コルクの葡萄畑

日々面倒を見ているブドウ畑と愛犬のダックスフント『コルク』の成長と活動の記録

それぞれの越冬

2007-12-29 10:51:54 | ブドウ畑の動植物たち
写真中央、葉が放射状に倒れ、地面に溶けたかのようになっているのは
ブドウ畑「肩」に植えられているルバーブ。

茎の部分に酸味があり、ジャムにしたりパイに入れて食べるらしい。
まだ栽培1年目で収穫をしたことがありません。

どうやら冬の寒さに耐え切れず地上部は枯れてしまった様子。
しかし西洋フキとも呼ばれるように、冬に地上部が枯死しても根っこで越冬する多年生草本なのです。

春になれば再び独特な形の葉を広げてくれるはずです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もったいない・・・

2007-12-27 14:01:53 | ブドウ畑
寒風吹きすさぶブドウ畑「肩の下」

寒々しい姿をさらしているのはカベルネフランの樹。
枝の下にぶら下がっている黒い物体は
ギックリ腰のため収穫できなかったブドウの房。

乾燥して干しブドウのようになっていましたが食べてみると意外とウマイ。
ワインにしてやることが出来ずにスマンと謝りながら
ハサミをいれて土に戻してやりました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茶色い世界

2007-12-23 16:19:36 | ブドウ畑
畑から見渡す景色が茶色一色になってしまいました。

収穫を終えた田んぼや周りの山は青々としていた緑が消えて
今まで見えなかった地面が見えるようになっています。

ところどころ常緑の雑草や樹もありますが、
やはり寂しい感じは否めません。

12月も終わりを迎え、雪が降っては溶けたりしながら
少しずつ積もりだしています。

この眺めが白一色になるのももうすぐです。 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なめこ?

2007-12-22 09:09:09 | ブドウ畑の動植物たち
ブドウ畑「肩の下」の際に生えていた柿の木の切り株が朽ちて土に戻ろうとしています。

その分解を手助けするようにいろいろなキノコが生えてくるのですが、
今回発生したキノコはどうやらなめこのように思えます。

雪が降る季節になってもまだしっかりと上を向いて立っています。
群生しているさまはまるで寄り添って寒さに耐えるかのよう。
各々傘を開いて雪を避けようとしています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新しい仲間

2007-12-17 16:43:27 | ブドウ畑の動植物たち
収穫も終わり閑散としたブドウ畑「沢」を歩いていると
なにやら見慣れぬ葉を持つ植物を発見。

写真中央の、光沢がありやや厚めのその葉を見ているうちに
ああ、そういや自分が試しに植えたんだっけと思い出しました。
もともとあった大きめの葉は枯れていましたが、
新しい葉が出てきていたので初めは気づかなかったのです。

まさか根付くとは。ワサビが。
この畑は名前のとおり通年湧き水が流れているところなので
ワサビ田みたいになるかもしれないと、
薬味用として売られていた、ヒゲ根葉っぱ付きのワサビを丸ごと植えてみたのでした。

果たしてこの冬を無事乗り切ることが出来るのか。
ブドウとの共存は可能なのか。
しばらく見守っていきたいと思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬支度

2007-12-16 16:24:53 | ブドウ畑の羊たち
ギックリ腰が治りかけた頃に高熱を出したりして
長らく畑はおろか醸造所にすらも出ることが出来なかったのですが、
ようやく復帰することが出来ました。

イスに座ることすらままならず、1ヶ月近く畑の様子を知ることが出来ませんでした。
しかし、久しぶりに畑に行ってみると状況は一変しており、
もう冬なのだと実感するばかりです。

周りの山も茶色に変わり、畑もどこか寂しげです。
羊たちの住むブドウ畑「肩」と「百本足」の間の道路も冬季間閉鎖することになり、
住まいを山の麓に移すことになりました。

初めは新しい場所におっかなびっくりだった様子の羊たちも
今では落ち着きを取り戻し、いつものようにエサを食べています。

暖かな春を待ち焦がれているのは全ての生きものの願いなのかもしれません。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする