春の大FTP計測会、もとい毎年出ているツールド八ヶ岳に出走。いつもと同じ、バイシクル21杯=体重75kg以上の部。4位入賞でした。また表彰台を逃した。
2015 13位
2016 6位入賞
2017 5位入賞
2018 8位(ハーフコース)
2019 4位入賞(ハーフコース)
……進歩はしてるけど。
去年は荒天のためハーフコース化したけれど、今年も残雪のためハーフコースとなり、FTPの実測ならず。
出走列に並ぶ前に、スタート付近の坂を往復してウォームアップ。それで体は温まったが、いざ列に並ぶと、レース用ワンピースの下に長袖のアンダーウェアを着ただけじゃ寒くて震えている。
スタートは、相変わらずのロケットスタートが数人。昨年はロケットスタートについていこうとして、着いていけず脚を使ってしまい凡退という体たらくだったので、ロケットは見送り、そこそこのペースで。何せスタートして、しばらく走ったところが一番の激坂なので無理はしない。激坂はダンシングでクリアし、ある程度緩んだところで脚を回して登っていく。
ちょっとして、僕の後ろに付いて走っていた2人がパスして行った。付いて行こうかちょっと考えたが、キツそうなので見送ってしまった。後から考えたら、無理しても着いて行くんじゃべきだったと反省。
ロケットスタートに着いていって、脚を切らして落ちてきた人をパスする。着いて行くんじゃなかったとグチを言っていたが、僕が6位だと教えてくれた。
道は荒れ気味のワインディングを登って行くが、勾配は穏やかなので脚を回すだけでもそれなりに進む。他カテゴリーの脚の合う人に着いて行ったりして力を温存。コース中盤のダウンヒルを待つ。
ダンシングを織り交ぜながらこなして行くと、やがて先ほど僕をパスして行ったうちの1人を視界に捉える。以降は、その人を追って行く感じで。
攻めどころと睨んでいたダウンヒルが、記憶よりも勾配が弱くあまりスピードに乗れず。それでも、下ハンドルを持ったり、他のライダーの後ろに付いたり、省力化しつつもスピードに乗る工夫をする。
やがてゴールまで3km。ついに追っていたライダーを捉える。アタックし抜こうと思えば抜ける位置だが、それでカウンターアタックをかけられて消耗するのも嫌なので、こっそり後ろをついて行く。脚を使い切ったというほどでもないが、明らかに消耗はしている。あと、それよりも前を走っている同カテゴリーの選手は見えないので、それ以上順位を上げるということも見込めない。
というわけで、ゴール前のスプリントにかけることに。途中、ペースアップされてあわやというところもあったが、ゴール前スプリントで抜いて、作戦成功。
表彰式でこの選手に、序盤良いペースで走っていたのをついていかせてもらってありがとう、と挨拶をされたのだが、虎視眈々とゴール前スプリントを狙っていたのでバツが悪かったけれど。
そんなわけで、改めて4位でした。
思い返してみると、ハーフコースということで、序盤のきつい登りと終盤の緩い勾配で、踏みどころがなく、燃焼不良なレースだったなあという感想。やはりフルコースでごりごりの消耗戦をやりたかったなあ。来年こそフルコースで走りたい。そして表彰台に上がりたい。