What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

今年も、ありがとうございました。

2009年12月29日 15時04分39秒 | 日常
 今年はうちのおばあさんが亡くなって、お正月さんが出来ないんですが、これがまためっちゃ楽なんですわ~(笑)

喪中欠礼のはがきを書いて、手抜き大掃除をして(おじいさんが神棚も仏壇も掃除しない事にした為、私もそれにならいました)おせちの用意やお客さんを迎える準備もせず、これで終わり。来年、喪が明けたら凄い反動が来そうです(苦笑)

なにせ、生まれてこのかた42年間、ず~っとお正月さんを毎年やってきましたから、これはもう千載一遇の機会に違いない!と決意しまして、念願を叶える事にしました。


今年は年越し&年明けをホテルで過ごすのだーーーー!ブラボーーー!!


来年は長男の大学受験がありますし、もしかしたら、何度かお正月さんをしない年も迎えなくちゃならないとは思うんですが、まァとにかく一度はやってみたかったんですよ(笑)なので、あれこれ貯めたお金をつぎ込んでみる事にしました。


という訳で、拙宅の更新はしばしお休みとなります。たぶん復帰は「箱根駅伝の感想」でしょう(真顔)


今年も、沢山の喜びをありがとうございました。来年も、どうぞよろしくお願い致します。
コメント (7)
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伊坂幸太郎 『あるキング』 ほか

2009年12月29日 14時50分10秒 | 図書館で借りた本
○伊坂 幸太郎 
『あるキング』(徳間書店)
 ネットの書評で賛否両論になっていて、読むのが愉しみだったんですが、実際読んでみたら、なるほどこれは評価が分かれる作品だなと思いました。

私はスポーツ観戦が大好きなので、「もしかしたら・・」という想いが叶う瞬間があるのを知っています。「人が望んだとうりの結果」「奇跡」「ありえない事を可能にできる」人間が居るとしたら、周囲はその人に何を見るでしょう?その人は何を想うのでしょう?そんな、もしもの世界を「野球の天才打者」を主人公にして書かれたお話なのですが、「物語」を読んだー!と私は満足しました。

主人公や両親の前に、たびたび表れる重苦しい予兆、翻弄される周囲の人々、遂に”その日”が来た時の震えがくるようなカタルシス。伊坂さんの、ストーリーテラーとしての才能を感じれる作品でした。私は、野球ができればそれでいい」という揺ぎ無い芯があって、故にそれ以外の出来事にいっさい振り回されない、主人公の王求(おうく)の淡々とした語り口が好きです。

自分ならどう感じるだろうという、感性を試してみたい方、ぜひ一度読んでみて下さい。

ちなみに、「”弱小”仙醍キングス」とか「地元では名の知れた会社の、ぼんぼんな三代目」とか、仙台市民がぐぐっとなる味付けがしてあるのが更に楽しかったです。


『SOSの猿』(中央公論新社)
 
 面白かったです。空中に漂う、沢山のもやもやとした思考や憎悪や哀れみや共感とかの類を、よくもまァひとつひとつ文章にしたな~と思いました。前作の『あるキング』も、カルトっぽい描写が入りましたが、小説の味付けの材料として使うのを試しているのかしら?非現実世界に行きそうなのを引き戻しつつ、ぐらぐらする境界線に立っている日常を意識する愉しみというのかしら?私は好きですよ。

この作品と同じモチーフで競作」となっているのが、漫画家の五十嵐大介さんが2010年2月発行予定の描き下ろし漫画『SARU』です。この作品の冒頭部分が少しだけ読めるので、興味のある方はご覧になって見て下さい。私は好いと思いました~♪全作読めるのが楽しみです。

★「IKKI COMIX 試し読み」( http://www.ikki-para.com/tameshi/saru/index.html )

○古川日出男
『アラビアの夜の種族』(角川書店)

 2002年の第55回日本推理作家協会賞受賞作で、ながらく読みたかった一冊だたんですが・・・疲れた(苦笑)なんというか、海外の長編ファンタジーを読んだ後の感じですよ。「いかにも物語を読んだぞー!」という満足感は文句なしなんですが、くらくらする。それこそが、作者の古川さんの狙いかもしれないです。

○東川篤哉 
『ここに死体を捨てないでください!』(光文社)

 二時間サスペンスドラマを観た感じ(笑)合間に書かれる、主人公の女性が事件に巻き込まれる原因を作った妹が、仙台観光を堪能している様子に笑ってしまった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*以下一部抜粋

「じゃあ楽天は?駄目だよ、春佳。宮城県営球場で、ノムさんとマー君を見なきゃ、仙台にいった意味がないよ」
「だけどあたし、仙台に観光にきたわけじゃないんだよ。それから、お姉ちゃん、判っていると思うけど、いまはもう宮城県営球場っていわないんだよ。いまはー」
「知ってるよ、フルキャスト・スタジアムでしょ」
「違うよ、クリネックス・スタジアムだよ」
「どーだっていいわよ、そんなこと!」

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2009年8月25日発行の書下ろしだから、ノムさんがまだ監督なのね~(涙)まぁ、こんな感じで作者の東川さんが仙台&楽天に好意的だったのから判るように(酷)人が死ぬし天変地異が起きる割には、始終お気楽感の漂うミステリーとなっています。
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座右の銘メーカー

2009年12月29日 10時36分51秒 | 日常
座右の銘メーカー

★「ふりだしに戻れない 人生は 双六とは違うんだ」

 カッコイイ~~!これまた、ずいぶんと奥深い言葉がでてきましたね(感心)でも、私はふりだしになんか戻りたくないから。



でも、こういう短い言葉が、繰り返し思い出されて自分のチカラになる時ってありますよね。先日読んだ「まなめはうす」という大手ニュースサイト様のTOPにあった言葉が、いま心にすっごく残ってます。

「前にも後ろにも進めないんだから、’ここ’で踏ん張るしかないだろ?」


そうだろ?








ちなみに、リボーンキャラの名前を入れてみたら。

・六道骸 「人生は 勝つまで負けても 良い戦いだ」
・雲雀恭弥 「ロングキス グッドナイト」
・沢田綱吉 「甘い物は 食べすぎない ほうがいい」

ほほぅ、雲雀さんの一人勝ちですな(笑)



さらに、宇宙戦艦の艦長の名前を入れたみましたら。

・古代進 「やるき 元気 いわき」

しくしくしく、古代君がおっさん化しとる~(涙)確かに新しいアニメ映画版では、おっさんになってるけど・・・実写版のキムタクの方はどうかな(遠い目)お正月から、大金かけて宣伝するってニュースになってましたけど、どうなるかなぁ。
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