西海岸で初めて買った車ボロクソワーゲンです。
ボロクソ言うな!Volkswagenだ!(日本ではフォルクスワーゲンって言うの?)
今も貧乏だけど、このころはもっと貧乏でした。
だから高い車は買えなかったんです。
でも、これが基本なんです。
高級車を乗り回してる輩はドラッグディラーばかり。
だからフツー、BEVERYHILLS 90201みたいなことはありません(高校生が高級車ばかり乗ってるような地域)。
特にぼくの住んでいた近所では皆無です。
学生はワーゲンを買って、エンジンの基礎を学ぶものなんです。
壊れては直し、壊れてはまた直す。しまいにはエンジンそっくり取り替えたりね。
それに、なんか愛らしくていいでしょ。
日本ではビートル(カブトムシ)と呼ぶけど、こっちではバグ(bug=昆虫)と呼ばれています。
ナンバープレートをバンパーに取り付けていないところがお洒落でしょ。
ダッシュボードにナンバープレート置いとくな!
これでサーフボードなんか積んでたら、それこそサーフィンUSAです。
サーフィンUSA(2008/12/10)ビーチ・ボーイズ商品詳細を見る |
スピードはそんなでません。そんでもってエアコンもなければハンドルもパワステじゃありません。オマケにオートマでもないし……。
でも、ぼくはこの車が大好きでした。
この車で、
カリフォルニアのビーチを走るのが大好きでした。
写真は、
【google地図】←で詳細を見るはclick
この辺り↑↑↑です。
マイナーなところだけど、かなり好きなビーチです。
後ろに見えてる山(PALOS VERDES)には、お金がいっぱいあるヒトたちが住んでます。
しかし、このぼくの愛車、とんでもない事件に巻き込まれたんです。
家でお昼ねをしていたら、外でドッカンってもの凄い音がしたんです。
湾岸戦争があった時期だから、フセインが爆弾を落としたのかとびっくりっして、慌てて表に出てみました。
すると、なんとぼくの愛車が……
こんな無残な姿に。
ぶつけたのは後ろにいる黄色いトラック。
もちろん警察を呼びました。
けれど……
この黄色いトリさん、じゃなかった、黄色いトラックさん、ガバメントのお勤め車両。
詳しいことははぶくけど、この車にぶつけられると保険がおりません。そ、そんなー!?
(訴えようかと思って半年ぐらいすったもんだがあり、結局挫折)
ぼくの愛車は、買ってほんの数ヶ月で歯医者となってしまったのです。
廃車だ。オヤジギャグ止めろ!
あまりにも過酷で悲惨な話なので、
心温まるサービスショットをどうぞ。
次回カテゴリ【思い出のようなもの】では、「あいしゃPart. 2」の予定。
青い車の次は真っ赤な……
ポルシェか!?
つづく。。。