ペンタさんが書かれた、三浦しをんさんの『風が強く吹いている』の、読後感想を拝見していて、ハッ!と気がついた事がありました。
私って、物語の「あらすじ」が書けないんですよ。
拙宅で、私の本の感想(というより語り)をお読みになって頂くと判るんですが、ほぼ「あらすじ」は書いてありません。今までまったく意識していなかったんですが、私は”内容をまとめる国語能力”が低いんですわ・・・「ここが面白かった」というのを書くぶんには良いんですが、”内容を知らない人に上手く伝える=国語のコミュニケーション能力”が低いんですよね。う~ん、単に脳みその問題ですけど、なんだか思い当たる過去が少々あって、考えさせられました。
ところが、ペンタさんの書かれた「あらすじ」を拝見すると、これがまたすっごく判りやすいんです。
★「主婦ゲーマーのゲーム日記」より引用
万引きは犯罪だああ。と、突っ込みを入れたくなりますが、訳あって高校時代に陸上部を止めた走(かける)(万引き逃走中)が、自転車に乗って追いかけてきた、故障により陸上を止めた清瀬に声をかけられるところから物語が始まります。
諸々の事情を知った清瀬(偶然にも同じ大学の先輩)がぼろいアパート竹青荘を紹介してくれますが、それには裏がありました。そう、清瀬には箱根駅伝に出たいという野望があったのです。竹青荘の全住人10人で、箱根を目指す、青春物語です。
こういうもののラストは予想通りなんですけどね、やっぱり感動してしまうのです。
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ほおおおお、巧いな~!と唸りました。『風が~』の中身がばっちり伝わってきますよね?しかも、このお話を読んでみたいと思われませんか?
ちなみに、これ
三浦しをん 風が強く吹いている - What A Wonderful Worldが、私の感想(語り)です。
拙宅は、私の言いたい事を書く場としているので、うん、おいで下さった皆さんへは、基本として不親切な文章ばかりだと思います(遠い目)まぁ、ちゃんとした本の感想を読まれたい方は、それ専門のブログや文章修練の為に書いておられるブログを選ばれて読まれているでしょうから、改めませんが。
それにしても、人と成り(というか頭脳明晰)って文章に表れるよなぁと、しみじみ思いました。「ネカマ」みたいに、まったく違う人物になりきってブログを書いている人も沢山居るんじゃないかと思いますが(確かに、それはそれで面白いだろうと思います)拙宅は、普段の私自身同様”そのまんま”なんで(笑)どうぞ、これからも、そのへんをご理解のうえお付き合い下さい。