きょう、カワセミを待つ間に「春告鳥」との出会いがありました。立春とは言え、旬の兆しはまだ春寒(はるさむ)、
ウグイスはあっと言う間に薮の中に消えてしまった。
<撮影2015.2.15>
春告鳥はウグイス。
カワセミは柔らかい日陰で青が映える。ギリシャ神話や「古事記」にもカワセミが登場する。奈良時代にカワセミは「翠鳥(そにどり)」
と呼ばれていたそうだ。 「…青き御衣(みけし)を まつぶさに 取り装ひ 沖つ鳥 …」。「翠鳥」は青にかかる枕詞となった。
古代の人たちは肉眼でどのように見えたのであろうか、飛翔した時の細部は肉眼では捉える事が難しいが、今ではデジカメではっきりと
見る事ができるようになった。
尾羽の色彩と形が美しい。
陽の当たり具合で別物のように色相が変化してしまう。 カワセミの持つ構造色の特徴である。
砲弾みたいだ。
以下は上記と異なるステージの3コマです。
大きな獲物をゲットし、薮をめがけて一直線。
煩雑な背景の中であったが、木漏れ日を受けて、うまく眼に光が入った。
因みに、SSは日陰に入り1/320秒。
「よいしょっ…と」、「さぁ、ここらでゆっくりと食べよう」。