いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

拘束邦人4名の一部釈放

2010年09月30日 14時07分48秒 | 外交問題
これは、当然の対応。
特別なことがなかったとしても、ほぼ予想される結果である。

はっきり言って、拘束されたことにビビりすぎ。
こんな軽微な違反とやらで死刑宣告され、本当に死刑にされた場合、どのような反応が起こると思うか?

国際社会での中国批判は厳しいものになるだろう。
中国がそんなリスクを冒してまで、日本人を死刑にするメリットなどない。
あまりにバランスを欠いた比較でしかない。

たとえ日本人を死刑にして溜飲を下げるとか、よく知らんけど反日感情を満たすことができたとして、それと引き換えになる不利益はあまりに膨大だ。


どうしてかといえば、”北朝鮮ですら”解放しているから、だろ。
不法入国や違法な取材等で米人が拘束されて、北朝鮮国内法では完全に有罪であっても、無傷で釈放されたではないか。元大統領のクリントンが迎えに行ったりしたじゃないの。

それなのに、中国が日本人を死刑になんてしようものなら、ただでは済まんでしょうが。


なので、拘束に怯え過ぎる日本政府筋?はバカなのかな、と思わないでもない。


今回の3名解放についてだが、これもほぼ推測できたこと。
見当はずれな解説としか思えないのが、これだ。

邦人3人解放 反中感情の高まりに配慮 1人残したのは中国批判封じ狙いか (産経新聞) - Yahoo!ニュース

この中で、

『今回、1人を残したことについては「4人を一緒に解放すれば、日本で記者会見を開き、中国のやりかたを批判する可能性もある。そうさせないためではないか」と分析する声もある。』

とあるが、アホだな、と思う。

中国側は3名解放だろうと4名解放だろうと、記者会見とかは予想されるのは一緒だし、中国が批判される可能性は当然だと考えているだろう。そんなのは、3名でも4名でも一緒だ。
中国側としては、法的手続きに特別異常とか重大な問題がない限りは、いくら批判されても痛くも痒くもない。手続き上の重大な瑕疵でもない限りは、全く問題ない。

日本でだって、犯人と間違えられて留置場に何日もぶち込まれてることだってあるだろう?
釈放で無罪放免となったって、それはあり得る、という話に過ぎない。日本国内であることが、中国であったって、それは不思議でもなけりゃ、特別に責められる筋合いのものでもないだろう。こんなのちょっと考えれば、すぐに思い浮かぶだろうよ。


批判封じ、とかなんて、違うだろ。
1名残したのは、中国漁船の船長も同じく「1名だけ残されたから」だろ。

事件発生が7日、船員解放で帰国が13日だったか14日だろ。
つまり、1週間程度ってことさ。
だから、3名も同じように22~23日頃拘束、29日だか30日に解放、ってほぼ同じタイミングでしょうが。

そうすると、最後の1名が戻されるのは、船長と同じようなタイミング―24日釈放だったから、やはり同じような進行ということを考えれば、10月9日前後、ということになるだろう。そして、もしこの日よりも以前に解放された場合には、日本への「政治的配慮」をしました、というメッセージ、ということだろ。

日本のボンクラ民主党政権とおバカ外務省なんかの実例(船長の逮捕、勾留というのと同じようにやって見せてくれている、ということさ)と比べて、日本への特別の取り計らいをしましたよ、ということなら、それより先に解放されるであろう、ということだ。恐らく、今の雰囲気でいけばその可能性は高いだろう。
だが、前原外相みたいに、後先考えず、おのれの目立ちたいだけというような(強硬な)態度がありありと見えるような場合であると、先延ばしされることだってあり得る、ということになるわな。

そのような場合には、クリントンが迎えにいった時のように、それなりの要人を迎えに差し向けて、最悪の場合、解放には一定の条件を付けるということだってあり得る、ということになる。


つまり、そういう「カード」を中国側は手元に残したのだ、ということさ。
選択権は、中国側にある、ということだろ。

ただ単純に「記者会見での中国批判を防ぎたい」とかいう、マヌケな考えとは違うんじゃないか?



米国に絶対服従の菅政権が選ぶ道

2010年09月30日 13時30分04秒 | 外交問題
だから、言ったろ。
気付けよ、愚か者どもが。

はてなブックマーク - イラン油田から日本撤退へ、米要求受け入れ : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


こうなると、民主党って本物のアホ揃いだな、ってことがよく分かるわな。日本のマスコミだって、狂ったように「言いなりになれ」と要求し煽動工作を仕掛けてくるような国だから、どうしようもないんですわ。
政治家や官僚がどう、という問題だけではないんだわ。


何でもかんでも、米国の言いなりになる、ってことしか考えられないのだそうです。
今の日本の政権も、外務省の犬どもも、本当に日本のことを考えているのか疑問である。国益なんてものは、ただのウソっぱちである。

本気で日本を破壊に追い込もうとしているのが、今の民主党だ。
その愚かさに従米派の犬どもが便乗して、日本を売り渡すわけである。おのれの利益の為には、日本という国を売ってもよい、というのが奴らの発想である。


どうしようもないわ。

特定企業が規定に引っ掛かってしまうというなら、こういう時こそ「政府系」の出番ではないのか。
公益法人でも何でもいいから、出資団体を作って、そこに権益を移管すればいいだろ。売却するなり、何なりでもして、INPEXから買い取って権益を残すとか考えればいいんじゃないのか。

外資系金融機関との取引をしなくても済む特定団体なら、別に困ることもないはずだし。
外貨決済が必要とかなら、JBICの役割の移管先(日本政策金融公庫)が代わって決済するなり何なりを考えて、日本のメガバンクに頼めばいいだけなんじゃないのか。取引先を経由するのがそんなに大問題とも思わないけど。

一体、何の為の政府系なんだよ。
こういう時こそ、ペーパーカンパニーでも何でも「入れ物」を作って、そっちに移せばいいんじゃないの?


財務省も経産省も外務省も、何でボケっと見ているのだよ。
お前らには、官僚の気概というものがないのか?
総理秘書官を出してるのはダテか?

この国は、本当に終わりが見えてるのかもね。
何から何まで、劣化が及んでいるわ。
どうして考えるってことをしないんだ。


あまりに残念無念である。




新たな貸金ビジネス

2010年09月30日 12時15分06秒 | 社会全般
総量規制の始まった消費者金融業界ですが、これに伴って新手(というか以前からあったものだろう)の金貸しビジネスが広がっているようである。

そもそも、どうして東京都公安委員会のHPを見たのかというと、古物商の登録を確認する為であった。きっかけは、1枚のFAXだった。
非常に腹立たしいのだが、無用なFAXがあちこちから送りつけられてくるわけである。用紙が無駄になる上に、もっと困るのは印字の為のカートリッジがやたらと消費されるのである。こういう嫌がらせのようなFAXを送りつけるのを防ぐ方法はないものなのだろうか。これはまあいい。


話を戻すけれども、その送られてきたFAXというのは、「金を借りませんか」というようなものだった。どうしてウチみたいな一度も借りたことのない人に送られてくるのか不思議なのだが、電話帳等に載せてると一斉に送信とかしてくるものなんだろうか。

そのFAXの文面から判断すると、クレジットカードの換金ビジネスであろうと思われた。即日入金、書類不要、信用情報も汚れない、ということで、いかにも困窮者を餌にビジネスをやっているという感じではある。

電話して確認したわけではないけれども、まずクレジットカードで目一杯の金券類購入をするのであろう。
①換金しやすそうな商品券やその他金券等を限度額付近まで購入させる
②それら金券類を業者に有利な割引率で買取
③更に一定の手数料を割り引いて現金を振り込む

ということではないかな。所謂手数料ビジネスってやつだ。これだと、支払いはカード会社にするのだから、この業者に回収コストは必要ないし、その後に払えなくなろうと破産しようとリスクはないから、問題なし。現金を振り込んだ時点で、この業者の利益は確定する。何てうまいビジネスなんだ。

実際の手口を想定してみよう。
あるクレジットカードがあって、限度額はショッピング枠が100万円あるとする。現状残高が10万円として、残りは90万円だ。
・89万4千円で商品券を購入
・894000円分の商品券の買取価格を93%の831420円とする
(たとえば普通の金券ショップでは849300円なのに)
・この831420円の97.5%を振込額とする
・すると、810634円が借り手が得られた金、となる

ポイントは、商品券の買取価格を予め相場より低く設定しておき、実際の金券ショップに売却した時のサヤを残すこと、買取価格からの返金率で更に手数料を引いておくこと、ということになるかな。
上の例だと、17880円がまず業者に入り(金券買取差額の2%分)、手数料分として2.5%という謳い文句で20876円が入ることになる。
合計で38756円が業者の取り分となり、借り手は894000円分のショッピング枠の返済をするということになる。勿論利息は別だ。となると、借り手側は、最初から83366円ものマイナスを背負いつつ、ショッピング枠の返済分利息は894000分を払うことになるので、かなり大幅なマイナスを背負わされるということになるわけである。

こんなのを利用する人は、わざわざ金を出して苦難を購入するようなものとしか思われないのだけれど、本当に金に困れば藁をもすがる気になってしまって、まんまと引っ掛かるということなのかもしれない。まあ、ボロい商売ではある。


で、この業者というのは「東京都公安委員会許可」というのを謳っており、それが金券や商品買取とかの「古物商」ということなのかな、と思ったわけである。それで、古物商の登録があるのかな、と思って調べたら、会社の名前は載ってなかったということであった。
その過程で公安委員会HPを見たら、文字が異常な表示となっていて、見た事もないような表記の漢字列になっていたのだ。それを先日書いたものである。


世の中、様々なことが勉強材料になるなと実感した次第、ということでございます。