6月24日の報道では、東京都の新型コロナ患者数は55名。緊急事態宣言解除以降最多数となった。緊急事態宣言を解除したけど、なかなか新型コロナの患者数が減らない東京。さてさて、最近のデータからコロナの状況を把握してみたいと思います。
なお、下記のデータは、読売新聞に記載のデータ、YAHOOに記載のデータを採用していますが、データの打ち間違いもあると思いますので、その点はご容赦ください。(なお、6月24日の最新データは反映していません)
まず、諸外国の状況をおさらいしてみましょう。
アメリカ、ブラジルの患者数はダントツで今も上昇中で止まりません。そして4位のインドが3位のロシアを追い越しで3位の座を狙っています。いずれも医療体制が心配そうな国ばかりと感じます。
4位のインド、上のグラフでは上位国の陰に隠れて分かりにくいので、インドが分かるようなグラフです。急上昇で患者発生しているので、インド人もビックリです。
さて、上のグラフでインドを除いたグラフです。特徴としては、インドネシア、シンガポール、フィリッピンのいずれも患者拡大中なのが分かります。
マレーシア、オーストラリアは患者増加が抑えられています。
視点を変えて、南半球の南アフリカが増加中です。そしてエジプトも患者数増加中ですね。南半球地帯が今後の注目地域であることが分かります。
そして、下記は、新型コロナ優等生の国・地域です。
タイ、香港、台湾、ベトナムは大きな患者数増加はありません。
さて、日本の状況についてWATCHしましょう。
5月25日に東京都に緊急事態宣言が解除されました。緊急事態宣言解除後のデータをみると新型コロナの患者発生地域は密な地域に集中しています。
そして東京都がダントツな状況です。
5月25日と6月23日の各都道府県の患者数
(東京都以外の道府県は患者が大きく減っていることがわかります。医療関係者の皆さん、本当にご苦労様でした。)
5月25日以降の東京都内23区の新型コロナ時患者発生数のグラフです。
歌舞伎町の夜の街でお仕事する人たちの検査実施をました。その影響もあり、特定の区に患者発生があります。
新宿駅をはさんで、こっち側はコロナ発生が多い夜の街の帝王の地域、あっち側は永田町の妖怪ならぬ、新宿の帝王の主の街。東京都の新宿の帝王の街。来月、妖怪帝王は誰に決まるのかなぁ… やっぱり再選かなぁ。(あ、これはコロナには関係なかったですね)
5月25日以降の東京都市部の新型コロナ時患者発生数
主な都道府県の5月25日以降の患者数の状況です。
クラスター発生などで患者発生のケースもありますが、どの都道府県も患者数は減少しています。しかし、東京都の患者数は予想数よりも減少していないと思えます。都道府県をまたぐ移動解禁により、東京に出張にきて感染して地元に帰って発病したり、職場で感染したり、再び混みだした満員電車で感染などの事例が心配です。
また経済活動再開も急務なので、諸外国との入出国をどうするかも大きな課題でしょう。感染拡大が抑えられている国への出国、入国。 それ以降のフォローアップ体制など、拡大を防ぐ努力も必要でしょう。
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