いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

ワシントン・ポストも”loopy”だな(笑)

2010年05月15日 18時24分02秒 | 社会全般
主張している内容について、矛盾があるとか客観性に欠けるとかなら、そりゃあ指摘されても当然なんじゃないですかね。

大学教授らの信用失墜を工作? =トヨタが広報戦略―米紙報道(時事通信) - Yahoo!ニュース


大体、「神の御加護レクサス」や「でっちあげ疑惑プリウス」を使ってきて、どこも論理的でない主張を繰り返して情報操作をやってくるのと、どっちが悪いか、ってことだわな。

ギルバート教授は、その後「いい反論」を発表したんですかね?
答えると言ってから、もう随分と経ちますけど。

ん?どうなの?

きちんと有効な反論をしてごらんよ、でっち上げの情報操作じゃないのであれば。


公開の場で、それこそ、ギルバート教授の企んだ実証とかいう実験を公開して、きっちり言い分を言ったらどうなの?
その方が、ギルバートさんは自分の信頼を失わずに済むんじゃないの?
公開法廷と同じく、意見を戦わせたらいいんじゃないですか?
そうすりゃ、トヨタがどんな手を考えていたとしたって、どうってことないでしょうよ。自分の実験がいかに正しいか、というのを実証し、反論に答えれば済むだけだからな。


ワシントン・ポストと、どこだったか捏造映像を流したテレビ局とが、共同でそういう場をセッティングして、徹底的に討論させたらいいんじゃないですか?


もし、そういうのをやったら、テレビ局とかが出鱈目を報じていたことが衆人環視の前で明らかになってしまうから、決してできないだろう?

ギルバート教授の実験とやらの杜撰さが明らかにされ、言い分が崩されたりしようものなら、米国の大スキャンダルに発展してしまうもんなあ?

マスコミの出鱈目報道ぶりが全世界に明らかにされてしまうから、正々堂々と戦うことなんて絶対にできないんだよ。卑怯な国では、汚い情報操作が行われるだけだからな。ああ、これは「コネの合理的ビジネス」って呼ばれるんだったか、アチラの方では(笑)。


トヨタの反論報道を完璧に打ち消すには

3月10日の「サンディエゴ」で起こった、「でっち上げ疑惑プリウス」の事故原因が公開されないのは何故なのか?
もう2カ月以上経ったにも関わらず、ブレーキが利かない、アクセルが全開、という原因を発表しないのは、オカシイよなあ?
なのに、先に「制裁金」だけはふんだくることが決定されたんだよ。
これもヘンだよね?
事故原因が確定していないにも関わらず、行政処分だけが先に来るなんて。


しかも、「神の御加護レクサス」の事故原因だって公表されてないんだよ?


ワシントン・ポストの記者には、こういうのが難し過ぎて考えられないのかもしれないね。

もしも、本当に自分たちが正しい、と信じているなら、トヨタの戦略云々なんて些末な話ではなく、根本であるところの、ギルバート教授の実験が客観的で科学的に正当であると言えるものなのか、再現性があって論理的に正しいものなのか、そういうことをよく確かめてみよ。まともな、普通の科学者やエンジニアがいれば、いくらでも確かめようがあるって。

そういう情報がアメリカで全く公開されないとすれば、それはどうしてなのか、よく考えてみることだな。



B型肝炎訴訟と「一律救済」の悪夢

2010年05月15日 13時02分15秒 | 社会全般
この問題がこのように大きくなってしまうだろうことは、以前から判っていたことだ。あの、C型肝炎一律救済というのが行われた時に、決まっていたようなものだ。

薬害利権はこうして拡大する・3

薬害なんかなくても感染する

薬害C型肝炎問題のまとめ・2


個別の論点について、少し触れておきたい。

①80年代に「使い回し」なんて、どの程度あったか?

B型肝炎が血液由来の感染症であることは常識であり、少なくとも「針の使い回し」なんてものがあったとも思われない。滅菌という考え方が普及するのはもっと以前からであり、そういう常識を持つ医療従事者であれば、簡単に気付くレベルのものだった。
個人的体験だけで言えば、大学生頃の84年だと、既に全部テルモシリンジでディスポだった。ガラスの注射筒を見る機会は、特別な手技に用いられるものであり(バックフローを確認するもの)、ゴム付のプラスチックシリンジであるとやり難い、というものしかなかった。

小学生頃(70年代初め頃)のワクチンやBCGの時とか、血型を調べる採血(小学2年生の時、初めて学校で検査され、何型か判った。その結果報告の紙―A、B、O、AB、Rhの該当する部分にハンコで○が押されていた名刺サイズくらいのもの―を高校卒業くらいまで、ずっと生徒手帳とか定期ケースなどに入れていた)とかがどういうふうに行われていたのかは、正確に記憶しているわけではない。ただ、金属製のバットの中に、大量のガラスの注射筒と、テキパキと受け取っては渡し、渡しては受け取る、という看護婦のおばさん(当時はおばさんのように見えていた)が受け渡しをしていたように思う。

その作業は、ひとり一人に行われていたはずだと思う。内容液を全て破棄していたかというと、それは定かではないかもしれないが、少なくとも針は替えられていたはずだ。そうでなければ、あれほど頻繁に受け渡しをしてはいなかったからだ。針内の空気を抜く為、上に向けてぴゅっと液が放出される様を見ているのが、子供ながらおもしろく感じられたものだった。BCGはあんまり覚えてない。

80年代になってでさえ、「誰も知らなかった」なんていうことはないだろうと思う。
少なくとも、看護学校とかでさえ、それよりもずっと以前からディスポ製品に切り替えられていたはずだ。大学なんかもそうだ。針も替えない、なんていう医療従事者は本当にそんなにいたかな?
それに針先が切れなくなるから、何人も刺すってあんまりないと思うけど。
もしも看護婦が知らなかった、というのなら、それは、その人特有の事情であって、無知のなせる業としか言いようがない。煮沸やアルコールではB型肝炎ウイルスは死なない、というのも医療従事者であれば既に常識だったはずである。知らないのは、国や行政の責任なのだろうか?一般医学常識について、知っているか知らないかを全医療従事者に確認しなければならない、というのも、明らかにおかしいと思うが。


②集団予防接種で感染が拡大したか?

これは例の最高裁判決が影響しているだろう。

B型肝炎訴訟最高裁判決について~精度に疑問あり(一部修正)

B型肝炎訴訟最高裁判決について~集団予防接種は感染を拡大したか?


これについても、何度も指摘してきたが、予防接種がそれほど感染拡大を招いたとは考え難い。少なくとも、「集団予防接種以外の感染要因」よりは問題が小さいと考えられるだろう。
もしも予防接種によって水平感染が拡大するというのであれば、その他の水平感染要因や母子感染の割合に変化がなくとも「感染者は増加する」ということになる。ワクチン接種率の高い世代の方が、低い世代に比べて感染者の存在確率が上がるだろうから、である。しかし実際には、世代別の感染率は年代が若くなるにつれて低下してきた。

予防接種で拡大するよりも、例えば医療機関での集団感染なんかが減少する方が影響が大きいのではないのか?或いは、輸血はどうなのか?HBVのウイルス検出精度は、今とは違うんですよ?

C型肝炎だってそうだ。
無知な医療従事者たちが存在していた為に、拡散した可能性はどうなのか?
針を替えたことなどなかった、とか、バックフローで血液が引けてるのにそのまま次の人に注射する、とか、そういう無謀とも思える行為を行う人がいる為に拡散するということの意味が、本当に判っているのか?

だが、そういう当事者たちには責任は問われない。
誤った意見を言い続ける報道機関も責任を問われたりしないんだよ。


専門家でもないのに、何となく判ったような気になって、取り返しのつかない重大な決定を行うのは、どうして許されるのか?
正しくもない考え方や情報を、マスコミが無自覚に撒布するのが許されるのはどうしてなのか?その過失責任を厳しく問われないのは、何故なのか?

起こる結果には、誰も責任を取らないんだよ。
裁判所も、マスコミも。
あることないこと言っても、それが許されるのだから、これは楽チンだわ。批判だけ、責任追及だけをやってりゃ、それでもいいんだから。間違っていようと、大変な事態を招こうと、何らの痛痒も感じなけりゃ、反省もなく詫びるでもないんだからね。
どこまでいっても、自己正当化だけやってりゃいいんだし。
世の中の大部分の人たちに、そうした真実を知られる心配もないから評判が落ちるという心配もないわけだ。権威は保たれている、ということなんでしょう。