POSHBOY-ジャンプ8号感想より引用
一瞬「Dr.ベガパンクは味方になるんじゃないか?」と思いましたが、ルフィ達とは真逆の存在でしょうから、それはないかとすぐに思い直しました。いや、だってねえ。海賊はロマンを追いかけているわけです。グランドラインを目指し、困難な道を越えていったわけですよね。その「越えた」と言う過程が重要である海賊達と、いわば(海賊達に言わせれば)ズルでグランドラインに到達する技術を開発した男。やはりルフィ達とは相反する者ですよね。それが良いか悪いかは別として。
ONEPIECEも進行遅い遅い、と言っている割には着実に話が進んでいるのだなあと思いますなあ。ルフィ達もこんなところまで来た。自分たちの時間で10年かけてね。その間、ルフィ達は海を越え、空を飛び、仲間と出会い別れ、そして戦ってきた。この10年、読者の方は読者の方で色々あったでしょう。10年あれば子供が大人になるのに充分の時間。その時間分、ルフィ達は航海をしてきたのです。もちろん漫画の中と現実とでは全然時間の流れは違いますけどね。しかし、そのすべてを短縮してしまう存在の一つがDr.ベガパンクのもたらす技術かもしれないと思うと、まあ、やっぱり少し寂しい物は感じてしまうかな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
素晴らしい感想ですね。
>海賊はロマンを追いかけているわけです。グランドラインを目指し、困難な道を越えていったわけですよね。その「越えた」と言う過程が重要である海賊達~
これと同じような言葉が、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド」の中でも語られていましたね。 東インド会社のベケット卿が象徴する「新しい波」の力に消し去られようとする海賊達に、「誇りを取り戻せ」と叫ぶエリザベス”海賊王”のシーンは、胸が熱くなりました。
あの誇り高い剣士であるゾロが、身代わりに自分の命を差し出した理由が「ルフィは海賊王になる男だ」と言い切ったのには、鳥肌が立ちました。だからルフィは殺させないと。
そこでゾロが死んじゃわないのが、WJのお約束でちょっと甘いなと思いますが(笑)それを言ったら、人造人間とかナニソレ?となっちゃいますからね(口からビームが出たのには、思わず”ナウシカの巨神兵じゃん!”と突っ込んでしまいました)無敵の呪文の「漫画だから」という事にしておきましょう。
近年感じている「体験から得た知識とネットで得た知識が、同じ代価を得る時代は、それが良いか悪いかは別として寂しいと感じてしまう」ことを、今回のお話にシンクロさせる大人WJ読者が一人。
一瞬「Dr.ベガパンクは味方になるんじゃないか?」と思いましたが、ルフィ達とは真逆の存在でしょうから、それはないかとすぐに思い直しました。いや、だってねえ。海賊はロマンを追いかけているわけです。グランドラインを目指し、困難な道を越えていったわけですよね。その「越えた」と言う過程が重要である海賊達と、いわば(海賊達に言わせれば)ズルでグランドラインに到達する技術を開発した男。やはりルフィ達とは相反する者ですよね。それが良いか悪いかは別として。
ONEPIECEも進行遅い遅い、と言っている割には着実に話が進んでいるのだなあと思いますなあ。ルフィ達もこんなところまで来た。自分たちの時間で10年かけてね。その間、ルフィ達は海を越え、空を飛び、仲間と出会い別れ、そして戦ってきた。この10年、読者の方は読者の方で色々あったでしょう。10年あれば子供が大人になるのに充分の時間。その時間分、ルフィ達は航海をしてきたのです。もちろん漫画の中と現実とでは全然時間の流れは違いますけどね。しかし、そのすべてを短縮してしまう存在の一つがDr.ベガパンクのもたらす技術かもしれないと思うと、まあ、やっぱり少し寂しい物は感じてしまうかな。
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素晴らしい感想ですね。
>海賊はロマンを追いかけているわけです。グランドラインを目指し、困難な道を越えていったわけですよね。その「越えた」と言う過程が重要である海賊達~
これと同じような言葉が、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド」の中でも語られていましたね。 東インド会社のベケット卿が象徴する「新しい波」の力に消し去られようとする海賊達に、「誇りを取り戻せ」と叫ぶエリザベス”海賊王”のシーンは、胸が熱くなりました。
あの誇り高い剣士であるゾロが、身代わりに自分の命を差し出した理由が「ルフィは海賊王になる男だ」と言い切ったのには、鳥肌が立ちました。だからルフィは殺させないと。
そこでゾロが死んじゃわないのが、WJのお約束でちょっと甘いなと思いますが(笑)それを言ったら、人造人間とかナニソレ?となっちゃいますからね(口からビームが出たのには、思わず”ナウシカの巨神兵じゃん!”と突っ込んでしまいました)無敵の呪文の「漫画だから」という事にしておきましょう。
近年感じている「体験から得た知識とネットで得た知識が、同じ代価を得る時代は、それが良いか悪いかは別として寂しいと感じてしまう」ことを、今回のお話にシンクロさせる大人WJ読者が一人。
映画版「X-ファイル」の続編に新たな出演者決定 - シネマトゥデイ | 映画の情報を毎日更新
記事より引用
歌手のイグジビットと映画『シリアナ』のアマンダ・ピートと映画『ラスト サムライ』のビリー・コノリーの3人が同作への出演を決めたそうだ。イグジビットとピートがふんするのは、デヴィッド・ドゥカヴニー演じるフォックス・モルダー捜査官とジリアン・アンダーソン演じるダナ・スカリー捜査官の同僚FBI捜査官で、続編は1話完結型(スタンドアローン)のストーリーで、1998年の映画『X-ファイル ザ・ムービー』と継続したストーリーではないそうだ。
脚本はシリーズでエグゼクティブ・プロデューサーを務めたクリス・カーターとフランク・スポットニッツが手掛け、カーターがメガホンを取る。撮影は今月からバンクーバーで行われ、来年7月のアメリカ公開を予定している。
>narinari.com http://www.narinari.com/Nd/2008018672.html
同じく「X-ファイル・続編」の記事より引用
そして、米国での公開は今年7月25日と発表済みなりが、日本での公開時期が「今秋」になることが新たに明らかになったなりね。
ドラマ版が終了してから6年、映画第1弾から10年が経過し、時代や、当時のファンの嗜好も変化してきているだけに、どのような変化を見せてくれるのかは気になるところなりが、USA TODAYによると、シリーズの根幹となっていた「地球には宇宙人が存在する」「政府は宇宙人の存在を隠している」という大前提は、映画第2弾ではあまり重視しない方針なのだとか。
あくまでも単独の映画作品として、過去に「Xファイル」を観ていない人でも楽しめる内容に仕上げる方針なりね。
旧来のファンにしてみれば賛否はあると思うなりが、今の時代にマッチした新しい「Xファイル」を創り上げて行こうという、製作陣の挑戦がどのように表現されるのか、楽しみなところなり。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あー、確かに「映画の続き」は作りづらいだろうなぁと思ってました。コレだけ間が開いてしまっていては、初めて観るお客さんの割合も多いでしょうしね。とにかく、途中で座礁せずに完成して~と祈るばかりです。
記事より引用
歌手のイグジビットと映画『シリアナ』のアマンダ・ピートと映画『ラスト サムライ』のビリー・コノリーの3人が同作への出演を決めたそうだ。イグジビットとピートがふんするのは、デヴィッド・ドゥカヴニー演じるフォックス・モルダー捜査官とジリアン・アンダーソン演じるダナ・スカリー捜査官の同僚FBI捜査官で、続編は1話完結型(スタンドアローン)のストーリーで、1998年の映画『X-ファイル ザ・ムービー』と継続したストーリーではないそうだ。
脚本はシリーズでエグゼクティブ・プロデューサーを務めたクリス・カーターとフランク・スポットニッツが手掛け、カーターがメガホンを取る。撮影は今月からバンクーバーで行われ、来年7月のアメリカ公開を予定している。
>narinari.com http://www.narinari.com/Nd/2008018672.html
同じく「X-ファイル・続編」の記事より引用
そして、米国での公開は今年7月25日と発表済みなりが、日本での公開時期が「今秋」になることが新たに明らかになったなりね。
ドラマ版が終了してから6年、映画第1弾から10年が経過し、時代や、当時のファンの嗜好も変化してきているだけに、どのような変化を見せてくれるのかは気になるところなりが、USA TODAYによると、シリーズの根幹となっていた「地球には宇宙人が存在する」「政府は宇宙人の存在を隠している」という大前提は、映画第2弾ではあまり重視しない方針なのだとか。
あくまでも単独の映画作品として、過去に「Xファイル」を観ていない人でも楽しめる内容に仕上げる方針なりね。
旧来のファンにしてみれば賛否はあると思うなりが、今の時代にマッチした新しい「Xファイル」を創り上げて行こうという、製作陣の挑戦がどのように表現されるのか、楽しみなところなり。
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あー、確かに「映画の続き」は作りづらいだろうなぁと思ってました。コレだけ間が開いてしまっていては、初めて観るお客さんの割合も多いでしょうしね。とにかく、途中で座礁せずに完成して~と祈るばかりです。
全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 本屋大賞より引用
『赤朽葉家の伝説』桜庭一樹(東京創元社)
『悪人』 吉田修一(朝日新聞社)
『有頂天家族』 森見登美彦(幻冬舎)
『映画篇』 金城一紀(集英社)
『カシオペアの丘で』 重松清(講談社)
『ゴールデンスランバー』 伊坂幸太郎(新潮社)
『サクリファイス』 近藤史恵(新潮社)
『鹿男あをによし』 万城目学(幻冬舎)
『八日目の蝉』 角田光代(中央公論新社)
『私の男』 桜庭一樹(文藝春秋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
直木賞候補作と同じく、さっぱり読んでない作品ばっかり~(泣)
桜庭さんは二作入ってますが、「私の男」は直木賞とのW受賞はあるかなぁ?相変わらず未読なので、私の内では「赤朽葉」が俄然一番最有力候補作です。
あとは、万城目さんの「鹿男」も直木賞候補だった作品ですよね。新作「ホルモー六景」は面白かった!「鴨川ホルモー」を未読なのに読んじゃったんですが、時空を超えた文通のお話「おたま」と、実在の作家を取り込んだ「凡ちゃん」には泣かされました~。お話*1によるとあとづけのスピンオフ作品なんだそうですが、独立した作品として充分に面白かったです。未読の「鹿男」はどうなんでしょう?
*1 お話→「作家の読書道>第74回万城目学さん」 http://www.webdokusho.com/rensai/sakka/michi74.html
伊坂さんの「ゴールデンスランバー」は、図書館に予約を入れたんですが、まだ回って来な~い!(じたばた)人気作家さんだけになかなか読めないです。そういえば、「週間モーニング」に連載中の小説「モダンタイムス」に、作家の「井坂幸太郎」さんが登場してましたよ!しかも立ち読みした7号は、殺されちゃったっぽいラストで続くになってしまった~(汗)自分の作品の登場人物を、絶妙に関連させるのがお好きな方ですから、これまた遊んでますね。
リンク先に飛んで、過去の大賞&ノミネート作品を見て思ったんですが、全てが文学として筆致が素晴らしいとか構成が巧みだ、というお話ばかりでは無いです(あくまで個人的見解)勢いで読ませるお話だったり、とにかく魅力的なキャラクターに圧倒されたり、不条理なんだけど面白いお話だったりと、やはり一般読者の正直な反応「これが面白い本だ」という想いが、反映されているん賞じゃないかなぁと思います。
第一次選考で、349書店426人の投票にすぎませんから、まだまだ先は読めないです。大賞の発表は4月8日だそうですから、結果を楽しみに待ちましょう。
『赤朽葉家の伝説』桜庭一樹(東京創元社)
『悪人』 吉田修一(朝日新聞社)
『有頂天家族』 森見登美彦(幻冬舎)
『映画篇』 金城一紀(集英社)
『カシオペアの丘で』 重松清(講談社)
『ゴールデンスランバー』 伊坂幸太郎(新潮社)
『サクリファイス』 近藤史恵(新潮社)
『鹿男あをによし』 万城目学(幻冬舎)
『八日目の蝉』 角田光代(中央公論新社)
『私の男』 桜庭一樹(文藝春秋)
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直木賞候補作と同じく、さっぱり読んでない作品ばっかり~(泣)
桜庭さんは二作入ってますが、「私の男」は直木賞とのW受賞はあるかなぁ?相変わらず未読なので、私の内では「赤朽葉」が俄然一番最有力候補作です。
あとは、万城目さんの「鹿男」も直木賞候補だった作品ですよね。新作「ホルモー六景」は面白かった!「鴨川ホルモー」を未読なのに読んじゃったんですが、時空を超えた文通のお話「おたま」と、実在の作家を取り込んだ「凡ちゃん」には泣かされました~。お話*1によるとあとづけのスピンオフ作品なんだそうですが、独立した作品として充分に面白かったです。未読の「鹿男」はどうなんでしょう?
*1 お話→「作家の読書道>第74回万城目学さん」 http://www.webdokusho.com/rensai/sakka/michi74.html
伊坂さんの「ゴールデンスランバー」は、図書館に予約を入れたんですが、まだ回って来な~い!(じたばた)人気作家さんだけになかなか読めないです。そういえば、「週間モーニング」に連載中の小説「モダンタイムス」に、作家の「井坂幸太郎」さんが登場してましたよ!しかも立ち読みした7号は、殺されちゃったっぽいラストで続くになってしまった~(汗)自分の作品の登場人物を、絶妙に関連させるのがお好きな方ですから、これまた遊んでますね。
リンク先に飛んで、過去の大賞&ノミネート作品を見て思ったんですが、全てが文学として筆致が素晴らしいとか構成が巧みだ、というお話ばかりでは無いです(あくまで個人的見解)勢いで読ませるお話だったり、とにかく魅力的なキャラクターに圧倒されたり、不条理なんだけど面白いお話だったりと、やはり一般読者の正直な反応「これが面白い本だ」という想いが、反映されているん賞じゃないかなぁと思います。
第一次選考で、349書店426人の投票にすぎませんから、まだまだ先は読めないです。大賞の発表は4月8日だそうですから、結果を楽しみに待ちましょう。