この数日間の東京都のCOVID-19の新規感染者数を見ると、「第2波」ではなく、まさに「ぶり返し」であり決して収束の兆しなどは遠い話のようである。
メディアではあまり報道されていないが、こんな悲惨な状況の人たちが多い。
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こんな現実には目もくれずひたすら己の保身に余念がない安倍晋三は、まだまだ国の援助が行き渡らない人々から逃れるように先週国会を閉じてしまった。
国会の会期を延長すれば当然追及されるような信じられない事態が起きていた。
【続報】特捜部 不起訴にした理由について
— 日テレNEWS / 日本テレビのニュース・速報 (@news24ntv) June 25, 2020
「大半のケースでは自らが弔問しており、あくまで例外と位置づけられる」
「大臣の職を辞して記者会見においても事実を認め謝罪したことを考慮した」 pic.twitter.com/Dcnk38d96x
当然、怒りの声が駆け巡っていた。
これが不起訴だったら、議員は何やってもいいということになる。買収やり放題。票が欲しかったら有権者にカニとメロン。大臣ポストが欲しかったら党幹部にローヤルゼリー。公職選挙法の寄付禁止規定が有名無実に。とんでもない前例を作った。検察はこんなことしていいのか。https://t.co/FKeePCZGZE
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) June 25, 2020
小渕優子も不起訴、甘利明も不起訴、菅原一秀も不起訴‥‥って、なんでこんな極悪人どもが何のオトガメもなしなの? もしもこいつらと同じことを一般市民がやったら、100パー逮捕されて起訴されて有罪だろ?
— きっこ (@kikko_no_blog) June 25, 2020
有権者に高級メロンや高級カニをばらまいても罪に問われない総理のお友達の前大臣もいれば、佃煮と焼酎1万3千円で逮捕される村会議員もいる。同じ麻雀賭博で捜査もされない検事長もいれば、即逮捕の一般国民もいる。もはや「法の下の平等」などない。刮目しないと未来はない。https://t.co/7tT0baEoSQ
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) June 25, 2020
そして、トンデモない証言が飛び出していた。
「克行容疑者「安倍さんから」と30万円 広島・府中町議証言」
なぜ安倍氏が、あれだけ恥をかいても、あれだけ日本中から罵倒されても、検察庁法を改正して子飼いの黒川を検察トップにしようとしていたのか。国民もこれで理解できただろう。
— さよなら昨日の私 (@SaYoNaRaKiNo) June 25, 2020
そう、要するに「自分が逮捕されないため」だったのだ。https://t.co/54VwcXsQAX
これは大きい。これは大きい。中国新聞、よくやった。買収原資の真相を証明する証言。ドンピシャだ。こうなると、検察は安倍晋三から事情を聴かないといけない。河井克行の口を割らせた上で。https://t.co/xL0E3odk7s
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) June 25, 2020
「安倍さんからと言われた」河井前法相から現金を受け取った町議が証言! 安倍首相と河井克行は9回も単独面談、その度に金が…|リテラ
— 但馬問屋 (@wanpakuten) June 25, 2020
安倍首相は票集めの動向を克行容疑者に逐一報告させ、それに合わせて合計1億5000万円もの選挙資金を党本部に投じさせたのではないか。 https://t.co/gAb0Df6mnS
もはやこうなれば、「河井買収総汚染 自民党本部と安倍事務所のガサ入れが必要」ではないか。
「検察は今回、選挙違反のハードルを下げて『買収罪』で河井夫妻を逮捕した。現金を受け取った相手が、『案里氏を当選させる目的で』『自由に使ってよいカネ』との認識で受領したことが立証できれば買収罪の立証は可能です。同様に、党本部が1億5000万円を『案里氏を当選させる目的で』『自由に使ってよいカネ』として供与する資金であることの認識があって提供したとすれば『交付罪』(供与させる目的を持った金銭の交付)に該当する。『買収罪』と同じく『交付罪』のハードルも下げていい。河井夫妻と自民党本部は一蓮托生とみることができるのです」
「過去に例がなく、なかなかそこまではと思いますが、一方で検察は『ルビコン川』を渡ってしまった。これまで自民党本部側が『公選法適用の常識』としてきた『買収罪』の前提を覆し、ハードルを下げて前法相を逮捕したのです。そこまで攻め込んだら、引き返せない。1億5000万円には政党交付金が含まれているので、使途を国民に明らかにすべきと詰め寄られれば、検察もやらざるを得なくなるのではないか」
(元東京地検特捜部検事で弁護士の郷原信郎)
「票はカネで動く。それが長年の自民党の選挙のパターンです。自民党の組織というのは利権でつながり、利権で動いているので、選挙で誰を当選させるのかどうかも、ひたすらカネ、カネ、カネ。地方議員にとってもそれが常識なのです。案里氏が当選した広島の参院選は、現職を叩き落とす選挙でしたから、現職にぶら下がっている人たちを買収しなければならなかった。熾烈を極める選挙戦で、巨額が動いたということでしょう」
「安倍首相の決断なしには、空前絶後の巨額資金が案里氏のために使われることはない。党本部の家宅捜索が絶対に必要です。幹事長室の金庫を調べ、経理局の資料などを押収すれば、政党交付金や国民政治協会(自民党の献金窓口)の資金の流れ、党費の動きなどが分かる。党本部の捜索をするのかどうかで、稲田検事総長をトップとする検察の正体がハッキリします。辞職した黒川氏と同様に安倍政権と取引したのか否か、です」
(政治評論家の本澤二郎)
先日は安倍晋三の河井克行への異常な肩入れぶりを「赤旗」があぶり出していた。
<首相 河井前法相と官邸面会12回 肩入れ際立つ 資金提供前後も 昨年 単独9回> 2020年6月24日(水) 赤旗 安倍晋三首相が、参院議員の河井案里容疑者とともに公職選挙法違反容疑で逮捕された夫で前法相の河井克行容疑者と、2019年1月以降、克行容疑者が法相を辞任する10月までに官邸で12回も面会をしていたことがわかりました。 うち9回は自民党総裁補佐としての単独の面会で、首相の肩入れぶりが際立っています。一方、首相補佐官は他の要人との面会に同席する場合が多く、単独の面会はあまりありません。 同年7月の参院選後には、克行容疑者は当選した案里容疑者と2人で首相と面会。首相と他の参院選当選者との官邸での面会はなく、特別扱いでした。 面会日を見ると、安倍首相は、案里容疑者が正式に参院選への出馬表明を行った同年3月20日に克行容疑者と単独で面会して以降、4月17日、5月23日、6月20日と、単独での面会を繰り返しています。 中国新聞の21日付の報道によると、自民党本部が、案里容疑者や克行容疑者が代表を務める政党支部に資金提供を行ったのは、同年4月15日、5月20日、6月10日、同27日とされます。面会はこれらの前後に行われており、資金提供との関連をうかがわせます。 自民党本部からの資金提供は、参院選での案里容疑者当選のために広島県議などの地方議員や首長などを買収するための資金となったのではないかと疑われています。 |
包囲網は確実に狭まっている。外堀は埋められた。安倍晋三を逮捕まで追い込んでほしい。→
— 山川健一 (@Yamakawakenichi) June 25, 2020
河井事件“安倍案件”の傍証か 巨額資金とサシ面会の関連性 https://t.co/AAE3cpqswX #日刊ゲンダイDIGITAL
検察がマスメディアを使って安倍包囲網を形成しているようである。
安倍晋三の守護神黒川はすで5900万円ほどの退職金をもらい地下に潜ったようである。
昔からマスメディアを使って狙った相手を攻撃するのは日本の権力者の常套手段である。
検察権力と内閣人事局を使った自民党政権の権力、今この2つの権力が対峙しているがもう安倍官邸側には反撃は無理かもしれない。
なにしろ公文書を改竄して自殺者まで出した財務官僚たちを起訴もしない国など世界広しと言えどもないだろう。
検察の大失態が国民の信用を失ったことは事実ではあるが、今後検察が国民からの信頼を回復するためには、この河井事件とともに安倍案件にメスを入れるしかないだろう、とオジサンは思う。