Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

クマンズとOZ安とよつばと!旅行 Part. 13

2021-04-26 09:24:35 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ




泊り客がいないからって、勝手に入るなよ



月桂冠? なんのこと?

昨日の引用、思い出してケロ
*金雀枝は、廊下に並べた空の一升瓶の数と共に小津映画の脚本づくりの里程標だったのである
この一升瓶というのが月桂冠で、飲み終わった瓶に番号ふって並べておいたらしいぞ

え、小津安二郎といえば、ダイヤ菊じゃなかったのかよ?

小津の旅(其の四)@Chris's monologue】←ダイヤ菊

それは『早春』以降のことです。つまりOZ安が蓼科に仕事場を変えてからのこと。茅ヶ崎ではもっぱら月桂冠だったんだって。ようは、あまり味のわからないヒトだったのかな。だって、信州なんてめっさめさうまいがあるじゃないですか

つかさ、当時の日本の首相よりも高給取りだったOZセンセー、そうとうなセレブのはずよね けど、食ってるものがかなり庶民的なのよね つか、味が濃ゆいものばっか好んで食ってるから





興味があるヒトは、これば読んでさしあげなさい



ちなみに、この小津好みのカレーすき焼きってのは、そうとうに濃ゆい食いもので、OZセンセーが考案したやつなんだけど、以下の引用でみな判断してみてケロ

*小津の味つけは、醤油と砂糖を気前良く入れた東京の下町風で、味が濃かった。砂糖は山盛りに入れるので甘ったるかった。
 酒を呑みながら箸でつつき、そろそろ「めし」という時、大さじでカレー粉を入れるのが“小津式”なのである。
 田中は「オイシイ」と感激し、お客たちは、先生手造りのご馳走を有難く頂くのだから「うまい」「うまい」と食べたが、カレー入り、砂糖大盛りのすき焼きは辛く、甘く、相当しつこい。皆、水を何杯もお代わりした。
 小津、自慢のカレーすき焼きについては、正直者の池辺良に「砂糖菓子のようなカレーすき焼きなんて食べられない」と、蓼科の雲呼荘でクレームをつけられ、小津コック長も「何で食べないんだ。こんなうまいものを」とプライドを傷つけられ、渋々以後つくるのをやめた、という後日譚もある。



ちなみに小津コック長の献立を列記すると、
豚鍋、豚ビール煮、豚バター焼き、鶏鍋、鶏スープ、ねぎま(葱鮪鍋)、あんこう鍋、湯豆腐、トンカツ、かきフライ(自分で揚げた)、メンチボール、ハンバーグ(ともに挽肉を買ってもらい手造り)、すき焼き、シチュー、天麩羅、かき雑炊、鮭茶漬、中華ソバ(麺だけ取り寄せ、つゆは手製)、鳥叩き。など

これら二番の部屋でつくってたなんて、信じられる? だから部屋にはなんでもそろってたんだって それが昨日の動画に登場したおゆうさんの魔法 物資の乏しかった戦後、たのめばマジ魔法でもかけたように、なんでもそろえたんだって これって、愛だから



なので、ぼくたちも旅館のご飯ではなく、自分流に食べることにしたんだよね



つか、予報では、今日一日中っていってたんだけどな、クマルたちが遊んでるあいだは、奇跡的にてたからな よつばちゃんの石拾いなんて、だったらチョーだったし だから、いま降られてもてんでだから



おい、今日はスルーするなよ

ああ、OZ安覗き疑惑の話? いいけど、別におもろくないよ 結論からいえば、OZセンセーが直接覗きをしてたんではなく、若い連中にけしかけて覗きをさせてたって話 なんでも向かいの離れに連れ込み客が入ったというんで、「おいおまえ、ちょっとのぞいてこい」、そういうのはOZ大センセー そりゃ断れませんよ、「それって犯罪です」などと ちなみに、当時松竹では、監督を先生と呼ぶことはなく、みな、さんづけで呼んでいたらしい 唯一先生と呼ばれるのはOZ安ただひとりだったんだって で、その大センセーのいいつけで、覗きにいくわけよ で、報告すると、「なんだそりゃ、そんな描写じゃ画にならん。もう一回覗きにいってこい」、てなことになるわけよ ようは、そうやって、若いひとたちを育てていたんだって話 そこで描写のトレーニングをさせて、よい脚本づくりができるように まあ、やってることは犯罪だけど、当時そんな遊び心でもって脚本家を育てたってとこは、美談かな って、ちっともおもろくなかったでしょ



つーことで、客もいないことだし宿の内部をチラリズム 写真上は会議室のようなとこで、下は別館のほう



ということで、OZ安ミュージアムへようこそ 写真は『早春』のロケ、茅ヶ崎館四代目館主が撮影したものです







ハイハイ、もうわかりました









ほんじゃば、もっかい風呂(24時間🙆)ば入って、ねんねしますかね



★令和元年神奈川県広報コンクール最優秀受賞★樹木希林さんが遺作で演じた~茅ヶ崎館の女将 森治子さん


ちなみにこの女将(樹木希林じゃないほう)の森治子さん、めっちゃいいひとでお話好き チェックインのとき、いろんなお話を聞かせていただきました





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