コルクの葡萄畑

日々面倒を見ているブドウ畑と愛犬のダックスフント『コルク』の成長と活動の記録

沢ガニ復活

2011-10-12 14:53:37 | ブドウ畑の動植物たち
「沢」には、畑のなかを沢水が流れていて、
自分が子供の頃にはたくさんの沢ガニが生息していました。

しかし昔の除草剤、殺虫剤の影響か、いつの頃からか姿が見えなくなっていたのです。

ところが、去年は沢ガニの死体を発見し、
今年に入ってからは、畑で作業中に目撃する人が現れるなどしたため、
これは確認しなくてはと探してみることに。

探し始めて10分後、結構簡単に見つかりました。
沢の中の石を持ち上げてみると、そこにはじっとしている沢ガニの姿が!

写真を撮ったのち、あまり刺激するのも悪いのでそっと石を戻しました。

よくぞ我が家の畑に戻ってきてくれました。
昔のようにそこかしこで姿が見れる状態になるのも夢じゃない。

ブドウの実りと同じくらい嬉しい秋の出来事でした。



                  ↓沢の石にへばりつく無数の小さな姿。カワゲラの幼虫か?
                  


                  ↓「沢」のベリーアリカントA。収穫時期が相当遅れていて、今にも粒が落ちそう。
                   沢水に落ちたブドウの粒が腐ってお酒になるのを、沢ガニの親子が楽しそうに待っていたりするのだろうか。
                  



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収穫の秋

2011-10-07 11:44:13 | ブドウ畑の動植物たち
ここ最近一気に秋の気配が深まりつつあります。
「狸沢」でもブドウの収穫が始まりました。

ブドウの色づき以外にも秋を感じさせる風物詩がブドウ畑のまわりにあふれています。
2匹つながったトンボや、風に揺れるススキの穂などとともに
地面から顔をのぞかせるキノコたちもまた、秋の深まりを感じさせます。

「狸沢」のなかにもキノコが数多く姿をあらわし始めました。

以前、一本だけにょっきりと現れたササクレヒトヨタケとおぼしき小さなキノコが
群れをなして生えています。
草を掻き分けるとそこかしこに小さな頭をのぞかせており、
このキノコが群生するものだったことを再確認させてくれました。

アスファルトで舗装された地面さえ、持ち上げてしまうこともあるというこのキノコ。

地面を掘り起こしてくれるのはミミズなどの動物だけでなく、
地面を耕してくれるのは光合成を行う植物だけではなく、
キノコなどの菌類たちも頑張っています。

自然は複雑で、だからこそ面白い。


                    ↓地面から頭を出し始めたキノコたち。
                    


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