▸19日に観た「彼女がその名を知らない鳥たち」は昨年見逃した邦画のうちの1つ。「イヤミス」という言葉は知っていても、本は読んでない私ヌルボ。映画も観たのは湊かなえ原作の「告白」(2010)くらい。で、沼田まほかる原作のこの映画は、その人気の理由が少しわかりました。つまりは展開が読めないストーリー、クセの強い登場人物がいっぱい・・・。で、エンタとしては確かに楽しめてもそれが感動につながるわけではなく、作品としてはとても年間ベスト10には入りません。蒼井優の演技については「イチオシ!」とはいかないまでも、日スポとかキネ旬での主演女優賞に異議はありません。
▸20日は水道橋の在日本韓国YMCAで韓国のドキュメンタリー「自白(자백)」を観てきました。脱北者・国家情報院・冤罪等々、個人的に興味のあることが満載の作品で、2016年10月の韓国公開の時から観たいと思っていた作品です。内容は→コチラの記事に詳しく記されている通り、2013年ソウル市公務員として勤務していた脱北者のユ・ウソンさんの冤罪事件がメインです。国家情報院(国情院)が彼の妹に虚偽の自白を強要したり証拠まで偽造して彼を「偽装脱北した北朝鮮のスパイ」にしたてあげていった事件の真実を、チェ・スンホ監督自身が中国東北部の和龍市などにも足を運んで追求して明らかにし、無罪判決に至る過程が撮られています。
それに続いて、国情院による過去の冤罪事件として1975年の21人の在日韓国人留学生21人が国家保安法・反共法違反で逮捕された学園浸透スパイ団事件を紹介するとともに、現在の当事者たちに取材しているのですが、近年再審無罪を勝ち取った人たちだけでなく、75年当時国情院の対共捜査局長だった金淇春(キム・ギチュン)氏にも突撃取材しているのには驚きました。 取材当時の金淇春は朴槿恵政権の大統領府秘書室長という地位にあって、あの産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(当時)を陥れたキーパーソンです。ところが今や加藤達也氏とは逆に自分が職権乱用罪等で収監され、まさに1月23日二審判決で懲役4年が言い渡されたとの最新ニュースが伝えられたところ。いやあ、韓国の政局も文在寅大統領政権が誕生していろいろ大きく変わりましたが、人生がガラッと変わった人たちも大勢いるものです。
▸大ヒットとなった「神と共に」は、私ヌルボ、数年前にウェブトゥーン(ネット漫画)でおもしろく読みましたが、同じく個人的に気に入っていたカンプルのウェブトゥーン「26年」は映画化されたものの日本公開はされていなかったのが、Netflixで配信されることになったとか・・・。で、日本でも観られるように。またこれも数年前一気に読んだ鄭裕静(チョン・ユジョン)のベストセラー・ミステリー「7年の夜」がこの3月チャン・ドンゴン主演でようやく公開されるとか。(→コチラ参照) どれも早く観てみたいものですが、いつになることやら・・・。
★★★ NAVERの人気順位(1月23日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも、評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
①(-) ジェクスキス エイティーン(韓国) 9.78(217)
②(2) ワンダー 9.40(966)
③(1) グレイテスト・ショーマン 9.39(10,272)
④(4) 1987(韓国) 9.28(25,703)
⑤(6) ゴッホ~最期の手紙~ 9.19(4,757)
⑥(7) 劇場版総集編『ハイキュー!! 才能とセンス』(日本) 9.18(309)
⑦(8) ポロロ劇場版 恐竜島大冒険(韓国) 9.17(3,787)
⑧(9) モーディー 9.17(2,7-3)
⑨(10) リメンバー・ミー 9.16(6,870)
⑩(-) 血の年代記(韓国) 9.11(79)
①と⑩の2作品が新登場です。
①「ジェクスキス エイティーン」は、韓国のドキュメンタリー。ジェクスキス(Sechs Kies)は1997年結成の6人組男性アイドルグループで、2000年人気絶頂期の中で解散しましたが、その後2016年5人で再結成され、活動が開始されました。解散後の16年間も変わらず彼らを見守ってきたファンたちの期待に応えて2017年18年ぶりに第5集アルバムが製作されました。そこに収録された曲のライブ実況とともに、彼らやファンたちの姿が盛り込まれています。原題は「젝스키스 에이틴」です。
⑩「血の年代記」は韓国のドキュメンタリー。
人生で少なくとも400回。面倒な「その日」の名は大自然、魔法、月例町内会等とよばれる・・・と言っても、それは女性だけのこと。つまり「生理」について、全時代的・全世界的に探究したドキュメンタリーです。よくこういうテーマを取り上げ、取材し、上映に至ったものです。具体的内容はよくわかりませんが、そういう点で意義深い作品ではないでしょうか? 原題は「피의 연대기」です。
【記者・評論家による順位】
①(1) 牯嶺街少年殺人事件[デジタルリマスター版] 9.00(6)
②(2) ア・ゴースト・ストーリー 8.33(6)
③(3) ブレードランナー 2049 8.22(9)
④(4) パターソン 8.20(9)
⑤(5) 1987(韓国) 8.08(12)
⑥(6) リメンバー・ミー 7.83(6)
⑦(7) スター・ウォーズ/最後のジェダイ 7.71(7)
⑧(9) ゴッホ~最期の手紙~ 7.50(8)
⑨(10) メリー・クリスマス ミスター・モ(韓国) 7.33(15)
⑩(-) 鋼鉄の雨[STEEL RAIN](韓国) 7.18(11)
新登場の作品はありません。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績1月19日(金)~1月21日(日)) ★★★
「1987」は1週で陥落、「メイズ・ランナー 最期の迷宮」が1位に
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・・上映館数
1(14)・・メイズ・ランナー:最期の迷宮・・1/17・・・・・・・・869,109 ・・・・・・・1,266,003 ・・・・・・・10,582・・・・・・・・1,090
2(19)・・それだけが私の世界(韓国) ・・・・1/17・・・・・・・・・647,897・・・・・・・・・911,384 ・・・・・・・・7,487 ・・・・・・・・・861
3(3)・・リメンバー・ミー・・・・・・・・・・・・・・1/11・・・・・・・・・565,703 ・・・・・・・1,803,058 ・・・・・・・14,398 ・・・・・・・・・971
4(1)・・1987(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・12/27・・・・・・・・・465,085・・・・・・・・6,668,454 ・・・・・・・53,740・・・・・・・・・745
5(2)・・神と共に-罪と罰(韓国)・・・・・・・・12/20・・・・・・・・・362,527・・・・・・・13,542,326 ・・・・・・108,801・・・・・・・・・650
6(4)・・ジュマンジ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/03・・・・・・・・・・54,855・・・・・・・・1,684,678 ・・・・・・・13,636・・・・・・・・・372
/ウェルカム・トゥ・ジャングル
7(6)・・グレイテスト・ショーマン・・・・・12/20 ・・・・・・・・・・28,440・・・・・・・・1,280,953 ・・・・・・・10,503・・・・・・・・・121
8(9)・・ワンダー/Wonder・・・・・・・・・・・・・12/27 ・・・・・・・・・・13,676 ・・・・・・・・・204,774 ・・・・・・・・1,604・・・・・・・・・・58
9(新)・・リトル・ヴァンパイア・・・・・・・・・1/18 ・・・・・・・・・・12,861 ・・・・・・・・・・16,476・・・・・・・・・・121・・・・・・・・・213
10(新)・・ジェクスキス エイティーン(韓国)・・1/18・・・・11,993・・・・・・・・・・・21,050・・・・・・・・・・162・・・・・・・・・・25
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
「神と共に-罪と罰」は「ベテラン」(1,341万人)を抜いて韓国映画歴代3位に。この上は「国際市場で逢いましょう」(1,425万人)には届かないかな? 今さらながら、朴槿恵も観た「バトルオーシャン 海上決戦(鳴梁)」(1,761万人)の数字はすごいです。
一方前週1位の「1987」は700万人の前で失速気味。
今回の新登場は1・2・9・10位の3作品です。
1位「メイズ・ランナー:最期の迷宮」は、アメリカの人気アクションシリーズの第3作で完結編。3年を費やして巨大迷路から脱出したトーマス(ディラン・オブライエン)たちが、謎の組織ウィキッドに捕らえられた仲間のミンホ(イ・ギホン)を救うため、そして自分たちが迷路に閉じ込められた理由を解明するため、ウィキッドの本部がある最後の都市に向かいます・・・。
韓国題は「메이즈 러너:데스 큐어」。日本公開は6月です。※シリーズ第1作から出演しているイ・ギホンは米国籍の韓国人俳優。1986年ソウル生まれですが6歳の時ニュージーランドに渡り、8歳からはアメリカLAに移り住んでいます。
9位「リトル・ヴァンパイア」はドイツ・アメリカ合作の3Dアニメ。13歳の少年トニーは<オタク>です。それも珍しいことにヴァンパイアオタク。そんな彼が両親とドイツ旅行中、本物のヴァンパイアであるルドルフに出会います。13歳の誕生日だけでも300回目を迎えたルドルフは、ヴァンパイア・ハンターの攻撃を避けていていた時にトニーに会い、友だちになります。2人の少年はヴァンパイア・ハンターに捕まったトニーの家族を救うため夢のような冒険をすることになります・・・。韓国題は「리틀 뱀파이어」。日本公開はなさそうですが・・・。
10位「そジェクスキス エイティーン」については上述しました。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・・上映館数
1(1)・・ワンダー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12/27 ・・・・・・・・・・13,676 ・・・・・・・・・・204,774 ・・・・・・・・・1,604・・・・・・・・・・58
2(2)・・パターソン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12/21 ・・・・・・・・・・・3,567 ・・・・・・・・・・・53,252・・・・・・・・・・・437・・・・・・・・・・35
3(5)・・ゴッホ~最期の手紙~ ・・・・・・・・・・11/09 ・・・・・・・・・・・1,850 ・・・・・・・・・・399,885 ・・・・・・・・・3,187・・・・・・・・・・18
4(新)・・B級の嫁(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/17 ・・・・・・・・・・・1,307 ・・・・・・・・・・・・3,807・・・・・・・・・・・・30・・・・・・・・・・56
5(55)・・血の年代記(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・1/18・・・・・・・・・・・・1,162 ・・・・・・・・・・・・2,403・・・・・・・・・・・・16・・・・・・・・・・34
4・5位の2作品が新登場です。
4位「B級の嫁」は韓国のドキュメンタリー。
嫁と姑の戦いはどの家にでもある話ですが、ジニョンはどの家にもいる嫁ではありません。「韓国の嫁たちが背負ってきた全ての抑圧と搾取に立ち向かってやる」というジニョンのおかげで、夫は今日もトバッチリを食っています。「ボクは本当にヘンな女性と結婚したのだろうか?」・・・。そんな夫の不幸を人は楽しんでいるようです。ということで、夫ソン・ホビンが監督となりジニョンを主人公としてドキュメンタリーが作られたという次第。→コチラの記事(韓国語)
http://h21.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/44752.html
に監督や家族のことが写真とともに紹介されています。原題は「B급 며느리」です。
5位「血の年代記」については上述しました。
▸20日は水道橋の在日本韓国YMCAで韓国のドキュメンタリー「自白(자백)」を観てきました。脱北者・国家情報院・冤罪等々、個人的に興味のあることが満載の作品で、2016年10月の韓国公開の時から観たいと思っていた作品です。内容は→コチラの記事に詳しく記されている通り、2013年ソウル市公務員として勤務していた脱北者のユ・ウソンさんの冤罪事件がメインです。国家情報院(国情院)が彼の妹に虚偽の自白を強要したり証拠まで偽造して彼を「偽装脱北した北朝鮮のスパイ」にしたてあげていった事件の真実を、チェ・スンホ監督自身が中国東北部の和龍市などにも足を運んで追求して明らかにし、無罪判決に至る過程が撮られています。
それに続いて、国情院による過去の冤罪事件として1975年の21人の在日韓国人留学生21人が国家保安法・反共法違反で逮捕された学園浸透スパイ団事件を紹介するとともに、現在の当事者たちに取材しているのですが、近年再審無罪を勝ち取った人たちだけでなく、75年当時国情院の対共捜査局長だった金淇春(キム・ギチュン)氏にも突撃取材しているのには驚きました。
【金淇春の1975年当時(左)と、朴槿恵政権の大統領府秘書室長の時。そして右は1月23日のニュースで報じられた金淇春。】
▸大ヒットとなった「神と共に」は、私ヌルボ、数年前にウェブトゥーン(ネット漫画)でおもしろく読みましたが、同じく個人的に気に入っていたカンプルのウェブトゥーン「26年」は映画化されたものの日本公開はされていなかったのが、Netflixで配信されることになったとか・・・。で、日本でも観られるように。またこれも数年前一気に読んだ鄭裕静(チョン・ユジョン)のベストセラー・ミステリー「7年の夜」がこの3月チャン・ドンゴン主演でようやく公開されるとか。(→コチラ参照) どれも早く観てみたいものですが、いつになることやら・・・。
「朝鮮日報」1月20日掲載の「封切映画 ぴったり10字評」 (ハングル文も訳文も10字です。) | ||
---|---|---|
십대에겐 '꿀잼'… 어른들은 글쎄? | 「メイズ・ランナー:最期の迷宮」 十代には'蜜の味'、大人は? ※《週末の劇場街》で紹介 「リトル・ヴァンパイア」 負担なく観る家族映画 ★★☆ 「美しい星」 奇妙だが意外にハマる ★★☆ 「血の年代記」 女性なら全部ナットク ★★☆ | |
「美しい星」は吉田大八監督のSFですが、他の多くの邦画話題作同様これも観てないんですよー。他の作品は以下の記事の中で紹介しています。 |
★★★ NAVERの人気順位(1月23日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも、評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
①(-) ジェクスキス エイティーン(韓国) 9.78(217)
②(2) ワンダー 9.40(966)
③(1) グレイテスト・ショーマン 9.39(10,272)
④(4) 1987(韓国) 9.28(25,703)
⑤(6) ゴッホ~最期の手紙~ 9.19(4,757)
⑥(7) 劇場版総集編『ハイキュー!! 才能とセンス』(日本) 9.18(309)
⑦(8) ポロロ劇場版 恐竜島大冒険(韓国) 9.17(3,787)
⑧(9) モーディー 9.17(2,7-3)
⑨(10) リメンバー・ミー 9.16(6,870)
⑩(-) 血の年代記(韓国) 9.11(79)
①と⑩の2作品が新登場です。
①「ジェクスキス エイティーン」は、韓国のドキュメンタリー。ジェクスキス(Sechs Kies)は1997年結成の6人組男性アイドルグループで、2000年人気絶頂期の中で解散しましたが、その後2016年5人で再結成され、活動が開始されました。解散後の16年間も変わらず彼らを見守ってきたファンたちの期待に応えて2017年18年ぶりに第5集アルバムが製作されました。そこに収録された曲のライブ実況とともに、彼らやファンたちの姿が盛り込まれています。原題は「젝스키스 에이틴」です。
⑩「血の年代記」は韓国のドキュメンタリー。
人生で少なくとも400回。面倒な「その日」の名は大自然、魔法、月例町内会等とよばれる・・・と言っても、それは女性だけのこと。つまり「生理」について、全時代的・全世界的に探究したドキュメンタリーです。よくこういうテーマを取り上げ、取材し、上映に至ったものです。具体的内容はよくわかりませんが、そういう点で意義深い作品ではないでしょうか? 原題は「피의 연대기」です。
【記者・評論家による順位】
①(1) 牯嶺街少年殺人事件[デジタルリマスター版] 9.00(6)
②(2) ア・ゴースト・ストーリー 8.33(6)
③(3) ブレードランナー 2049 8.22(9)
④(4) パターソン 8.20(9)
⑤(5) 1987(韓国) 8.08(12)
⑥(6) リメンバー・ミー 7.83(6)
⑦(7) スター・ウォーズ/最後のジェダイ 7.71(7)
⑧(9) ゴッホ~最期の手紙~ 7.50(8)
⑨(10) メリー・クリスマス ミスター・モ(韓国) 7.33(15)
⑩(-) 鋼鉄の雨[STEEL RAIN](韓国) 7.18(11)
新登場の作品はありません。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績1月19日(金)~1月21日(日)) ★★★
「1987」は1週で陥落、「メイズ・ランナー 最期の迷宮」が1位に
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・・上映館数
1(14)・・メイズ・ランナー:最期の迷宮・・1/17・・・・・・・・869,109 ・・・・・・・1,266,003 ・・・・・・・10,582・・・・・・・・1,090
2(19)・・それだけが私の世界(韓国) ・・・・1/17・・・・・・・・・647,897・・・・・・・・・911,384 ・・・・・・・・7,487 ・・・・・・・・・861
3(3)・・リメンバー・ミー・・・・・・・・・・・・・・1/11・・・・・・・・・565,703 ・・・・・・・1,803,058 ・・・・・・・14,398 ・・・・・・・・・971
4(1)・・1987(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・12/27・・・・・・・・・465,085・・・・・・・・6,668,454 ・・・・・・・53,740・・・・・・・・・745
5(2)・・神と共に-罪と罰(韓国)・・・・・・・・12/20・・・・・・・・・362,527・・・・・・・13,542,326 ・・・・・・108,801・・・・・・・・・650
6(4)・・ジュマンジ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/03・・・・・・・・・・54,855・・・・・・・・1,684,678 ・・・・・・・13,636・・・・・・・・・372
/ウェルカム・トゥ・ジャングル
7(6)・・グレイテスト・ショーマン・・・・・12/20 ・・・・・・・・・・28,440・・・・・・・・1,280,953 ・・・・・・・10,503・・・・・・・・・121
8(9)・・ワンダー/Wonder・・・・・・・・・・・・・12/27 ・・・・・・・・・・13,676 ・・・・・・・・・204,774 ・・・・・・・・1,604・・・・・・・・・・58
9(新)・・リトル・ヴァンパイア・・・・・・・・・1/18 ・・・・・・・・・・12,861 ・・・・・・・・・・16,476・・・・・・・・・・121・・・・・・・・・213
10(新)・・ジェクスキス エイティーン(韓国)・・1/18・・・・11,993・・・・・・・・・・・21,050・・・・・・・・・・162・・・・・・・・・・25
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
「神と共に-罪と罰」は「ベテラン」(1,341万人)を抜いて韓国映画歴代3位に。この上は「国際市場で逢いましょう」(1,425万人)には届かないかな? 今さらながら、朴槿恵も観た「バトルオーシャン 海上決戦(鳴梁)」(1,761万人)の数字はすごいです。
一方前週1位の「1987」は700万人の前で失速気味。
今回の新登場は1・2・9・10位の3作品です。
1位「メイズ・ランナー:最期の迷宮」は、アメリカの人気アクションシリーズの第3作で完結編。3年を費やして巨大迷路から脱出したトーマス(ディラン・オブライエン)たちが、謎の組織ウィキッドに捕らえられた仲間のミンホ(イ・ギホン)を救うため、そして自分たちが迷路に閉じ込められた理由を解明するため、ウィキッドの本部がある最後の都市に向かいます・・・。
韓国題は「메이즈 러너:데스 큐어」。日本公開は6月です。※シリーズ第1作から出演しているイ・ギホンは米国籍の韓国人俳優。1986年ソウル生まれですが6歳の時ニュージーランドに渡り、8歳からはアメリカLAに移り住んでいます。
9位「リトル・ヴァンパイア」はドイツ・アメリカ合作の3Dアニメ。13歳の少年トニーは<オタク>です。それも珍しいことにヴァンパイアオタク。そんな彼が両親とドイツ旅行中、本物のヴァンパイアであるルドルフに出会います。13歳の誕生日だけでも300回目を迎えたルドルフは、ヴァンパイア・ハンターの攻撃を避けていていた時にトニーに会い、友だちになります。2人の少年はヴァンパイア・ハンターに捕まったトニーの家族を救うため夢のような冒険をすることになります・・・。韓国題は「리틀 뱀파이어」。日本公開はなさそうですが・・・。
10位「そジェクスキス エイティーン」については上述しました。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・・上映館数
1(1)・・ワンダー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12/27 ・・・・・・・・・・13,676 ・・・・・・・・・・204,774 ・・・・・・・・・1,604・・・・・・・・・・58
2(2)・・パターソン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12/21 ・・・・・・・・・・・3,567 ・・・・・・・・・・・53,252・・・・・・・・・・・437・・・・・・・・・・35
3(5)・・ゴッホ~最期の手紙~ ・・・・・・・・・・11/09 ・・・・・・・・・・・1,850 ・・・・・・・・・・399,885 ・・・・・・・・・3,187・・・・・・・・・・18
4(新)・・B級の嫁(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/17 ・・・・・・・・・・・1,307 ・・・・・・・・・・・・3,807・・・・・・・・・・・・30・・・・・・・・・・56
5(55)・・血の年代記(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・1/18・・・・・・・・・・・・1,162 ・・・・・・・・・・・・2,403・・・・・・・・・・・・16・・・・・・・・・・34
4・5位の2作品が新登場です。
4位「B級の嫁」は韓国のドキュメンタリー。
嫁と姑の戦いはどの家にでもある話ですが、ジニョンはどの家にもいる嫁ではありません。「韓国の嫁たちが背負ってきた全ての抑圧と搾取に立ち向かってやる」というジニョンのおかげで、夫は今日もトバッチリを食っています。「ボクは本当にヘンな女性と結婚したのだろうか?」・・・。そんな夫の不幸を人は楽しんでいるようです。ということで、夫ソン・ホビンが監督となりジニョンを主人公としてドキュメンタリーが作られたという次第。→コチラの記事(韓国語)
http://h21.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/44752.html
に監督や家族のことが写真とともに紹介されています。原題は「B급 며느리」です。
5位「血の年代記」については上述しました。
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