知る人ぞ知る王子稲荷。王子駅から徒歩で10分足らずの場所にもかかわらず、閑けさが広がっていていいなぁ、と思いました。あじさいがそろそろと咲き始めていて、参拝者より見物者の方が多い感じ。
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なして王子稲荷か、といわれたら、単に「しゃばけ」シリーズに出てきているから、その2。狛犬の愚痴がいいなぁ、なんて思いながら読み返しつつ、実際にこの神社ってあるよね、ということで覗いてみました。
作中では、神前の位置をどちらが取るかで狛犬と狐でもめてしまい、事態の収拾にでた神様の一言に狛犬がさらに傷ついてしまいます。すったもんだありつつ狛犬が狐の元締めである王子稲荷に乗り込む。というお話。そんな話しを思い返しつつ散策しているうちに見つけたのがこのシチュエーション。
本殿寄りの方に、狛犬がいるように見えるんですが、入り口側は狐。うむ、お話と状況が逆だ。ってか、お話ではここのことじゃなかったよね、だからいいのか。作家さんも、こういう状況からお話を作り出したのかなーなんて考えつつ。話しを膨らませるためのインスピレーションを得るのって、作家さんって大変ですよね。
ただ、ここって神社だけどお寺のような雰囲気もたくさんあるんだよね。拝殿の中に入ったら(参拝客がいなければ入って見物しても良いとのことだったので。)天井に絵が描いてあるし。神社の奥の方にもいろいろとあって、意外と楽しめました。咲き始めたあじさいも綺麗だし。気になる人は覗いてみてはいかがでしょうか。ただ、あじさいは王子より南側の飛鳥山公園がいいかもね。