霧が流れていきます。

ブドウ畑「肩」からの眺め。
この日の朝は夜に気温がグッと下がったためか霧が発生。

その大量に発生した霧が、日が昇るにつれて風に流され
山を這う白い竜のように移動していきます。

毎年この時期に発生する霧を観察していると、
どうやら同じ山でも流れやすい場所がある様子。

こういった違いが畑の特徴につながっていくのかな、と思う梅雨の一コマでした。

梅雨らしい天気が続いています。

去年に続いて空梅雨かと思われた今年の梅雨も
七月にはいってから梅雨らしい雨が続いて蒸し暑さを感じます。

人間には不快な天候であっても、この時期を待ちわびている生きもの達も多くいて、
ブドウ畑「沢」の石垣に張り付くように自生しているノリウツギもその一つ。

あまり花が咲いているところを見たことがないのですが、
一輪だけ、雨を待っていたのか咲きました。

アジサイの遠い親戚らしく、花の形も良く似ています。

ブドウの病気が多発するこの季節。
注意深く、じっくり観察しながら畑の中を歩こうかと思います。

育ってます。

ブドウ畑「狸沢」に今年植えたブドウ苗木がすくすく育っています。

写真はメルロの苗木。
除草剤をまいていないため、いろいろな植物が育っており
いろいろな昆虫や小動物も集まってきます。

もうこのメルロにも力強い友達が出来たようす。
てっぺんから赤いボディを光らせて悪さをする奴がいないか見張ってくれています。