いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

なでしこのことだけど…

2012年07月21日 18時32分06秒 | いいことないかな
先日、フランス戦で完敗でしたね。

まあ、反省材料、ということになりますか。


日本の弱点を研究してきているから、強豪になれば厳しい試合になるのは当然だろう。


修正すべき点としては、やはり守備ということになる。
テストマッチであった、ということはあるかもしれないが、攻めの重点を置くと逆にやられることも覚悟する必要があるということだ。

まず、以前から指摘されている通り、サイドからの攻撃に弱い。
それは、サイドバックの守備力の問題というのがある。ここをケアできる人間が常に必要、ということになる。米国戦でも失点に繋がったのがコレだった。フランス戦では、コーナーキックからの失点だったので、ある程度はやむを得ないが、理屈は同じではある。流れの中で崩されたわけではない場面だったが、センタリングから失点というパターンではある。身長差が圧倒的であっても必死でマークするよりないのと、キーパーの読みと動きにかかってくる。


もう一つが、スピードタイプのアタッカーがいる場合だ。
米国ではモーガン、フランス戦でも名前忘れたが、走力で明らかに負けるという人。攻めてる局面でラインを上げていて、2人が残っているというような場合、アタッカーにマンマークする人を1人置いて、割と平行に位置する場所に1人いるといったことになると、走り負けして追いつけないというのが時々見られる。

キーパーとDFの間にボールを流されると、失点するというパターンだ。
これを防ぐには、スピードタイプのアタッカーよりも先にボールに追いつけるか、ゴールまでの攻撃ポジションを防げる位置に走り込めることが必要になる。

よーいドンでボールを追うと、当然追いつけないので、ゴール側に深く守る人が常に一人必要、ということになる。マンマークに1人、更に後ろのゴール寄りの位置に1人、というタンデムタイプの配置が必要、ということだ。勿論、縦一直線になっている必要はないので、アタッカーとゴールの間にいて、しかも走力で劣るが先に追い付けそうな場所に立っていることが必要になる。やや斜め後方に1人いる、というようなイメージだろうか。まあ、広い方にいるのが普通だわな。


オフサイドを取りにくくなる、ということがあるが、トラップを取れそうな場合だけ全速力で上がってラインを動かす必要があり、アタッカーとの位置関係を常にケアできる判断力が必要になる。単純に走りのスピードで勝てないのだから、他の部分でカバーするよりない、ということになる。

相手側が深く攻撃してきている時は、通常通り平行にラインをコントロールするのは同じなので、カウンター気味に来るような場面で、タンデム型守備隊形(ちょっと斜めだけど)を意識しておく必要がある、ということだ。相手のスピードと先に追いつけるかどうかという、距離感や位置感覚が求められるので、難しいんだろうとは思うんですがね。でも、同じ手を何度も食らうわけにはいかないでしょう。米国など強豪国は弱点をついてきますからね、やっぱり。



この2点をみなさんでどう対処するか、よく考えていただければ、と。

あとは、本番に向けて、頑張って下さい。
応援しています。というか、日本中が応援してるんですがね。