今日は日差しが強くクソ暑いです。セミの大合唱です。本当に暑いとセミも泣かないので、夏本番はこれからでしょう。なんけ鮮魚店です。容器には大小のキジハタ、ヒラメ、イシダイが泳いでいます。対面販売には、オオモンハタ、キジハタ、サバ、アジ、カワハギが並んでいます。今日はオオモンハタ、メイチダイ、小さいアマダイを買ってみます。
・ラインナップ
マアジがよさそうでしたが、今では高級魚です。セトダイはメジャーではないので美味しい割には安いですね。別の棚には大きなイトヨリ等があります。
・オオモンハタ、メイチダイ、アマダイ、ベラ
オオモンハタ 30cm 371g 1130円、メイチダイ 25cm 209g 485円、アマダイ 160g 240円、キュウセンベラ 55g 0円 サービスでいただきました。計 税込み2003円です。アマダイとベラは鱗焼きにします。
【メイチダイのその後】土曜 夜
・メイチダイの握り 刺身
メイチダイは臭いギボシムシを食べるので、お腹を開けた時点で臭った場合は破棄をオススメします。カルキ臭やケミカル臭はギボシムシの臭さです。今回のメイチの胃袋は空っぽで身は無臭でした。身質はしっとりと柔らかでキメが細かく脂がのっています。品がある身質で柑橘と相性がバッチリです。臭くないメイチは超高級魚の味がします。ウマイです。
【アマダイ、ベラのその後】日曜 朝
・アマダイ、ベラの鱗焼き
小さいアマダイですが、身がちじんで厚みが出てサクッとほろっとしています。ベラの鱗は強力なのですが、鱗焼きにするとサクサクっとして身が上品です。瀬戸内の女王様ですね。
【アマダイ、ベラのその後】日曜 夜
・アマダイ、ベラの鱗焼き トマトリゾット
バエは今一つですが、とても美味しいです。鱗に熱が入ったらすぐ塩をふるだけです。サクサクの鱗にふわふわの身質です。アマダイよりベラの方が美味しいかも。キメが細かく舌の上で繊細に溶けていくようです。下敷きはトマトリゾットです。自家菜園のイタリアントマトでパッサータ ディ ポモドーロを作って濾した2番ダシを煮詰めて作ったリゾットです。トマトとパルミジャーノと自家菜園のバジルで鉄板です。
【オオモンハタ、メイチダイのその後】月曜 夜
・オオモンハタのロートロ 玉ねぎとネギとキュウリのソース
3枚に卸した身を交互に重ねて、お腹の薄い部分は尻尾を削いで厚みを平均的にしてタコ糸で結んで、フライパンで固めてオーブンでローストです。非常に美味しいです。しいて言うならローストより、皮目に油をガンガンかけてパリッパリにした方が美味しいでしょう。ロートロは今後も研究してみます。凄い美味しさです。
【オオモンハタ、メイチダイのその後】月曜 夜
・オオモンハタのロートロ アンチョビ ケッパー 醗酵バターソース フレンチタラゴンの香り
残りの半身のロートロです。アンチョビ ケッパーの醗酵バターソースにフレンチタラゴンの香りを加えました。小さいオオモンハタも左右を合わせたので身が厚くハタを食べた感があります。3500円ぐらいのコースでは絶対食べられないクオリティです。2500円は取れそうな内容です。めちゃくちゃ美味しいです。
【メイチダイのその後】木曜 夜
・メイチダイのポワレ 酒粕ソース
メイチダイを5日寝かせました。臭いは問題なしで、切れ端を食べてみると熟成されたねっとり感が出ています。でも、しっとり感やキメの細かさは寝かせる前と変わらないような気もします。メイチは鮮度のよい状態で刺身が一番うまいのかも。今回は焼きます。野菜ダシと酒粕で、風味と塩気に自家製黒オリーブパウダーと自家製タプナードパウダーを使いました。皮をパリッと焼いて、身は癖もなく舌の上で蕩けて行くようです。メイチの美味しさは半端じゃありません。お腹を割ってカルキ臭やケミカル臭がなければ最高の食材です。オオモンハタとメイチダイの兜とカマは安全のため破棄します。素人のやる事ですから3日以内に喰い切るのが鉄則です。オオモンハタ、メイチダイ、アマダイ、ベラいただきました。
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