野鳥、旅、nature、
 ♪ 雲よ風よ空よお前たちは知ってるかい、触れ
 合う心に夢溢れくる、ほのぼのとした喜びを…。

 禁:無断転載




都内杉並区を流れる善福寺川には石垣風で仕上げた土手がまだ部分的に見られる。
この土手の隅にみどり鮮やかな”コケ”が石垣の”目地”の僅かな隙間に所々しがみついている。
”目地”に残る僅かな土らしきものには水分もなく”からから”、このような場所でよく生きられるものか、
と感嘆した。
手にふれると”ふわふわ”として厚い絨毯を触っている感触。他に、散歩する人で目を向ける者はなさそう。
昨年、手の平位の面積を少々いただき庭の山野草コーナーに移植した。
時々水をかける位であるが元気よく繁茂した。 それから一年経ったきょう、いつものように散水していると
小さな黄色い花が顔出しているのが目についた。 これは何か、とよく観察したらこの”コケ”が花を付けている。 
全く予想もしなかった出来事であった。
早速ネットで検索したら、これはコケではなく○○マンネングサという多年草であった。
ベンケイソウ科キリンソウ属(マンネングサ属)で似たようなものが数種類ある。
その中で葉の形からメキシコマンネングサというのが合致した。
どこかにあったこの草の端切れが鳥に運ばれたのか、増水した流れに乗り土手の壁に着いたのだろう。 

<撮影2013.6.6>






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