新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
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レイムダック状態の岸田文雄の消費期限はいつまでか

2023年11月07日 11時55分38秒 | 岸田統一教会内閣

昔の人間ならば「江東区」と聞けば、「ああゼロメートル地帯ね」とささやかれていた時代があった。
 
しかし最近は区議長選挙にまつわる不祥事で一躍全国区レベルになり、区議長選挙の違反程度ならば罰金刑なのだが、東京地検特捜部が乗り出すとなれば、当然ながら背後の国会議員の逮捕まで視野に入っているということであろう。
 
【独自】二世議員・柿沢未途「会期中逮捕」の現実味…江東区長選で噴出する買収疑惑がヤバい《特捜部が関係議員に『連休前』ぞくぞく聴取》
 

■地検特捜部からの携帯電話
江東区長のスキャンダルで大事になれば、支持率が下がる一方の岸田政権も、ついに危険水域かもしれない」
10月24日、東京地検特捜部は江東区役所などに家宅捜索に入った。今年の春の江東区長選で、木村弥生区長が動画サイトに有料広告を出していた公職選挙法違反の容疑だ。木村区長は同月26日に記者会見して辞職表明した。
木村区長に有料広告を出すよう指南していたのが、江東区を含む東京15区を選挙区とする柿沢未途衆議院議員だ。裏の参謀役として「指南」の件がバレたため、9月に就任したばかりの法務副大臣を辞任に追い込まれた。
だが、事態はここでは終わらず、東京地検の動きは風雲急を告げているという。
「いや、特捜部から連絡あって、事情を聞きたいと……」
苦しげな表情で話すのは、柿沢氏の後援者だ。
また、柿沢氏に近い都議もこう語る。
「いきなり携帯電話に着信がきて、東京地検特捜部の検事だという。この連休中に話がしたいという内容でした」
11月3日の祝日からの3連休。その前のタイミングを見据えたかのように、柿沢氏と木村区長の後援者や、関係の都議や区議のところに、軒並み東京地検特捜部から事情聴取の要請がはいっているというのだ。
この都議が続ける。
「特捜部は鋭いです。都議も区議も、秋の連休は地域行事で忙しい。裏を返せば、地元にいるので時間はあるということ。特捜部は『忙しいから応じない』という言い逃れをさせないよう、『地元にいますよね』と決めうちするような電話でした」
■特捜部が訊ねる「カネの趣旨」
木村区長には今年7月、告発状が出ているが、内容は有料広告を出した公職選挙法違反容疑。特捜部に対して木村区長も自身がクレジットカード決済して広告を出したことを認めている。本来なら、ここまで東京地検特捜部が乗り出すほどのものではない。
なぜこんな小さな容疑に特捜部が? そう思った読者も多いだろう。だが、もともと地検特捜部の狙いは木村区長ではなかったのだ。
「特捜部の強制捜査後ではあるが木村区長が認めているなら、罰金刑でもおかしくない。だが、現職の国会議員の柿沢氏が絡んでいる。国会会期中にもかかわらず都議らに事情聴取を行っているのは、特捜部が、背後に別の容疑を見ているからではないか」(特捜部OBの弁護士)
先の都議のひとりは、その「容疑」について、声を潜めてこう証言する。
「木村区長、柿沢氏については、選挙の前、今年2月くらいから『カネを配っていた』という噂が乱れ飛んでいた。すでに事情聴取を受けた柿沢氏の後援者もそのことを聞かれたそうだ。
特捜部は木村区長の選挙の買収か、あるいは区長選と同日に行われていた江東区議選の陣中見舞いか、カネの趣旨を気にしていると聞いている」
まさに特捜部の狙いは、区長選で行われた買収疑惑とみられるのだ。
木村区長が当選した江東区長選は、今年4月の統一地方選にあわせて実施された。自民党は、元区長の息子で都議だった山崎一輝氏を擁立した。対する木村区長は新人とはいえ、かつて自民党所属の衆議院議員を2期務めた経験がある。保守分裂の激しい争いとなった末に木村区長が山崎氏に13000票差をつけて競り勝った。
■江東区長選での反乱
木村区長の当選に貢献したのが柿沢未途氏だった。元外務大臣の父・弘治氏を持つが、旧民主党からみんなの党、維新、希望の党などを経て、自民党の所属となったのは2021年の衆議院選挙で当選後のことだ。
自身の選挙区のお膝元である江東区長選では、この保守分裂選挙のなかで、柿沢氏の動きが注目された。自民党の東京都選出の衆議院議員は、不満げにこう語る。
「柿沢氏は、山崎氏やその父親の元区長・孝明氏とは、長く険悪な仲でした。自身の選挙のことも考慮し、山崎氏ではなく木村区長を支援したようです。
しかし、自民党が推薦を出したのは山崎氏でした。柿沢氏に対しては『自民党に入って2年もたっていないのに、党の推薦候補を応援しないのはどういうことだ』と、地元では批判が高まっていた。
今回の江東区長選は、茂木敏充幹事長や菅義偉元首相、丸川珠代元オリンピック担当相はじめ、有力者が繰り返し応援に入るほど自民党は力を入れた。それなのに13000票差もついて負けたというのは、柿沢氏の持つ票が木村区長にまわったからです」
当初は、特捜部の事情聴取にも応じなかった木村区長だが、家宅捜索を受けると、一転して有料広告の容疑は認めて辞職会見を開いた。柿沢氏も朝日新聞などで木村区長への指南が報じられるとすぐに、副大臣を辞任した。
■激怒する萩生田光一
今後の焦点は、柿沢氏への捜査はどうなるのか? 捜査関係者はこう語る。
「柿沢氏は有料広告を『指南』するどころか『発案』した人物だ。それだけではなく広告動画の撮影場所となった衆議院の会議室も木村区長のために用意していることがわかっている。有料広告については共犯にも問われかねない。選挙中の買収については、情報としてあるがそれ以上は言えない」
国会会期中の国会議員の逮捕には「許諾請求」も必要になるために、慎重を期しているようだ。検察が独自捜査で、政治家や官僚などの事件を立件する際には、担当検事が「着手報告書」を作成したうえ、高検や最高検の了解を得て着手することが大半だ。だが今回は、この着手報告書に柿沢氏の指南などについて詳細が書かれていなかった模様だ。
「着手報告書は検察幹部だけで回覧されるものだが、起訴して裁判になった時の冒頭陳述の下書きになるほど、大事なもの。
国会会期中の逮捕も視野に入れていると考えられる。特捜部は柿沢氏の関与をわかっていながら、横やりが入らないようにあえて隠したのではないか。
木村区長は公民権停止が通常の5年から3年になる可能性があるため、早々と容疑を認めたと聞いている。特捜部がカネの趣旨を気にしているというが、広範囲に配っていれば公民権停止短縮を狙って特捜部のストーリー通りに認める地方議員がいるかもしれない。そうなると捜査の手は柿沢氏に及ぶだろう」(前出・特捜部OBの弁護士)
自民党の中では、早くも柿沢氏の議員辞職を迫る動きもある。区長選の時から、柿沢氏の態度にとりわけ立腹していたのが自民党東京都連会長だった萩生田光一政調会長だという。
「萩生田氏は山崎親子とも親しく、柿沢氏がウラで木村区長を支持していることを知って激怒していました。『副大臣を辞めて終わるような問題ではない。議員辞職だろう』と激怒しているそうです。
これからはマスコミで『Xデーはいつか?』と騒がれる。逮捕許諾請求なんてことになれば、岸田政権の支持率はさらに下がるので萩生田氏も黙っていられないはずだ」(前出・自民党の大臣経験者)
選挙でのカネのバラマキといえば、2018年の参議院選挙で2900万円を100人に配った元法相の河井克行氏と案里氏の事件があったばかりだ。2019年12月に収賄罪で特捜部に逮捕され、有罪判決が一審で出ているIR汚職事件の元IR担当副大臣・秋元司被告も東京15区が地盤だった。
木村区長のガサから、疑惑が一気に浮上した柿沢氏。X(旧ツイッター)では《法務副大臣を辞任いたしました。本当に申し訳ありません。ご支援・ご指導くださっている皆さまにお詫びの申し上げようもありません》と投稿するだけで沈黙するままだ。
柿沢氏の不祥事は今回だけではない。都議時代の2008年2月、首都高で酒気帯び運転による事故を起こして検挙され、都議を辞職している。「ボンボン」の二世議員が逮捕される「Xデー」は近いのだろうか?

 
その後、「選挙中の買収については、情報としてあるがそれ以上は言えない」という事態からさらに調査は進んでいた。
 
『現金配布リスト』作成か 江東区長選で柿沢未途議員側 『1万円もらった』と話す区議の釈明は
 
   
           東京新聞より】 
 
東京都江東区の木村弥生区長(58)が初当選した4月の区長選を巡り、地元選出の自民党の柿沢未途みと衆院議員(52)側が、区議らへの現金配布状況を記したリストを作成した疑いのあることが、関係者への取材で分かった。柿沢氏側が木村氏への票の取りまとめを依頼する趣旨で現金を提供していれば、公選法違反(買収)の罪に問われる可能性がある。東京地検特捜部もリストの存在を把握しているとみられ、区議らに任意で事情聴取を進め、現金の趣旨や柿沢氏の関与の有無などを調べている。
◆山崎一輝氏陣営の区議の名も
 関係者によると、リストは柿沢事務所内部で作成され、区長選で木村氏を支援した区議会第2会派「江東新時代の会」の区議らを中心に記載。木村氏と選挙戦で争った前区長の長男・山崎一輝元都議(50)を支援した自民系の区議らの名前も載せられていたという。
 リストに名前のあったとされる江東新時代の会所属の複数の区議は本紙の取材に、柿沢氏からの現金受領を認めた一方、区長選と同じ日程となっていた自らの区議選の「陣中見舞い」だったと説明している。
◆「頑張ってください」と手渡された1万円
 このうち徳永雅博区議(62)は、自身の事務所開きの時に柿沢氏から1万円を受け取ったと説明。「柿沢氏から『頑張ってください』と言われた。木村氏の区長選を支援する依頼は一切なかった。区長選は、政策的に木村氏が良いと考え、自分で応援した」と述べた。鬼頭達也区議(70)も「1万円もらった」と認めた上で、適正に処理したとしている。
 本紙は、柿沢氏の事務所にコメントを求めたが、6日午後6時までに回答はなかった。
 木村氏は選挙期間中に陣営が投票を呼びかけるインターネットの有料広告を出したとして公選法違反の疑いで刑事告発され、東京地検特捜部は10月24日、木村氏の自宅などを家宅捜索。柿沢氏は31日、木村氏に有料広告を提案したと認め、法務副大臣を辞任した。
  ◇
◆秘書からの電話に「金と思った」証言も…特捜部、地元区議らを聴取
 保守分裂の激しい区長選に突入する直前、柿沢氏の秘書から電話があった。「『柿沢から預かっているものがある』とあり、金だと思った」。木村区長と選挙戦を争った山崎元都議を支援したある自民区議は本紙の取材に、柿沢氏側から現金提供の申し出を受けた様子をそう明かす。区議が陣中見舞いかと尋ねると、秘書が「そうです」と答えたため、面会を断ったという。
 東京地検特捜部は、江東区長選を巡る公選法違反事件で地元区議らの事情聴取を進めている。

 自民会派ながら、木村氏を支援した西垣誠区議(51)は、X(旧ツイッター)で「マスコミの皆様 特捜部の捜査に協力しており、対応はできません」とつぶやく。今年2月に柿沢氏の資金管理団体から、20万円の寄付を受け取っていることが選挙運動費用収支報告書に記載されている。
 「(木村)弥生さんを応援してほしいという趣旨で、柿沢からもらったでしょ」。特捜部の聴取に応じた木村陣営幹部は、検事から何回も同じ質問をされたという。本紙の取材には「金は本当にもらっていない」と訴えた。特捜部の聴取の要請は続いているという。


 
ところで、全国の多くの商品の物価上昇に反比例して、岸田文雄内閣の支持率は順調に下落している。
 
それに呼応するかのように、自民党内からは不穏な空気が漂っている。
 
 「身内も不支持の岸田内閣『自民より不人気』 柿沢未途氏巡る人事ミスも絡み『政権末期の症状』慢性化
  
 
岸田文雄内閣の支持率が共同通信の11月調査で28.3%(前月比4ポイント減)となとなり、発足以来最低を更新した。3割を切るのは直後の総選挙で自民党が下野した2009年の麻生太郎内閣以来という低水準だ。所得税減税などを盛り込み大々的に打ち出した経済対策は奏功せず、自民の政党支持率より内閣支持率が低い「政権末期の症状」(自民重鎮)が、人事ミスも絡んで慢性化しつつある。
 10月にさかのぼるが、自民の支持率(34.7%)が「内閣のアレ(支持率=32.3%)」(自民重鎮)を逆転した。自民関係者によると党内には「論評禁止」の自粛ムードが漂ったという。「『党総裁が党支持者からも相手にされていない』との評判がはびこるのが恐ろしかったから」(自民幹部)とされる。
そして11月の自民支持率は34.1%で前月と横ばい。だが内閣の「アレ」は続落し、差がさらに開いた。「自分の党にすら応援されない総理大臣ってありなのか?」(経済官庁官僚)。共同通信の支持率が報じられた週明けの6日、永田町や霞が関には首相の存在意義をも問う声が広がった。
 低迷の背景には人事のミスもある。関係者の話を総合すると、副大臣・政務官人事の際、法務副大臣は無派閥の星野剛士氏(衆院比例南関東)を内閣府副大臣から横滑りさせることで固まっていた。ところが星野氏が谷垣禎一元総裁のグループに顔を出していたことを理由に同グループ関係者が「この副大臣は無派閥ではなく自分たちの枠」と主張。発表前夜段階でグループ主要メンバーの柿沢未途氏との差し替えを持ち出し官邸は受け入れたという。
 柿沢氏は東京都江東区長選を巡るトラブルの渦中。自民政調会長でもある萩生田光一都連会長は柿沢氏の政務三役起用構想に対し、区長選後の混乱を懸念し起用見送りを促した。萩生田氏は「それを無視され人事をいじられたことに怒り心頭」(側近)という。政府関係者は「単に支持率が低いという分析で済まされない。とうとう身内からも見捨てられ始めた」と危機感を募らす。
 政務三役を巡っては柿沢氏に先立ち、文部科学政務官だった山田太郎氏が女性問題で辞任。共同通信の調査では両件について72.7%が「岸田首相に任命責任がある」と指摘しており、不評の経済政策同様に支持率を押し下げている。

 
こんな自民党内のギスギスしてきた雰囲気を巧みに感じたのか、それとも勘違いしたのかは定かではないが、この輩がトンデモ発言をしていたという。
 
『首相になりたい』『チャンスは平等に来る』と語る河野氏に試練…ライドシェアやマイナ
 
岸田政権下で、河野デジタル相の手腕が問われる局面が続いている。デジタル政策や規制改革など内閣の重要課題を担う一方、所管するマイナンバーカード問題などでは、対応次第で政権の打撃となるリスクもはらむ。河野氏が意欲を示す将来の首相候補としての試練と見る向きもある。
河野氏は4日、個人が自家用車を使って有料で乗客を運ぶ「ライドシェア」を特例的に導入する兵庫県養父市を訪れ、運用状況を視察した。視察後、記者団に「ニーズに対応できない規制は変えなければいけない。なるべく早くできるものからやりたい」と述べ、導入拡大に意欲を示した。
 現在、自家用車による有償での乗客運搬は原則禁止されており、導入には大幅な規制改革やタクシー業界との調整が必要だ。9月の内閣改造で行政改革や規制改革の担当が加わった河野氏は、今月6日に規制改革推進会議の作業部会を開催し、検討を加速させる考えだ。
「やぶくる」に体験乗車した河野デジタル相(養父市で)
 河野氏は、岸田首相肝いりの「デジタル行財政改革会議」の司令塔を任され、国の事業を点検する「行政事業レビュー」による政府予算の無駄削減なども所管している。政府内では「政策の実行力を示せば政権浮揚につながる」(首相周辺)との期待も出ている。
 一方、マイナカード問題では、河野氏が2024年秋の健康保険証の原則廃止を主導し、世論の不興を買った。トラブル対応の総点検は11月末までに完了する見通しだが、結果次第では内閣支持率のさらなる下落を招く可能性もある。
 09年と21年の自民党総裁選に出馬した河野氏は、3度目の挑戦への意欲を持ち続けている。最近も所属する麻生派議員に「首相になりたい」と伝えたほか、4日に大阪府東大阪市で行われたトークイベントでは、小学生から首相になるためにはどうしたらいいかと聞かれ、「チャンスは誰にも平等に来る。準備ができているかどうかが大事だ」と語った。
 党内では、河野氏の突破力や知名度の高さに一定の評価がある反面、強引な政治手法への警戒感は根強く、21年総裁選では麻生派からもまとまった支持は得られなかった。派閥を率いる麻生副総裁は今も、河野氏の総裁選出馬に慎重な姿勢を崩していないとされる。
 河野氏は、自身に近い中堅・若手を中心とする議員との勉強会を続けているが、派幹部は「自分に近い仲間内だけで物事を進めようとしても求心力は高まらない。党内の幅広い意見に耳を傾けることが必要だ」と指摘している。

 

 
こんな状態なので、岸田文雄が政権を投げ出したら、少なくとも今より良い日本になることを期待することは甚だ危険であろう、とオジサンは思う。  
 
【参考】

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