の父島依頼の旅。ま、それ以外にも、瀬戸内海の豊島等の島にも出かけてはいるが…

5月2日、朝6時25分のJALで羽田から沖縄那覇に向うので、朝、3時40分に自宅を出発!!
眠いよ~。
バスで羽田空港に向かう途中に夜が明けてきた。 5時半ごろ、羽田空港のターミナルに到着。
時間があったので、チェックイン前にコンビニで買った弁当を食べる。 空弁にしようと思っていたが、早弁になってしまった。

沖縄に向うJALのB777-200


那覇空港に到着。 ターミナルの南の花が歓迎してくれた。


那覇空港で急いでRACの南大東島便に搭乗する。出発時刻は9:35


RAC便まではバスで移動。 駐機しているDHC8-Q300の近くに海上自衛隊のP-3Cが多数駐機していた。
不審船対策や周囲の国からの“おせっかい行為”に対する防衛のため、沖縄は日本を守る最前線の場所であることも実感。

P-3C ORION


那覇から南大東島までは約360km、空路で約1時間の旅です。
やがて、南大東島が見えてきました。 南大東島は平らな島ということが良くわかります。
左上にかすかに見えているのは北大東島。


機内にあった沖縄の観光地図から
南大東島・北大東島の概要が書かれていました。


南大東島の空港に着陸、ターミナルまでは歩いていきます。 (目の前だけどね)
青空がまぶしいです。
RACのDHC8-Q300 乗客:50人乗り 高翼式なのでエンジンのそばの座席でも眼下を見ることが可能なのが、この機体に搭乗の楽しみです。


南大東島空港のターミナル
かわいいターミナルビルです。


空港にあった南大東島の模型


ターミナルの環境対策のごみ箱
透明な分別収集の容器が印象的でした。


南大東島に着きました。
“とうちゃこ!!”です。