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日本経済をダメにした民主党の大罪

2012年07月04日 21時13分02秒 | 政治って?
消費税が5%に引き上げられた97年を思い出して欲しい。

あの時から、日本経済は泥沼に引きずり込まれることになった。その前に起こったのは、現在政権に就いている「民主党誕生」だった。


自社さ連立の橋本政権で、消費税引き上げを掲げたが、新党さきがけが崩壊の危機、社会党は名前を変えてみたものの支持層も議員も離反者が続出し、両党はその後消滅の運命だった。


96年の総選挙直前に、鳩山・菅らが立ち上げたのが旧民主党だった。
彼らは、元々が与党サイドの人間なのであり、民主党としての立ち位置は「増税賛成」だった。


まさしく、”凶児”たる民主党が誕生したことで、非自民票を奪ったのがこの民主党の役割だったということだ。

小沢率いる新進党は、小選挙区で敗北の憂き目に遭った。比例の得票率では自民と大差なかったが、非自民票を奪い合う結果となり、その他の弱小政党の存在などもあって、敗北した。

(因みに、選挙期間中、小選挙区での自民党候補の多くが「増税はさせない、当選させてくれたら3%据え置きにする」、などというペテンを言って当選してきた、ということがあった。自民党の出鱈目とペテンというのは、ある種のお家芸、ということ。口先三寸政治家)


当時の民主党は52人しかいない政党(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A_(1996-))だったが、今や政権の座に就いているのである。そして、96年に増税に加担した重罪に加えて、今度もまた増税を推進しようという、「悪魔の増税DNA」を受け継いでいると言ってもよい。


今の小沢の新党の戦いは、この96年選挙の再戦ともいえる。


今度こそ、この雪辱戦を勝ち抜かねばならない。


新進党は増税に反対した。
もしも…とは言うまい。

だが、民主党が余計な真似をしなければ、増税は阻止されていた可能性があった。増税に反対する票数の方が多かったかもしれないから。
ただ、弱小政党にも票が割れてしまうと、自民が勝つという構図になってしまうのだ。


今度も、同じだ。
自民と民主は、増税賛成派だ。


増税反対の勢力を結集する必要がある。


小沢よ、今度こそ、日本経済をどん底に落とすことを阻止してくれ。


日本は再起不能の打撃を受けるかもしれないのだ。


愚かな経済運営によって、97年以降、日本は瀕死の状態にまで陥ったのだ。


97年を忘れるな。


参考記事:

05年6月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/86e3f2eebab0ac82859e869f5addb51d

06年2月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/3778617d9320c2532d1178713d754588



日本は、また同じ過ちを繰り返そうとしている。
学習効果なく、同じ轍を踏むノダ。これが愚かでなくて、何なのか。


このデフレ経済をもたらしたのは、今の民主党だったということだ。
その元凶となってきたのは、政権に就いている民主党だったのだよ。


その罪の反省も総括もなく、自民党政治が悪かったことにしてきたのに、今まさに「増税翼賛政治」を行い、自民党以上に「古い自民党」化しているのが、民主党なのだ。


この15年、さきがけを解体した人々は、何らの進歩も反省もなかったということだ。


小沢が壊してきたのなら、今の民主党にいる当時の政治家たちは一体何だったのだ。


96年当時の流行語には、「排除の論理」というのがあったのをご存知か?
鳩山由紀夫がそう言った。
鳩山と菅が、ぶち壊して、排除したんだよ。


沈没しそうな船からは、さっさと脱出して、経済破綻を招くお手伝いをやってきたのが、彼らだったということだ。日本経済が受けた苦しみたるや、筆舌に尽くし難いんだぞ。倒産件数は、03年までにどれほどあったことか。リストラされた人々がどれほど出たか。自殺者がどれほどあったか。悔やんでも悔やみ切れない。


この15年の失敗について、今度こそ総決算を行うべきなのだ。


小沢が消費税増税反対を唱えた96年総選挙での敗北が、今の日本経済という結果に繋がってしまったのだ。
そして、15年経った今、再び「排除の論理」の再現とは。小沢グループは、まさしく排除されてしまったのだ。増税教徒たる野田一派から。


このままでは、97年ショックの再来だ。


今度こそ、増税反対派が勝利せねばならない。日本経済を救う唯一の方法なのだ。



赤穂浪士だって、脱落者はいた

2012年07月04日 12時39分22秒 | 政治って?
小沢新党の先行きをネガティブに報じる向きが多い。


まあ、離脱者が出ると「求心力低下だ」とか言うからね。


だけど、赤穂47士だって、最初から47人だったわけじゃないよ。
目的が果たせるかどうか、だ。
脱落者が大勢出たって、大石内蔵助を求心力がないなんて誰も言わないじゃないか。


議員さんにはそれなりの色々な事情とか、弱味だってあるかもしれないし、懐柔策だって何があるか判らないから。
ある程度はしょうがないことなんですよ。



それに、「AKB48」だってあるじゃないか(笑)。
48というのは、悪い数ではない。




向こうは、不信任案を単独で出される数を揃えられることを、何よりも恐れているのだ、ということ。だから、衆院の人数を削る為に、あの手この手を使ってきたんだろうと思うよ。政権側も防御で必死なんだよ。


それから、新党の党名を決める前に、公募すべきだ。



お願いだから聞いてくれ。


一般庶民は、自分たちには何のツテもコネもないから、議員さんに取り次いでもらう、とか全然出来ないわけ。声を届けようがない。


でもね、若い人たちだって、政治に意見を言いたいとかあるし、自分の思いを実現に結び付けてくれそうな人を応援したいとも考えているはずなんだ。

そういう人たちに、参加してもらうことを考えるべきだ。


一番、応援したくなるのは、どんな政党だと思うか?


それは、自分たちの手で育てた政党、だ。


AKBを見てみると、熱心な支援者というのは、自分が引き上げた、引き立てた、応援してきた、賛同者を増やしてきた、そういう自負があるはずだ。


党名を公募するのと、応援団を結成することだ。
烏合の衆と甘く見られてきた勢力を、組織化できるように、最大限の努力をするんだ。


そのためには、党を育てたいという人たちを「集めること」。
党名公募は、その第一歩だ。


情報公開、これが、現代の政党では最強の武器となるはずだ。

特に、弱小勢力が、既存勢力、大政党に立ち向かう際の武器となるのは、情報公開、これ以外にはない。


頼む。
お願いだから聞いてくれ。


今、チャンスを逃せば、小沢は何も変わってない、昔の壊し屋のまんまだ、というようなイメージを払拭できなくなる。


窮地を逆手に取って、チャンスに変えるんだ。


金を持ってない普通の人々が勝つ、そういう選挙を実現しなければならないんだ。

その為には、ありとあらゆる努力と工夫が必要なんだよ。