消費税が5%に引き上げられた97年を思い出して欲しい。
あの時から、日本経済は泥沼に引きずり込まれることになった。その前に起こったのは、現在政権に就いている「民主党誕生」だった。
自社さ連立の橋本政権で、消費税引き上げを掲げたが、新党さきがけが崩壊の危機、社会党は名前を変えてみたものの支持層も議員も離反者が続出し、両党はその後消滅の運命だった。
96年の総選挙直前に、鳩山・菅らが立ち上げたのが旧民主党だった。
彼らは、元々が与党サイドの人間なのであり、民主党としての立ち位置は「増税賛成」だった。
まさしく、”凶児”たる民主党が誕生したことで、非自民票を奪ったのがこの民主党の役割だったということだ。
小沢率いる新進党は、小選挙区で敗北の憂き目に遭った。比例の得票率では自民と大差なかったが、非自民票を奪い合う結果となり、その他の弱小政党の存在などもあって、敗北した。
(因みに、選挙期間中、小選挙区での自民党候補の多くが「増税はさせない、当選させてくれたら3%据え置きにする」、などというペテンを言って当選してきた、ということがあった。自民党の出鱈目とペテンというのは、ある種のお家芸、ということ。口先三寸政治家)
当時の民主党は52人しかいない政党(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A_(1996-))だったが、今や政権の座に就いているのである。そして、96年に増税に加担した重罪に加えて、今度もまた増税を推進しようという、「悪魔の増税DNA」を受け継いでいると言ってもよい。
今の小沢の新党の戦いは、この96年選挙の再戦ともいえる。
今度こそ、この雪辱戦を勝ち抜かねばならない。
新進党は増税に反対した。
もしも…とは言うまい。
だが、民主党が余計な真似をしなければ、増税は阻止されていた可能性があった。増税に反対する票数の方が多かったかもしれないから。
ただ、弱小政党にも票が割れてしまうと、自民が勝つという構図になってしまうのだ。
今度も、同じだ。
自民と民主は、増税賛成派だ。
増税反対の勢力を結集する必要がある。
小沢よ、今度こそ、日本経済をどん底に落とすことを阻止してくれ。
日本は再起不能の打撃を受けるかもしれないのだ。
愚かな経済運営によって、97年以降、日本は瀕死の状態にまで陥ったのだ。
97年を忘れるな。
参考記事:
05年6月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/86e3f2eebab0ac82859e869f5addb51d
06年2月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/3778617d9320c2532d1178713d754588
日本は、また同じ過ちを繰り返そうとしている。
学習効果なく、同じ轍を踏むノダ。これが愚かでなくて、何なのか。
このデフレ経済をもたらしたのは、今の民主党だったということだ。
その元凶となってきたのは、政権に就いている民主党だったのだよ。
その罪の反省も総括もなく、自民党政治が悪かったことにしてきたのに、今まさに「増税翼賛政治」を行い、自民党以上に「古い自民党」化しているのが、民主党なのだ。
この15年、さきがけを解体した人々は、何らの進歩も反省もなかったということだ。
小沢が壊してきたのなら、今の民主党にいる当時の政治家たちは一体何だったのだ。
96年当時の流行語には、「排除の論理」というのがあったのをご存知か?
鳩山由紀夫がそう言った。
鳩山と菅が、ぶち壊して、排除したんだよ。
沈没しそうな船からは、さっさと脱出して、経済破綻を招くお手伝いをやってきたのが、彼らだったということだ。日本経済が受けた苦しみたるや、筆舌に尽くし難いんだぞ。倒産件数は、03年までにどれほどあったことか。リストラされた人々がどれほど出たか。自殺者がどれほどあったか。悔やんでも悔やみ切れない。
この15年の失敗について、今度こそ総決算を行うべきなのだ。
小沢が消費税増税反対を唱えた96年総選挙での敗北が、今の日本経済という結果に繋がってしまったのだ。
そして、15年経った今、再び「排除の論理」の再現とは。小沢グループは、まさしく排除されてしまったのだ。増税教徒たる野田一派から。
このままでは、97年ショックの再来だ。
今度こそ、増税反対派が勝利せねばならない。日本経済を救う唯一の方法なのだ。
あの時から、日本経済は泥沼に引きずり込まれることになった。その前に起こったのは、現在政権に就いている「民主党誕生」だった。
自社さ連立の橋本政権で、消費税引き上げを掲げたが、新党さきがけが崩壊の危機、社会党は名前を変えてみたものの支持層も議員も離反者が続出し、両党はその後消滅の運命だった。
96年の総選挙直前に、鳩山・菅らが立ち上げたのが旧民主党だった。
彼らは、元々が与党サイドの人間なのであり、民主党としての立ち位置は「増税賛成」だった。
まさしく、”凶児”たる民主党が誕生したことで、非自民票を奪ったのがこの民主党の役割だったということだ。
小沢率いる新進党は、小選挙区で敗北の憂き目に遭った。比例の得票率では自民と大差なかったが、非自民票を奪い合う結果となり、その他の弱小政党の存在などもあって、敗北した。
(因みに、選挙期間中、小選挙区での自民党候補の多くが「増税はさせない、当選させてくれたら3%据え置きにする」、などというペテンを言って当選してきた、ということがあった。自民党の出鱈目とペテンというのは、ある種のお家芸、ということ。口先三寸政治家)
当時の民主党は52人しかいない政党(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A_(1996-))だったが、今や政権の座に就いているのである。そして、96年に増税に加担した重罪に加えて、今度もまた増税を推進しようという、「悪魔の増税DNA」を受け継いでいると言ってもよい。
今の小沢の新党の戦いは、この96年選挙の再戦ともいえる。
今度こそ、この雪辱戦を勝ち抜かねばならない。
新進党は増税に反対した。
もしも…とは言うまい。
だが、民主党が余計な真似をしなければ、増税は阻止されていた可能性があった。増税に反対する票数の方が多かったかもしれないから。
ただ、弱小政党にも票が割れてしまうと、自民が勝つという構図になってしまうのだ。
今度も、同じだ。
自民と民主は、増税賛成派だ。
増税反対の勢力を結集する必要がある。
小沢よ、今度こそ、日本経済をどん底に落とすことを阻止してくれ。
日本は再起不能の打撃を受けるかもしれないのだ。
愚かな経済運営によって、97年以降、日本は瀕死の状態にまで陥ったのだ。
97年を忘れるな。
参考記事:
05年6月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/86e3f2eebab0ac82859e869f5addb51d
06年2月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/3778617d9320c2532d1178713d754588
日本は、また同じ過ちを繰り返そうとしている。
学習効果なく、同じ轍を踏むノダ。これが愚かでなくて、何なのか。
このデフレ経済をもたらしたのは、今の民主党だったということだ。
その元凶となってきたのは、政権に就いている民主党だったのだよ。
その罪の反省も総括もなく、自民党政治が悪かったことにしてきたのに、今まさに「増税翼賛政治」を行い、自民党以上に「古い自民党」化しているのが、民主党なのだ。
この15年、さきがけを解体した人々は、何らの進歩も反省もなかったということだ。
小沢が壊してきたのなら、今の民主党にいる当時の政治家たちは一体何だったのだ。
96年当時の流行語には、「排除の論理」というのがあったのをご存知か?
鳩山由紀夫がそう言った。
鳩山と菅が、ぶち壊して、排除したんだよ。
沈没しそうな船からは、さっさと脱出して、経済破綻を招くお手伝いをやってきたのが、彼らだったということだ。日本経済が受けた苦しみたるや、筆舌に尽くし難いんだぞ。倒産件数は、03年までにどれほどあったことか。リストラされた人々がどれほど出たか。自殺者がどれほどあったか。悔やんでも悔やみ切れない。
この15年の失敗について、今度こそ総決算を行うべきなのだ。
小沢が消費税増税反対を唱えた96年総選挙での敗北が、今の日本経済という結果に繋がってしまったのだ。
そして、15年経った今、再び「排除の論理」の再現とは。小沢グループは、まさしく排除されてしまったのだ。増税教徒たる野田一派から。
このままでは、97年ショックの再来だ。
今度こそ、増税反対派が勝利せねばならない。日本経済を救う唯一の方法なのだ。