コルクの葡萄畑

日々面倒を見ているブドウ畑と愛犬のダックスフント『コルク』の成長と活動の記録

赤いキノコ

2007-02-28 10:35:38 | ブドウ畑の動植物たち
雪が溶けて、地面が顔を出した今日このごろ。

茶色い地面にぽつんとなにやら鮮やかな赤い色をしたものが。
何かと思って拾い上げてみると、小さな朽木から赤いキノコが生えていました。

写真ではくすんだオレンジ色ですが、肉眼ではもっと鮮やかで濃い色をしています。

名もわからない赤いキノコに、自然の色彩の不思議を感じます。

追記 このキノコの名前はどうやらベニチャワンタケというらしい。
ちなみに食べられません。残念。

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ツピツピツピ

2007-02-27 17:06:48 | 鳥上坂の鳥たち
我が家のブドウ畑を囲むようにさまざまな樹が生えています。

それらの新芽を狙ってきたのかさまざまな鳥たちも集まってきます。
写真はシジュウカラ。

ネクタイのような喉元から尻尾まで伸びる模様が特徴的。
ここらへんではよく見られる種類の鳥で、
暖かい日中にかけてツピツピツピと元気よくつがいで鳴いています。


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早くもふきのとう

2007-02-25 10:15:00 | ブドウ畑の動植物たち
ブドウ畑「沢」のちょうど真ん中あたり。
山から沢水が湧き出ているところにふきのとうがいくつも顔をのぞかせ、
もうすぐ花が咲きそうにまでなっています。
早速春の味覚として天ぷらにしていただきました。
香りはまさに春そのもの。

ここのポイントは他の場所よりもふきのとうが出てくるのが早いとはいえ、
今年はやはり早過ぎ。

例年なら3月まで残っているはずの雪も、もうすでに畑の中に無く
朝の冷え込みは真冬並みながらも、日中は春を感じさせます。

常緑多年草や越冬性の一年草などの緑に覆われた畑が
日に日に力強くなる季節がやってくるのですね。


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春の予兆

2007-02-23 15:48:04 | ブドウ畑の動植物たち
昨日ブドウ畑「肩の下」でオオイヌノフグリが咲いていました。
ああ、早いなぁ、もう春なのかと考えていると
なにやら頭上からカラスの鳴き声を太く伸ばしたような鳥の声が。
ふと見上げると白鳥がVの字編隊で飛んでいます。

足元では、ミツバチがオオイヌノフグリの蜜を集めて忙しく飛び回っているし、
小さなヒシバッタがピンピン跳ね回っています。
日中の最高気温は10℃を超えて、天気もいいため体感気温はそれ以上。

まだ2月だというのにもう春を迎えたかのようです。
このままの調子だと日本の最高気温が更新されてしまうのではないかと
なんだか今から不安になってしまいました。


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我が家の泉

2007-02-16 15:09:55 | ブドウ畑
ブドウ畑「肩の下」の中腹に冬でも凍らない泉があります。
もともとはこのあたりで大昔に盛んだった金山の跡地。

いまでは染み出してくる湧き水が入り口いっぱいまで溜まり、中に入ることができません。
入り口が大きな岩で支えられているため、崩れることはなさそう。

水は乳白色をしていて、岩からはみずみずしい苔が垂れ下がり、
染み出した水滴の水音が絶えず聞こえてきます。

まわりはイバラに囲まれて、暖かい時期には容易に近づけませんが
夏の乾燥した時期には、ブドウの苗木に水を供給してくれる
心強い味方でもあります。

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ノコギリ新調

2007-02-14 10:28:17 | ブドウ畑
ブドウ畑「沢」の4分の1の面積、20aに植えられている生食用ブドウの樹を
今年の春に全て伐採する予定でしたが、この暖冬の影響で2月へ前倒し。

従来のノコギリでは、樹齢20年を軽く越えるブドウの樹を切るのは困難なため
歯が大きめの新しいノコギリを購入することにしました。写真の右が新調ノコギリ。

自分の中で意外だったのは、ノコギリを購入してからブドウの樹に歯をあてるまでに、
新しいCDを買って初めて聞くときのような、あの高揚感を感じたこと。

どうやらブドウ畑での作業がただの仕事以上のものになりつつあるのを
ノコギリの新調で実感しようとは思わなかった。

スイスイブドウの樹を切断していくノコギリを握りつつ、
どうやったらよいブドウ畑にできるのだろうかと考えました。

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食べられた!

2007-02-10 09:01:33 | ブドウ畑
ブドウ畑「肩の下」のメルロの苗木。

覆いをしていなかった苗木の枝の一本が
樹皮をはがされ、切断されています。

鋭利な刃物でそぎ取ったかのようなこの犯行は
付近に落ちていた証拠物のフンと足跡から推測するにどうやら野ウサギの仕業。

食べるものが少ない冬の山で生きる野ウサギのため、
少しの食害は我慢して、あんまり食べないでくださいと祈るばかりです。




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カラスウリの越冬

2007-02-06 10:27:05 | ブドウ畑の動植物たち
ブドウ畑「肩の下」の雑木にからんでぶら下がっている
不気味な物体の正体はカラスウリの実。

秋ごろは鮮やかなオレンジ色をしていましたが、
今はその面影もなく、くすんだ茶色になり、
鳥につつかれたとおぼしき大きな穴が開いていて中をのぞくと
カボチャの種に似た平べったい種がいくつも見えます。

確か去年も同じように実がなっていたはず。
軽いデジャヴに襲われて雑木を切る手がつい止まってしまいました。

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シマウマ

2007-02-01 19:01:56 | ブドウ畑
ブドウ畑「肩」からみた「沢」。

石垣を積んだ段々畑になっているので
最近続いた陽気で、石垣部分の雪がとけ、水平部分の雪だけが残ったために
まるでシマウマの背中のようになっています。

地面の傾斜が45度に近づくほど、太陽の光を最大限に活用することができるため、
傾斜のついた石垣部分の雪がとけ、水平な地面の部分の
雪がとけ残ったという仕組み。

このままの陽気が続いたら水平部分の雪も溶けてしまうと思っていた矢先に、
雪がしんしんと降ってきました。

このシマウマとまたあえるのはどうやら先のことになりそうです。

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