庚申塚にきたら、ここに来なければならない。
庚申酒場。
吉田類さんも紹介してます。
【吉田類の酒場放浪記#130庚申酒場】←リンク貼りました。
『居酒屋考現学』の橋本健二氏が「歴史遺産のような店」と喩えていましたが、正にそうで、50年以上の歴史はそこにいるだけでため息がでます。
ビールとホッピーがあれば、なにもいらない。
なにもいらないってことはないか。
なんか食べるものある?(メニューがありません)
え、誰きみ?
え、なになに、ここにきたらお新香をたのまなければならない。
おばあちゃんの漬けたお漬物。
これはうまい!
写真では見えないけど、なかに大根のお漬物も隠れてます。
いやぁ、まいった。これはかつて食べたお新香のなかでベスト3に入るかも。
そして冬場はなんといっても、おでん。
これがあったら、もうなにもいらない。
しかし落ち着くなぁ。なんだろ、この安心感。
この気持ち、どっかで味わったようなぁ……
あ、そっか、三ノ輪の“遠太”がまさにこんな感じだったんだ。
なんていうの、帰ってきたぁ的な安堵感。
あ、でも、おばあちゃんがひとりでやってるので、まちがっても集団で行ったりしないでね。
最後に、店の前を漫画化してみました。
白い部分は暖簾じゃないよ。店のなかの灯りです。
いくら古く見せようとしても(最近、わざとそうしている建物とかあるけど)、本物の古さは出せませんよね。
そういう意味で、ここはホンモノです。
映画のセットでは絶対につくれない、本物の居酒屋とはこうなのです。
カウンターひとつとっても、それがよーくわかります。
いいなぁ、ここ。
ぼくは大ファンになってしまいました。
ということで、本日の脳内JAZZはお休み。
ぼくの脳内的には、この店にはブルースが合うと思うんです。
てことで、
モダン・ブルース・ギターの父(1995/11/08)T・ボーン・ウォーカー商品詳細を見る |
こちらから、「ストーミー・マンデイ」を選んでみました。
【T-Bone Walker - Call It Stormy Monday】
They call it stormy Monday, but Tuesday's just as bad
They call it stormy Monday, but Tuesday's just as bad
Wednesday's worse, and Thursday's also sad
Yes the eagle flies on Friday, and Saturday I go out to play
Eagle flies on Friday, and Saturday I go out to play
Sunday I go to church, then I kneel down and pray
Lord have mercy, Lord have mercy on me
Lord have mercy, my heart's in misery
Crazy about my baby, yes, send her back to me
【くりす的全国名酒場紀行/庚申酒場】←詳細
居酒屋