コルクの葡萄畑

日々面倒を見ているブドウ畑と愛犬のダックスフント『コルク』の成長と活動の記録

殿様御夫妻

2010-08-27 14:21:45 | ブドウ畑の昆虫たち
8月23日は、暑さが止んで、新涼が間近いという「処暑」だったそうです。

ですが、8月も終わりだというのに最高気温が30℃を超える日がずっと続いています。

雨もほとんど降らず、土はカラカラ。
草達の立ち姿もどこか乾いた印象をうけます。

そんななか、バタバタと派手な羽音をたてて飛んでいるのはトノサマバッタ。
草むらを歩いていると数mも近づかないうちにバタバタと逃げていきます。

飛んで逃げていくのは独り者だけなのか、
草陰でひっそりと隠れているトノサマバッタのカップルを発見。

大きなメスの背中にしがみつく小さなオス。

ヒラタアブのカップルのようにメスを抱えて空を飛ぶことはできなさそうです。



                ↓車のドアを開けて休憩中に飛び込んできたバッタの幼虫。
                 ショウリョウバッタだろうか。直線的なそのフォルム。赤いドアを背景に緑色の体が良く映えます。
                

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真夏のくも

2010-08-17 08:45:00 | ブドウ畑の昆虫たち
真夏の青い空に映えるのは白い雲だけではなく、
細い糸で空中にふわりと浮かぶ蜘蛛もなかなかのものです。

ブドウ畑「狸沢」の垣根の間に蜘蛛が幾重もの巣を作り、
奥へ入ることを妨げる障壁のようになっています。

まだ小さなジョロウグモなどが多いのですが、中には写真のナガコガネグモなどの
大きな蜘蛛も見かけます。

風通しがいいところに巣を作るらしく、
風が吹きぬける垣根の間に多く、垣根本体にはほとんど作っていません。

真夏の昼間でも空中でじっと獲物を待つくもたち。
熱中症にはならないのかといらぬ心配をしてしまいます。

 
                 

                    ↓獲物を捕らえる蜘蛛。巣の中心部の白い帯はかくれ帯というらしく、巣の補強や隠れ場所、強い日差しを避ける、
                     紫外線を反射して花に擬態し、獲物を呼び寄せるなど、さまざまな説があるらしい。
                    


                    ↓一方、強い日差しをブドウ樹の陰に隠れて避けるオニグモ。
                    

                    ↓こちらも葉陰に隠れるオニグモの仲間。 
                    

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夏真っ盛り

2010-08-09 15:47:25 | ブドウ畑
連日真夏日を記録し、まさに夏真っ盛りな赤湯。

オニヤンマが飛び交い、肌を焦がす灼熱の太陽がお出ましとなれば
つき物なのが入道雲。

連日のごとくどこかで入道雲が発生し、雷を伴う夕立を降らせています。
ブドウ畑「狸沢」のはるか西で、入道雲が発生し大雨を降らせている様子。

入道雲の上で輝く太陽を見ていると、地上の万物全てが太陽の影響を受けていることに
あらためて気づかされます。

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