コルクの葡萄畑

日々面倒を見ているブドウ畑と愛犬のダックスフント『コルク』の成長と活動の記録

今年も産まれました。

2019-02-28 21:50:11 | ブドウ畑の羊たち
暖かい冬のおかげか、我が家の羊たちもすくすくと大きくなりました。なかでもお腹が左右に大きく膨れた羊は今にもはちきれそう。
そんなある日、餌やりに向かうと羊小屋から甲高い鳴き声が聞こえてきました。
そこにはあのお腹の膨れた羊の両脇を固めるように寄り添う子羊の姿が。
なんと双子!
それはお腹も大きくなるだろうよ、大変だったろう出産を労うために、多めの餌をあげました。



↓こちらは黒羊のお母さん。父親が白いためか色はなかなか遺伝しません。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

放牧始めました。

2016-06-26 16:07:18 | ブドウ畑の羊たち


ようやく「肩」に羊たちを放牧しました。
伸びに伸びた草を勢いよくむしり取り、もぐもぐと咀嚼しています。
採れたても採れたて。
野生に生きる動物たちは人間など足元にも及ばないほどの美食家なのではないかと
こういう風景を見るたびに思います。

↓いろんな木も伸びてきて、畑なのかパッと見よくわからなくなってきました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕暮れの中の羊たち

2013-12-06 19:20:46 | ブドウ畑の羊たち
12月に入りますます冬の気配は強く、夕暮れの訪れは早くなってきました。

剪定中の「狸沢」では羊たちの放牧中。
夕暮れが迫り、薄暗くなってもモグモグと草を頬張ることをやめません。

もうすぐ雪が足元を覆うころが近づいています。
羊たちは寒くなることよりも餌が変化することのほうに季節を感じるのではないだろうか。
青々しい草たちに別れを告げ、干し草の季節が到来しようとしています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羊たちのお引越し

2013-11-17 13:38:21 | ブドウ畑の羊たち
かなり早い初雪&大雪のあと、晴れ間を選んで「肩」にいた羊たち6頭の引っ越しを行いました。
引っ越し先は「狸沢」。

春先からずっといた「肩」は標高が高い分だけ冬の到来が早く、草も少なくなっていたのですが、
「狸沢」は青々とした葉がまだまだ沢山茂っていて、食べごたえがありそう。

到着してすぐ、少しばかりの残雪がある中、嬉しそうに草を頬張っていました。

↓現在「狸沢」の剪定中。あとをついてくるのは可愛いけれども、いちいち物音に反応してビクッとするので少々めんどくさい。


↓置賜地方では食用の菊の栽培が盛ん。そのおこぼれを頂く。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発酵の合間に

2013-11-01 17:13:31 | ブドウ畑の羊たち
ワインの仕込みはただ今真っ最中。
カベルネソーヴィニヨンもタンクの中に納まり、残すは甲州のみ。

そんなワインの仕込みの合間を見て、羊たちの冬場の食糧となるサイレージの調整をしました。
採草地から刈り取ったヨモギや牧草、クローバーなどの草をチッパーで細かく裁断し、
ワインのプレス後の搾り粕と混ぜ合わせて容器内で発酵させます。

ブドウを発酵させた残りをまた草とともに発酵させて、
それらを羊たちがおなかの中でまた発酵させる。
そして出てきたフンをまた発酵させて堆肥とし、畑に戻す。
こうして考えると発酵尽くしの一年を過ごしているのだなぁ。


           ↓搾り粕と草の混合物。乳酸菌の働きによっていわば羊用の漬物ができます。
            ビタミンたっぷりで嗜好性も良い、羊たちに人気の冬限定の餌になります。
           


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前途多難

2012-05-26 09:26:48 | ブドウ畑の羊たち
温かくなってきたこともあって、我が家の羊たちも毛刈りのシーズン到来。

中古の羊用バリカンを使用して、素早く毛刈りを終わらせる…はずだったのですが。
毛刈りを始めて1分もしないうちに故障してしまい、バリカンによる毛刈りは断念。
急遽ハサミを使って毛刈りを行ったのですが、これまた切れ味が急激に悪くなり、
これ以上は無理と判断。

結果、半分だけ毛刈りされた羊が1頭出来上がり。
かなり変な見た目になってしまったのですが、しれっとした顔で草を食べています。
羊の毛の厚みがすごく良くわかります。

次の日しっかり全身を刈り上げました。
道具のメンテナンスをもっとしっかりしようと思った出来事でした。



                    ↓刈った毛の使用例 ブドウの株元に敷き詰めて雑草抑制…できたらいいなぁ。お尻回りの使い道の無い部分を使用。
                    

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羊小屋へお引越し

2011-12-20 16:19:10 | ブドウ畑の羊たち
先週から厳しい寒さに見舞われた赤湯。
ブドウ畑にも白い雪が降り積もり、羊達が食べる草がなくなってしまいました。

そこでとうとう「狸沢」に放たれていた羊達を、冷たい風の当たらない羊小屋へ引越させることにしました。

一頭ずつ捕まえて車に乗せる必要があるのですが、
ラグビー選手以上のフットワークと突破力を持ちながら、ノミの心臓の持ち主でもあるこの羊達、
いつもは寄って来るくせに、捕獲しようとする気配を察知し脱兎のごとく逃げ回る…

餌で釣ったり、牧羊犬よろしく囲いのなかに追い込んだり、あの手この手で捕まえて何とか引越し終了。

次にこの追いかけっこが開催されるのは、春の毛刈りのとき。
それまではのんびり羊小屋のなかで過ごしていて欲しいものです。


                  ↓草が生い茂っていた頃の風景。
                  




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新たな戦場

2011-07-15 13:19:18 | ブドウ畑の羊たち
「肩」のブドウ棚の下に放牧されていた羊達。
去年購入した耕作放棄地に放牧することになりました。

傾斜がきつく、クズに覆われた場所に新入り2頭を含め計6頭を投入。
厳しい暑さの中、新たな戦場で頑張って欲しいところ。

当の本人達はいたって変わりなく、美味しそうに草を食み続けていました。

                    ↓道無き道を切り開くならぬ食べ開いていく羊達。
                    

                    ↓新しい住居は使わなくなった500ℓ樽。キハダの大木の下で涼しさも確保                        


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新しい仲間

2011-06-16 13:23:53 | ブドウ畑の羊たち
今年も子羊が2頭、新しく鳥上坂の仲間入り。

手前の小さな新入りたちに、先輩羊達が興味しんしんで近づき
臭いをかいだりしています。

去年の春、同じ立場だった羊も去年やられたことを
新入りにおこなっています。

来年の春にはこの子達も周りの羊と同じくらいに大きくなっていることでしょう。



                  ↓ヨモギに顔を突っ込み食事中の子羊。
                  

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鏡開き

2011-01-08 16:47:37 | ブドウ畑の羊たち
去年取れた飼料用カボチャを、鏡開きには少し早いけれども割ってみました。
皮は普通のカボチャよりも柔らかく、簡単にナタが入ります。
中身は空洞。これで中身が詰まっていたらとても抱えて運べないだろうなぁ。

約5日間ほどかけて羊達に与える予定。

鉄かぶとという緑色の堅いカボチャを毎日一つ与えていたから、
この飼料カボチャを美味しく食べてくれるだろうか。

毎日同じものを食べさせるのも味気ないので、
たまには変わったメニューを食べさせたくなる今日この頃です。

                  

                   ↓鏡開き後。約40kgくらいの大きなカボチャ。羊達にとって冬の貴重なビタミン源。
                   

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする