コルクの葡萄畑

日々面倒を見ているブドウ畑と愛犬のダックスフント『コルク』の成長と活動の記録

新顔登場

2009-06-22 14:53:01 | ブドウ畑の羊たち
我が家の羊に新入りが一頭加わりました。

6月初めにやってきた雑種の子羊(雌)。
他の二頭がやってきたのは昨年の7月ごろ。やはり子羊の一ヶ月は大きいのか、小ぶりな体つき。

先輩羊からの挨拶代わりの頭突きが激しいため、しばらくのあいだ柵で区切っておくことにしました。

最初のうちはなれない環境のためか鳴き続けて落ち着かない様子でした。
今はだいぶ落ち着いた様子。ぱくぱくと負けず劣らずの食べっぷりを見せて、日に日に重くなっています。


                 ↓柵越しに御対面。放牧時には一緒に雑草を食べています。
                 

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ニホンミツバチの分封

2009-06-12 16:33:20 | ブドウ畑の昆虫たち
3日前我が家のブドウ棚から
なにやらすさまじい羽音が聞こえたので調べてみると
何千匹ものミツバチがブンブン辺りを飛び回っていました。

これはもしやと辺りを見回すと、いました。ミツバチの群れ。
夏の初めにミツバチの群れの中に新しい女王蜂が生まれて、
もとの群れの何分の一かの働き蜂を引き連れて外に出て行き、新しい巣を作る。
分封(ぶんぽう、分蜂とも)というこの新しい群れの誕生の儀式がいままさに行われていたのです。

しかも我が家のブドウ畑で。
  


                 ↓一匹一匹がつながって形作られた蜂球。一番上が一番キツそう。
                 





これはチャンス。




分封しているときのミツバチは攻撃性が薄れ、非常におとなしくなるので
群れごと捕まえて巣箱の中に入れれば飼えてしまうのです。



                 ↓手を近づけてもおとがめなし。大きさは子供の頭くらい。
                 

しかし巣箱は無い。
そこでピンと来たのが、ワイン樽。
昔、空き樽を外に置いていたらミツバチに巣を作られたことがあったのです。

早速、樽スタンバイ。
カラスの羽で巣の上部を切り落とすような感じでダンボール箱に受け止め、
樽の穴に向けて羽で押し込んでやりました。


                 ↓恐る恐る樽へ蜂を押し込むの図。
                 



次の日。わくわくしながら樽を覗き込んだところ、一匹もいない。
振り返るとそこにはもとどおりの蜂球が。
女王蜂を捕らえられなかったためか、失敗したもよう。
がっくりしながらも、もう一度チャレンジ。

今度は上手く女王蜂を捕獲できたようで、蜂たちが渦を巻くように樽の中に入っていきます。


                 ↓しばらく経つとほぼ全ての蜂が入っていってしまった。
                 


そのまた次の日。
落ち着いてくれただろうかと覗き込んでみると、
樽の穴から出入りするミツバチたちの姿。

その黒っぽい体からどうやらニホンミツバチの群れだった様子。

ブドウは自家受粉してしまうので、ミツバチたちとの関わりは少ないけれども
畑の仲間の一員として今後ともよろしく、とお願いしてきました。



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放牧の日

2009-06-10 09:20:45 | ブドウ畑の羊たち
羊小屋で毛を刈られた御両人(羊)。

柵の外は伸びた草でいっぱい。
目の前に餌をぶら下げられて、物欲しげにメーメー鳴き続けています。

5月の終わりのこの日、鳥上坂のブドウ畑に放牧することにしました。


             ↓いつもの場所に放牧された羊達
             

放牧されるとさっそく雑草の花をぱくつき始めました。
干草とは一味違う季節の味がするのか、花を摘むように食べます。
そんなに慌てなくてもいいのに、というくらいの勢い。

畑の中に湧く沢水をときおり飲みながら、一日の大半を食べて過ごしています。         
             

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