率直な感想としては、欺瞞に満ちている、と思った。
年金制度の検討における定量的評価
昨日全部読みましたよ。これだけの「バラバラの意見」を具体的なモデルとしてまとめる作業は大変だったでしょう、と思いますが、内容的には一種の「国民に対する脅し」とも受け取れるものでした。はっきり言えば、「こんなに消費税が上がるんだよ、それでもいいのか」という相手の無知に付け込んだだけの脅迫ではないか、という疑問があるのです。
何が重大な欠陥なのか?
それは、事業主負担が「一切ない」という点である。通常の厚生年金だと事業主負担が当然あるのだから、見合いの財源として徴収するべきものであるはずなのだ。それが記載されていない。誰も「これまでの事業主負担は全廃していいですよ」などという国民的同意を与えてなどいない。これには特定の意図を感じるのだな。財界の自分たちだけもうすぐ「棺桶行き」という連中にとっては、日本の将来のことなどどうでもよくて、目先の「企業負担さえなくなればいい」という愚かな思考しかできないのかもしれない。えっ、陰謀論が過ぎてるって?そうかもしれませんが、彼らの言い分は二言目には「企業負担が重い」「人件費をそんなに払えない」とかぬかすんだもの。一体誰のお陰で商売ができていると思っていやがるんだ。
国民のみなさんに重要なお知らせを致します。もしもそういう日本の為にならない独善的企業があった場合には、国民全体で不買運動を展開し、当然のしっぺ返しを受けてもらわねばなりません。腐れ頭の経営者が「おまえらの為に税金や保険料なんか払いたくない」と主張するような場合には、国外で営業してもらえばいいのです。とっとと日本から消えてくれればいいんです。海外の優秀な経営陣にでもとって替わってもらいなさい。日本人経営者であることの「必然性」なんて、これっぽっちもないんですよ。日本の将来を潰そうとするような企業なんて、国内にいてもらう必要性なんてないからね。「利益は海外で上がっていて、日本国内では利益なんか出てない」とか豪語するような売国奴みたいな経営者たちは、とっとと日本から出て行きなさい。中国でもインドでも、ヨソに会社を移転してしまえ。
日本で利益が出ないんだろ?日本人の人件費が高すぎるんだろ?税金も企業負担も多すぎなんだろ?
そんなに文句を垂れていながら、なんで日本で会社を構えてやっていかねばならんのよ。経営者は頭が悪いね。タックスヘイブンにでもどこでも、店も工場も畳んで、とっとと失せろ。
大体、ロクでもない企業経営者たちが大勢いたからこそ、日本をダメにしたんだろ。根本的に「感謝」が足りないんだよ。頭が悪いくせに、威張るだけで感謝の気持ちというものを知らない。従業員に「よく働いてくれて有難うございます」と言って頭を下げる社長がどれほどいる?社長のお陰でおまんまが食えるんじゃない。従業員が働いてくれるお陰だろ。そんなに経営者さまが偉いんだったら、自分でやれ。
お前らみたいな腐れ頭のハゲの為に、なぜ働いてやらねばならんのよ。ボンクラのロクでもない経営者が、高給取ってメシが食えるのは、誰のお陰か考えてみろ。社員が必死で働いてくれるからだろ?下請けが文句を言わずに尽くしてくれたからだろ?そういう人々の献身のお陰で、お前らみたいな能無し経営者であっても、役員だとかでふんぞり返っていられるんだろ。お前らよりもはるかに優秀な「外国人経営者」なんてごまんといるんだよ。もっと安い役員報酬で経営してくれる優秀な経営者なんて、日本人以外に星の数ほどいるんだよ。お前らを奉っているのは、ダテじゃないんだっての。バカか?日本人経営者であれば、「こういうことが期待できるであろう」という暗黙の了解があるからであって、何でもかんでも「英米式が正しい」みたいに言うヤツは、いらねんだよ。それなら、英米式経営の能力に優れた経営者をスカウトしてくればいいだけだろ。サッカーの監督みたいなもんだな。日本人である必然性なんて、全くないんだよ。日本人の無能経営者を叩き出す国民運動をやることにしたらいいんじゃないか?例のJパワーに限らず、外資に買収されてしまうだのという、泣き言を並べる愚かな経営者が大勢いるが、英米式経営陣に全部変えてもらえ。従業員に払うべき給料すら稼げないのは、経営陣が無能であるからで、そういう連中は要らないだろ?違うの?
「会社がこうして仕事ができるのは、お客様や一生懸命働いてくれる従業員がいてくれるお陰です。本当に有難うございます。」という心からの感謝がないのだよ。いつもいつも、不満ばかり。「お前らは、まだ足りない」と文句をいうだけなのさ。心の底から、「有難うございます」という気持ちなんてこれっぽっちも持ってないような、アホな経営者揃いなのさ。こういう連中が寄り集まった時、何を言い出すかと言えば、「金、金、金」だ。一番効率が悪いのは、お前らの頭ン中なんだよ!
もうそんな経営者はいらない。
話が大きく逸れたが、年金の話だったな。
過去に少し考えたことがあるので、一応。
>年金一元化を再び取り上げる
この記事中にも書いているが、企業の保険料(雇用主)負担は約10兆円くらいだ。これを全て「消費税に振り替える」ということになれば、そりゃあなた、大変だわね、って話だろ。企業がこの10兆円分を賃金に回したりなんかしないって。税として強制的に徴収しない限り、払うわけがない。
更に、公務員共済の雇用主負担と追加費用で約4兆円だが、これは現在国庫からの支出となっているので、その分を当然年金に回すに決まっておろうが。なんでこの「浮いた4兆円」を他に使うんだよ。大体で言えば、これら14兆円の負担分を「無くして」、消費税に置き換えましょう、というのは明らかにおかしいだろ。単に「必要となる財源」みたいなのを考える為の試算に過ぎない、ということかもしれんがね。しかし、どの報道の論調を見ても、「こんなに消費税を上げなければやっていけないんだ」みたいになっちゃってるでしょ?
積立金からの取り崩し額にしても、毎年5兆円ずつ取り崩すと約40年くらいはあるだろう。何たって、年金積立金の総額は約200兆円規模だからね。現在でさえ、『厚生年金の給付額が足りない』ので6兆円以上も取り崩しているんじゃないの?
他にも、貴重な積立金を「ハコモノ」だの「過去の失敗」だの、そういった清算の為に6兆円以上すってしまいました、とか言ったらどうかね。生活保護費の給付分は計算に乗ってきていたけど、恩給は出てなかったよね。恩給なんてなくなるから、その分国庫負担を増やせる余地はできるわな。
ま、いずれにせよ「雇用主負担分」を一切消滅させる、という案については許し難い。その分は国民がかぶれ、って話にはならんでしょ、ってこと。企業の減税措置効果、ということを考えているのかもしれないが、現状のやり方を見れば、企業に優遇してやる必要性なんて、一ミリもない。現時点でざっと14兆円使ってるんだから、その分は払ってもらうからな。多くの国民は、試算だけ見せられていても、そういうことを知らされていないから、殆ど騙されているのと同じようなもんなんですよ。
因みに私のプランでは、企業がこれまで正規雇用だけの賃金に対して払っていたものを、全く無関係に「給与総額」に対する税として徴収しますので、これまでフリーター等の非正規労働者ばっか使ってきた企業は、負担増になりますのでヨロシクです。企業規模で適用税率は変えてもいいとしていますけれどもね。フリーターやパートの方々の賃金からは何も引かれません。消費税で払うだけですので。
全部消費税で賄う計算をする、というのはズルイと思うぞ。
年金制度の検討における定量的評価
昨日全部読みましたよ。これだけの「バラバラの意見」を具体的なモデルとしてまとめる作業は大変だったでしょう、と思いますが、内容的には一種の「国民に対する脅し」とも受け取れるものでした。はっきり言えば、「こんなに消費税が上がるんだよ、それでもいいのか」という相手の無知に付け込んだだけの脅迫ではないか、という疑問があるのです。
何が重大な欠陥なのか?
それは、事業主負担が「一切ない」という点である。通常の厚生年金だと事業主負担が当然あるのだから、見合いの財源として徴収するべきものであるはずなのだ。それが記載されていない。誰も「これまでの事業主負担は全廃していいですよ」などという国民的同意を与えてなどいない。これには特定の意図を感じるのだな。財界の自分たちだけもうすぐ「棺桶行き」という連中にとっては、日本の将来のことなどどうでもよくて、目先の「企業負担さえなくなればいい」という愚かな思考しかできないのかもしれない。えっ、陰謀論が過ぎてるって?そうかもしれませんが、彼らの言い分は二言目には「企業負担が重い」「人件費をそんなに払えない」とかぬかすんだもの。一体誰のお陰で商売ができていると思っていやがるんだ。
国民のみなさんに重要なお知らせを致します。もしもそういう日本の為にならない独善的企業があった場合には、国民全体で不買運動を展開し、当然のしっぺ返しを受けてもらわねばなりません。腐れ頭の経営者が「おまえらの為に税金や保険料なんか払いたくない」と主張するような場合には、国外で営業してもらえばいいのです。とっとと日本から消えてくれればいいんです。海外の優秀な経営陣にでもとって替わってもらいなさい。日本人経営者であることの「必然性」なんて、これっぽっちもないんですよ。日本の将来を潰そうとするような企業なんて、国内にいてもらう必要性なんてないからね。「利益は海外で上がっていて、日本国内では利益なんか出てない」とか豪語するような売国奴みたいな経営者たちは、とっとと日本から出て行きなさい。中国でもインドでも、ヨソに会社を移転してしまえ。
日本で利益が出ないんだろ?日本人の人件費が高すぎるんだろ?税金も企業負担も多すぎなんだろ?
そんなに文句を垂れていながら、なんで日本で会社を構えてやっていかねばならんのよ。経営者は頭が悪いね。タックスヘイブンにでもどこでも、店も工場も畳んで、とっとと失せろ。
大体、ロクでもない企業経営者たちが大勢いたからこそ、日本をダメにしたんだろ。根本的に「感謝」が足りないんだよ。頭が悪いくせに、威張るだけで感謝の気持ちというものを知らない。従業員に「よく働いてくれて有難うございます」と言って頭を下げる社長がどれほどいる?社長のお陰でおまんまが食えるんじゃない。従業員が働いてくれるお陰だろ。そんなに経営者さまが偉いんだったら、自分でやれ。
お前らみたいな腐れ頭のハゲの為に、なぜ働いてやらねばならんのよ。ボンクラのロクでもない経営者が、高給取ってメシが食えるのは、誰のお陰か考えてみろ。社員が必死で働いてくれるからだろ?下請けが文句を言わずに尽くしてくれたからだろ?そういう人々の献身のお陰で、お前らみたいな能無し経営者であっても、役員だとかでふんぞり返っていられるんだろ。お前らよりもはるかに優秀な「外国人経営者」なんてごまんといるんだよ。もっと安い役員報酬で経営してくれる優秀な経営者なんて、日本人以外に星の数ほどいるんだよ。お前らを奉っているのは、ダテじゃないんだっての。バカか?日本人経営者であれば、「こういうことが期待できるであろう」という暗黙の了解があるからであって、何でもかんでも「英米式が正しい」みたいに言うヤツは、いらねんだよ。それなら、英米式経営の能力に優れた経営者をスカウトしてくればいいだけだろ。サッカーの監督みたいなもんだな。日本人である必然性なんて、全くないんだよ。日本人の無能経営者を叩き出す国民運動をやることにしたらいいんじゃないか?例のJパワーに限らず、外資に買収されてしまうだのという、泣き言を並べる愚かな経営者が大勢いるが、英米式経営陣に全部変えてもらえ。従業員に払うべき給料すら稼げないのは、経営陣が無能であるからで、そういう連中は要らないだろ?違うの?
「会社がこうして仕事ができるのは、お客様や一生懸命働いてくれる従業員がいてくれるお陰です。本当に有難うございます。」という心からの感謝がないのだよ。いつもいつも、不満ばかり。「お前らは、まだ足りない」と文句をいうだけなのさ。心の底から、「有難うございます」という気持ちなんてこれっぽっちも持ってないような、アホな経営者揃いなのさ。こういう連中が寄り集まった時、何を言い出すかと言えば、「金、金、金」だ。一番効率が悪いのは、お前らの頭ン中なんだよ!
もうそんな経営者はいらない。
話が大きく逸れたが、年金の話だったな。
過去に少し考えたことがあるので、一応。
>年金一元化を再び取り上げる
この記事中にも書いているが、企業の保険料(雇用主)負担は約10兆円くらいだ。これを全て「消費税に振り替える」ということになれば、そりゃあなた、大変だわね、って話だろ。企業がこの10兆円分を賃金に回したりなんかしないって。税として強制的に徴収しない限り、払うわけがない。
更に、公務員共済の雇用主負担と追加費用で約4兆円だが、これは現在国庫からの支出となっているので、その分を当然年金に回すに決まっておろうが。なんでこの「浮いた4兆円」を他に使うんだよ。大体で言えば、これら14兆円の負担分を「無くして」、消費税に置き換えましょう、というのは明らかにおかしいだろ。単に「必要となる財源」みたいなのを考える為の試算に過ぎない、ということかもしれんがね。しかし、どの報道の論調を見ても、「こんなに消費税を上げなければやっていけないんだ」みたいになっちゃってるでしょ?
積立金からの取り崩し額にしても、毎年5兆円ずつ取り崩すと約40年くらいはあるだろう。何たって、年金積立金の総額は約200兆円規模だからね。現在でさえ、『厚生年金の給付額が足りない』ので6兆円以上も取り崩しているんじゃないの?
他にも、貴重な積立金を「ハコモノ」だの「過去の失敗」だの、そういった清算の為に6兆円以上すってしまいました、とか言ったらどうかね。生活保護費の給付分は計算に乗ってきていたけど、恩給は出てなかったよね。恩給なんてなくなるから、その分国庫負担を増やせる余地はできるわな。
ま、いずれにせよ「雇用主負担分」を一切消滅させる、という案については許し難い。その分は国民がかぶれ、って話にはならんでしょ、ってこと。企業の減税措置効果、ということを考えているのかもしれないが、現状のやり方を見れば、企業に優遇してやる必要性なんて、一ミリもない。現時点でざっと14兆円使ってるんだから、その分は払ってもらうからな。多くの国民は、試算だけ見せられていても、そういうことを知らされていないから、殆ど騙されているのと同じようなもんなんですよ。
因みに私のプランでは、企業がこれまで正規雇用だけの賃金に対して払っていたものを、全く無関係に「給与総額」に対する税として徴収しますので、これまでフリーター等の非正規労働者ばっか使ってきた企業は、負担増になりますのでヨロシクです。企業規模で適用税率は変えてもいいとしていますけれどもね。フリーターやパートの方々の賃金からは何も引かれません。消費税で払うだけですので。
全部消費税で賄う計算をする、というのはズルイと思うぞ。