その二をアップしました。
時々陽が入る薄曇りの穏やかな日和であった。この時期、山里の小径を新しい発見を期待してぶらぶらと歩くのは実に
楽しいものです。坂道をゆっくりと上って、下って、蕗が沢山出来ている畑で夫妻らしい老齢の方が作業をしていた。
声をかけたら、親しみを持って応じてくれました。
こちらも家内と二人づれ、野菜作りの好きな家内は話に引き込まれてなかなか終わりそうにない。
そのうちに近くでキジがけたたましく鳴き出した。私はこっちの方が気になり鳴く方に足を運んで双眼鏡で遠望していたら、
傍らの薮の中から急に飛び出したものがある。キジであった。カメラを構える暇もなく遠方の樹林に消えてしまった。
畑に戻ると、「好きなだけ蕗を持っていけばいい」という。「鎌を使いなさい」、と言ってくれた。
いったん宿の戻り、午後に頂戴する事にした。出来るだけ柔らかそうな茎と葉を選び、慣れない鎌を使ってカットして持ち帰った。
食する人は少ないのか、足元には捨てられたものがあちこちで横たわっている。実にもったいない風景である…。
今の世代の人は蕗など食料の対象にしないのであろうか。歯ごたえのある煮物は繊維質豊富でおかずにすると食は進む。
<撮影2016.5/14~16>(その二)
これは何か…。植物辞典で調べたが…?である。
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この花も似たようなものが沢山あるが特定できなかつた。
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