【北の大地への旅路 Part. 21(忘却のサチコ旅・山ガール編)】
Chris=クロネコ(以下C)「なんで怒ってんの?」
クマル=シロクマ(以下もクマル)「函館山登山道、本当に通れないかどうか実際に行ってみたわけよ そしたらやっぱ通行止め しかたがないからロープウェイの順番待ちに並んだから」
C「だからそういったじゃねえかよ」
クマル「クマルとしては初日の出みたいに、で待機してて、それでおいしい頃合いを見計らってできればいいかな的作戦だったのな で、あわよくば明日、日の出も見れればいいかなって それなのに、これじぁ、ムリぢゃん」
くまごろ=チャイロ系(以下チャ)「まだ外は明るいのに、すでにすごいヒトでしたね 展望台の窓ンところはすでに場所確保されていて入る隙間がありませんでした」
クマル「クマルが立ってる位置はロープウェイのロープが邪魔になって、ちょびっと景色的によくなっしぶる しかも外、さみー」
チャ「とりあえず反対側に行ってみよう、ってことで、2階の外に出てみたんだけど、ここで日が暮れるのを待つのは、いまのぼくには不可能に思えました だって、絶対麓より寒いんだもん」
クマル「つーことで、3Fにあるレストラン ジェノバに行ってみますた」
チャ「けれども、窓側の席はすでに満席 あたまがクラクラしてきました 東京出発の前日からほぼ眠れてないし」
クマル「とにかく外に出て日没~夜景はムリなので、ここででも飲んで、窓際で写真だけ撮れればいいやってことで、とりあえずチャイロ系ちゃんにを買いにいかせました」
チャ「で、ぼくがを買ってるあいだに、クマルさんが窓際の席確保したんだよね」
クマル「びっくらこいたわ え、暗くなる前に帰るの? って感じぇ? ソッコーで席確保したから」
クマル「窓際 しかもレストランで温かム」
クマル「窓の外の詳細はこんな感じぇ?」
クマル「徐々に灯りが点きはじめました」
クマル「ここまでくるのに、かなり時間がかかりました。外で見てるヒト、めっちゃめちゃ大変だと思う」
クマル「これでクマルの予定はすべてクリア さあ、チャイロ系ちゃん、あとは好きにするがよかろう 酒場ででもでも、どこにでも付き合ってさしあげるから って、あれあれ、チャイロ系ちゃんどうしたの?」
チャ「暖房きいてるのに、なんかめっさ寒いんだよ」
クマル「ほんじゃば、夜景も見たことだし、いったん下に降りるべかの」
C「おいおい、大丈夫か」
クマル「ところが てんで大丈夫じゃないから」
C「どうしたの?」
クマル「帰りのロープウェイ待ちが長蛇 2Fの外の展望台までヒトが並んでて、さみーの寒くねーのって、さみーよ しかも大陸系の旅行者がうぜーのうざくねーのって、ウゼーよ こいつらみんな大型バスでくるから、もはやここ日本じゃないから しかもマナーのわるさはニュースでも定評があるけど、マジ、イラってくる とくにスマホいじって背中押してくるバカども」
チャ「ぼくロープウェイに乗る前に倒れるかも」
クマル「気をたしかに、チャイロ系ちゃん ここで倒れられたら、クマル、このヒトたちといっしょに大型バスに乗せられちまうぞ」
C「なんでやねん」
結果からいうと、実際ロープウェイに乗ることができたのは、並んで約1時間経過したあとだった。むろんチャイロ系ちゃんの意識は朦朧としており、すし詰め状態のロープウェイの箱のなかでは虫の息であったという。はたしてチャイロ系ちゃんの運命は如何に? 次回、ついに狂った! チャイロ系暴走編をお楽しみに
つづく
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あいば くりす |
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