孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

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== ポチの一人旅 立飛 戦前、戦後の飛行機 ==

2022年10月27日 13時55分32秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)

== ポチの一人旅 立飛 戦前、戦後の飛行機 ==

 

昭和18年に十和田湖に不時着水して湖底に沈み、平成24年に引き上げられた、帝国陸軍の一式双発高等練習機の一般公開が今日から10月30日(日)まで立飛ホールディングスで行われている。

イベントの形で一般公開するのは今回が最後らしいので、出かけてきました。

機体前方の様子

穴は開いているが、不時着水の衝撃などによる大きな破損はなさそうに見える。

この機を操縦していた少年航空兵の操縦技術の高さを感じた。

(なお、4名が搭乗していたが助けることができたのは1名のみだったとのこと)

 

操縦席

 

双発機の中を覗き込むと機内は狭く感じる。

床の暖房用の配管などが見える。

 

エンジン

九八式四五〇馬力発動機

2枚プロペラは不時着水の影響で先端が曲がっている。

 

機銘板

昭和17年製造 立川飛行機株式会社と読むことができる

仕様:  全長 11.94m、 全幅 17.9m、 全高 3.58m

     最高速度 367km/h、 上昇限界  7180m

 

一式双発高等練習機の見学後はグリーンスプリングスへ移動しました。

ここではR-53型軽飛行機の一般公開が行われています。

R‐53型軽飛行機を見たのは初めてです。 組み立て作業中で、主翼を取り付ける貴重な作業を見学することができました。

レトロな感じのする二人乗りの飛行機です。

黄色い機体に赤い日の丸は感動です。

主翼の組み立て作業を実際に見たのも初めてで、2本のボルトで主翼が固定されています。

 

仕様:  全長 7.5m、 全幅 10.7m、 全高 2.65m

     最高速度 207km/h、 上昇限界  4500m

 

常設のR-HM型軽飛行機も展示しており、機体周辺の場所が片付けられておりすっきりした感じでした。R-HM型軽飛行機も昭和29年に製作された機体です。

この飛行機は操縦が難しいため、試作機として1台製作したのみとのこと。

 

仕様:  全長 5.8m、 全幅 8.0m、 全高 2.0m

     最高速度 150km/h、 上昇限界  3000m