コルクの葡萄畑

日々面倒を見ているブドウ畑と愛犬のダックスフント『コルク』の成長と活動の記録

肉ダンゴ

2008-09-26 14:00:47 | ブドウ畑の昆虫たち
ブドウ畑「沢」のメルロの葉っぱの端っこから頭を覗かせているのはバラハキリバチかな?

頭が平たくて黒っぽい体つき。
アシナガバチなどの黄色いハチとは違い、温和そうなどっしりとした体。

なにかを顎にくわえてモゴモゴしています。
どうやら何かの獲物の昆虫のよう。
もうすでに肉ダンゴ状態になっています。

これから幼虫に餌をあげる予定なのか?
もしそうならコレはほんとにバラハキリバチなのか?

全身を写真に収めないうちに飛んでいってしまったので、真相は藪の中です。残念。


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これでも立派な成虫

2008-09-22 15:18:40 | ブドウ畑の昆虫たち
ブドウ畑「肩」の桐の葉にとまっているのはキイロテントウ。

透明感のある黄色のボディがなんだか頼りない感じを醸し出してますが
これでも立派な成虫。
すぐそばにあるのは脱皮後の残骸。

テントウムシの仲間なのですが、アブラムシなどを食べる肉食ではなく
ウドンコ病などの菌類を食べるそう。菌食とでもいうのだろうか。

ウドンコ病といえばブドウの三大病害の一つ。
もしかしたらブドウの葉についたウドンコ病菌を食べてくれているかもしれない
と思ったとたん、黄色いボディが輝いて見えるのでした。


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色づきました

2008-09-16 10:34:12 | ブドウ畑
ブドウ畑「沢」のカベルネソーヴィニヨンが黒く色づいてきました。
9月にはいってから気温が急激に下がりだし、それとともに色も深みを増しています。

今は、このところの大雨で実割れをおこした粒を一粒ずつ丁寧に取り除き、
カビがついたり鳥につつかれたりした房を落としたりといった作業を収穫に向けて行っています。

カベルネソーヴィニヨンの収穫予定は10月下旬。 
あと一ヶ月とちょっと。
どんなブドウになってくれるのか、重要なラストスパートの時期です。

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畑に咲く花

2008-09-13 08:50:51 | ブドウ畑の動植物たち
ブドウ畑「狸沢」に柔らかいピンク色の丸っこい花が咲いています。
これは春先に蒔いたアカクローバの花。

大気中の窒素を土壌に取り込む根粒菌というカビを根に住まわせて共生するので
土壌を豊かにしてくれると期待しております。

↓もう一つの花はアフリカンマリーゴールド。
この花を植えることで土壌中に存在する有害な線虫を退治できるというもの。

この畑では特に線虫の害は無いのですが、通常のマリーゴールドと違い2m近い高さにまで成長するということで
種から育ててみたのでした。
雑草に囲まれていたため、2mとはいかなかったものの腰の高さにまで成長。
その他様々な花が咲いているのですが、今回はこの2種類を紹介いたしました。





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三者三様

2008-09-08 14:55:13 | ブドウ畑の動植物たち
羊が冬期間過ごす羊小屋近くに植えたカボチャが実をつけました。

オレンジ色のカボチャは飼料用。
今のところ直径は30cmほど。収穫の頃には重さが20kg近くにまでになるそう。

いかにも西洋的。馬車になって走り出しそう。


こちらはごつごつとしたカボチャ。その名も鉄かぶと。
名は体をあらわすとはまさにこのことで、いかにも硬そうです。これは食用。
                   



最後を締めくくるのはどことなく上品さが漂うカボチャ。なかなか美味しそうな外見。
植えた覚えが無いので、去年羊の餌として食べさせたカボチャのこぼれダネから発芽した模様。

羊の糞を栄養にして今もすくすくとそれぞれ収穫に向けてまだまだ成長中。
羊の思わぬ恩恵を今から楽しみにしています。            


                   




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ヒドイ名前

2008-09-02 16:18:47 | ブドウ畑の動植物たち
支柱に何本もからみつき、花を咲かせているのはヘクソカズラ。

なんともヒドイ名前をつけられたものだと調べてみると正しい名前はヤイトバナ。
べつに花の香りが相当ひどいというものでもないのに誰がつけたかヘクソ(屁糞)カズラ(蔓)。

葉をもむと独特の臭気があるということでもんでみたけどそれほどでもない。
これならイヌザンショウの方がよっぽど臭い。

あまりにもインパクトの強い通名をつけられたものだから、
それで通用するようになってしまうとは。当の本人はどのように感じるだろうか。

まあ呼び名などはどうでもよくて、何かに巻きついていられれば上機嫌なのでしょうが。

むしってもむしってもしつこく伸びてくる生命力をみていると
ヒドイほうの名前で呼びたくなるのも事実。

写真に収めたあとはもちろんむしり倒してやりました。


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