コルクの葡萄畑

日々面倒を見ているブドウ畑と愛犬のダックスフント『コルク』の成長と活動の記録

藪から覗く目

2008-08-30 12:05:11 | ブドウ畑
ブドウ畑で作業中、なにやら視線を感じて辺りを見渡すと
藪の中から覗いていたのは、ニタリと笑っている目のように見えるなにかの巣穴。

この巣の主はおそらくネズミだろうか。
よく探せばまわりにもいくつかの巣穴がありました。

先ほど感じた視線は巣穴の主のものだったのか、それとも巣穴の形によるものなのか。

まあいいさ、と作業を続行。
いろんなことがあるものです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恐怖のすり鉢

2008-08-26 10:37:29 | ブドウ畑の昆虫たち
ブドウ畑の乾燥した場所にぽつぽつと存在するすり鉢。
いわずと知れたアリジゴクの巣。

通りがかったアリなどの昆虫にとっては恐怖以外の何物でもないでしょう。
落ち込んだすり鉢の底には巨大なハサミ状の顎を持った主が待ち構えているのだから。

しかし、見た感じこれだけ浅いのになぜ脱出できないのか疑問。
しかもアリジゴクが成虫になったウスバカゲロウがあんなに貧相な体つきなのも、
幼虫時代のいかつい生活からは結びつきません。

昆虫の生態というものはつくづく不思議なものだなぁと、
このすり鉢を見るたびに思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日収穫

2008-08-24 14:41:04 | ブドウ畑
ブドウ畑「沢」のデラウェアがいい感じに色づいています。
甘口ワイン用ブドウとして本日収穫いたしました。

雑草を咀嚼しながらブドウ棚を見上げる羊の目には、今年のブドウの出来がどのように見えるのか。

「上出来なんじゃない?」
そんな声が聞こえてきそうです。



            ↓もう一頭の羊  
            

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

畑の厄介者

2008-08-13 12:11:00 | ブドウ畑の動植物たち
ブドウ畑に生える雑草の中でも厄介さでは1,2を争う葛が花を咲かせました。
紫色のきれいな花で、結構長い期間咲き続けています。

花の根元から順に上に向かって咲くシステムのようで、
もう根元の部分にはエンドウ豆に似た莢がいくつかぶら下がっています。

葛は巨大な根っこに栄養を蓄え、毎年そこから芽を出すため駆除が難しい厄介な多年草
それにも関わらず、時間差で大量に子孫を残そうという強い意志をその花から感じます。

ともあれ、気を抜くといつの間にやらブドウの木にからみつき、辺り一帯にはびこっていたりする厄介者。
強い生命力に敬意を払いつつ、草刈にいそしみます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

畑の二大昆虫 その2

2008-08-08 17:11:02 | ブドウ畑の昆虫たち
ブドウ畑「肩の下」のメルロの葉にしがみついているのはオオカマキリ。

脱皮したてなのか、体が薄い緑色をしています。
突然の人間の登場に驚いたのかすばやく葉の裏側に隠れてしまいました。

山の中なのにコガネムシなどによる食害が少ないのも
もしかしたらクモやこのオオカマキリなどの捕食者がしっかりと働いてくれるからかもしれません。


              ↓アリを食べているオオカマキリの子供時代の写真
              

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

畑の2大昆虫 その1

2008-08-07 11:33:55 | ブドウ畑の昆虫たち
ブドウの支柱にしがみついているのはオニヤンマ。

体長は約10cm。
緑色に輝く巨大な目、透明な四枚の羽、独特な黄色と黒色のカラーリングの体。

先日見つけたヤゴの抜け殻からは想像もつかない変身ぶり。
巨大な顎は変わらないようです。

近づいてもまったく動じず、ゆうゆうと朝日で体を温めていました。
その飛びっぷりも悠然としたもの。
是非とも獲物を捕らえる攻撃的な瞬間を見てみたいものです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年は小粒

2008-08-02 16:47:28 | ブドウ畑
ブドウ畑「沢」のカベルネソーヴィニヨン。

梅雨は雨が少なく、乾燥した時期が長かったためか
今年のブドウは小粒で引き締まった印象があります。
まだまだやわらかい種も平年より大きめ。中身が締まっている感じ。

この調子でいくと今年のワインは充実した内容になりそう。

収穫まであと3ヶ月弱。もう少しの辛抱です。

               

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする