漁港シリーズ3回目は、コクガンの時に少し登場した
オオバンです。
普段、沼でしか見た事がないオオバンでしたが、
海にもたくさんいるのに驚きました。
エリアによっては数羽~数十羽の大群も。
こちらはコクガンと一緒にいたオオバンたち。
黒いボディーにまっ白い嘴のユニークな水鳥。
オオバンは、ツル目クイナ科。
本州では留鳥、北海道では夏鳥、
四国、大分以南では冬鳥だそうです。
目の虹彩は赤く印象的ですね。
脚が意外に太くて、頑丈そう。
足の指は灰色と黒です。
海水を飲んでいるのかと思いましたが、
岩にくっついた海藻を食べていたと思われます。
オオバンは雑食性で、海藻や陸の草を食べますが、
時にはほかの鳥の卵やひな、昆虫や軟体動物を
食べる事があるようですよ。
何か上にありましたか?
こちら、コクガンをじっと見つめているように見えましたが・・・。
時折吹く強い風に羽が踊っていますね。
年に2~3回産卵するので、最初に生まれた子たちが
次の雛たちを育てるのに協力したりするそうです。
こんなに近い距離でオオバンを見る機会はそんなにないので、
とてもいい機会でした。
オオバンは沼にも川にも海にもたくさんいて、
増えている印象があります。
(赤い嘴のバンは県内ではむしろ減っている印象です。)
むつ湾から青森市内のビル群やブリッジを望む。
(三角形のビルは、観光物産館「アスパム」です。)
明日は、漁港で出会ったその他の海鳥たちです。
ここあでした。