長岡技術科学大学(新潟県長岡市)は、大規模システムの安全管理を担当する能力を証明する「システム安全エンジニア」の資格認定制度を創設すると発表した。こうした資格制度は米国、英国などではあるが、国内では初めてという。多岐にわたる知識、能力をもって工場や現場で活躍する安全技術者を養成するとともに、「安全」を学ぶ人間を増やし、社会的認知を高めることが期待される。
資格認定は、大学や研究機関、産業界の専門家ら6人の資格認定委員会(委員長=向殿政男・明治大教授)が行い、長岡技術科学大が事務作業などを行う。
同大では、JR福知山線の脱線事故や自動車のタイヤ脱落事故など、安全社会を揺るがす問題が起きたことを背景に、2006年から実務経験者対象の専門職大学院として「システム安全専攻」を設置している。
システム安全エンジニア資格認定試験の第1回は、同専攻修了者などを対象に、東京都内で3月6、7日に実施。来年度の第2回試験以降は、一定の実務経験などを条件に一般の受験者を受け付ける。
試験科目は「安全基礎工学」「国際規格」「リスクアセスメント」「安全マネジメント」など7科目と論文、面接。合格後も3年ごとに書類審査で更新が必要になる。
今後、初級レベルや上級レベルの資格認定試験の実施も計画している。国際的な相互認証への対応も視野に入れているという。
(2010年2月10日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/education/20100211-OYO8T00683.htm
資格認定は、大学や研究機関、産業界の専門家ら6人の資格認定委員会(委員長=向殿政男・明治大教授)が行い、長岡技術科学大が事務作業などを行う。
同大では、JR福知山線の脱線事故や自動車のタイヤ脱落事故など、安全社会を揺るがす問題が起きたことを背景に、2006年から実務経験者対象の専門職大学院として「システム安全専攻」を設置している。
システム安全エンジニア資格認定試験の第1回は、同専攻修了者などを対象に、東京都内で3月6、7日に実施。来年度の第2回試験以降は、一定の実務経験などを条件に一般の受験者を受け付ける。
試験科目は「安全基礎工学」「国際規格」「リスクアセスメント」「安全マネジメント」など7科目と論文、面接。合格後も3年ごとに書類審査で更新が必要になる。
今後、初級レベルや上級レベルの資格認定試験の実施も計画している。国際的な相互認証への対応も視野に入れているという。
(2010年2月10日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/education/20100211-OYO8T00683.htm
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