▸6日(金)シネマ・ジャック&ベティへ。「ラーメンヘッズ」を観たら、<とみ田>のカップラーメン1個サービス。スタンプが貯まったので入場無料の上、おみやげまでもらって超ラッキー! 思った以上におもしろいドキュメンタリーだったし、満足満足。
▸9日(月)は横浜ブルクで「坂道のアポロン」を観てきました。8:50~の回ともあって129の客席数があるスクリーン9で客はわずか5人。ところがこの作品、何の予備知識もなく観たのがかえってよかったのかも。すごくよかった。今年に入って観た23作品中1番。(※小玉ユキの原作は2011年の小学館漫画賞(一般向け部門)受賞作とのこと。→ウィキペディアを見て、この10年(以上?)最新の漫画から遠ざかっていたことを痛感。)
高評価の大部分は私ヌルボの個人的要素がかなり入ってはいますが・・・。というのは、①地方都市が舞台で、②1966年に始まる話で、③当時は高校生で、④アート・ブレイキー等のジャズにハマっていた ⑤「マイ・フェイバリット・シングス」が好きだった・・・という点でピタッと重なるからです。よく時代考証がされていて、当時の街の雰囲気や、木造の家、そして当時の赤電話・テレビ・扇風機等々には懐かしさを覚えました。学校の文化祭で云々というのもしかにもその時代。ただ<ロック>というのは少し後でしょ。それに<ロック>じゃなくて<GS>(グループサウンズ)ね。しかしそんなもろもろを差し引いても、いい映画でしたよ。文科省ももしかしたら・・・と思ったら、実際にタイアップしてるのかー。(→コチラ。) なお、振り返ってみれば「下妻物語」(2004)あたりから「幸福のスイッチ」(2006)、「檸檬のころ」(2007)等、いわゆるご当地映画に偏愛があるかもしれん、と思ったりして。(もしかして90年代の「青春デンデケデケデケ」、「がんばっていきまっしょい」から? ご当地高校生モノ?)
[蛇足] 1966年高1だった佐世保の若者たちは68年初めの佐世保エンプラ闘争の時はどうしてたのだろうか?
▸神保町の韓国ブックカフェ<チェッコリ>で、昨年に続きGW特別企画として5月2~5日韓国映画の旧作が4編上映されます。作品は5月2日=「巫女図」(1968)、3日=「カインの後裔」(1968)、4日=「旅人は休まない」(1987)、5日=「千年鶴」(2006)。うち、「巫女図」は日本未公開作品。定員20人、小さなスクリーンでのプロジェクター上映ですが、観るに値する企画です。詳細は→コチラ。
▸シネマート新宿で「ミッドナイト・ランナー」(原題:青年警察)、「グッバイ・シングル」等々ちょっと気になる韓国映画上映中。(今度は見逃さないようにしなくては・・・。)
2016年作品等々
★★★ NAVERの人気順位(4月10日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも、評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
①(-) ポンゲマンと神秘の島(韓国) 9.67(207)
②(-) トック(韓国) 9.59(866)
③(1) 僕らはソリに乗る(韓国) 9.52(48)
④(4) グレイテスト・ショーマン 9.38(12,268)
⑤(5) バナナソングの奇跡(韓国・インド) 9.34(53)
⑥(2) お母さんのノート(韓国) 9.32(103)
⑦(6) 血の年代記(韓国) 9.26(233)
⑧(8) ゴッホ~最期の手紙~ 9.19(5,139)
⑨(-) しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス 9.18(2,820)
⑩(7) バチェラーズ 9.18(120)
①「ポンゲマンと神秘の島」と②「トック」が今回の初登場ですが、いずれについても後述します。
【記者・評論家による順位】
①(1) フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法 8.50(10)
②(2) レディ・プレイヤー1 8.36(11)
③(3) ファントム・スレッド 8.22(9)
④(4) パターソン 8.20(10)
④(4) スリー・ビルボード 8.20(10)
⑥(6) シェイプ・オブ・ウォーター 8.18(11)
⑦(-) レディ・バード 7.82(11)
⑧(7) 君の名前で僕を呼んで 7.80(10)
⑨(8) アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル 7.75(8)
⑩(9) タンジェリン 7.71(7)
⑦「レディ・バード」が今回の初登場です。この作品については後述します。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績4月6日(金)~4月8日(日) ★★★
韓国ホラー「昆池岩[コンジアム]」が2週連続1位
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・・累積収入・・・・上映館数
1(5)・・昆池岩[コンジアム](韓国) ・・・・・3/28・・・・・・・・・513,667 ・・・・・・・2,248,487・・・・・・・17,875 ・・・・・・・・・950
2(13)・・風、風、風(韓国)・・・・・・・・・・・・・・4/05・・・・・・・・・504,026 ・・・・・・・・616,990・・・・・・・・5,028・・・・・・・・・・985
3(2)・・レディ・プレイヤー1・・・・・・・・・3/28 ・・・・・・・・・473,422・・・・・・・1,726,085・・・・・・・15,151・・・・・・・・・・889
4(新)・・トック(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・4/05 ・・・・・・・・・108,324・・・・・・・・・137,853・・・・・・・・1,064 ・・・・・・・・・544
5(3)・・いま、会いにゆきます(韓国) ・・・3/14 ・・・・・・・・・102,347 ・・・・・・・2,525,786・・・・・・・20,203 ・・・・・・・・・530
6(新)・・ポンゲマンと神秘の島(韓国)・・4/05・・・・・・・・・・33,423・・・・・・・・・・36,418 ・・・・・・・・・289 ・・・・・・・・・191
7(25)・・レディ・バード・・・・・・・・・・・・・・3/22 ・・・・・・・・・・28,529・・・・・・・・・・49,752 ・・・・・・・・・399 ・・・・・・・・・345
8(4)・・7年の夜(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・3/28 ・・・・・・・・・・21,612 ・・・・・・・・513,363・・・・・・・・3,870・・・・・・・・・・439
9(新)・・クワイエット・プレイス ・・・・・・4/12 ・・・・・・・・・・17,202 ・・・・・・・・・21,790 ・・・・・・・・・185・・・・・・・・・・206
10(6)・・君の名前で僕を呼んで ・・・・・・・3/22 ・・・・・・・・・・13,413 ・・・・・・・・155.277・・・・・・・・1,285・・・・・・・・・・133
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
あいかわらず韓国映画が6作品と、半数を超えています。アメリカの大型アクションとか、人気アニメとかは端境期なのかな?
今回の新登場は2・4・6・7・9位の5作品です。
2位「風 風 風」は、韓国のコメディ。原題は「바람 바람 바람(パラム パラムパラム)」なのですが、この「바람(パラム)」には「浮気」という意味があって、それがわかっていないとチンプンカンプン。 20年のキャリアを誇る<パラム>のレジェンド(!)ソックン(イ・ソンミン)は、SNSと恋に落ちた妹のミヨン(ソン・ジヒョ)の夫ポンス(シン・ハギュン)を<パラム>の世界に引き入れます。ところが、3人の前に致命的な魅力を持った女性ジェニー(イエル)の登場し、計4人の人生はねじれにねじれていきます・・・。
4位「トック」は韓国のドラマ。幼い孫のトック(チョン・ジフン)とトッキ(パク・ジユン)兄妹と暮らしている70歳のおじいさん(イ・スンジェ)は、自分に残された時間が残り少ないことを知ります。自分が死んだ後、残される2人の孫のために、トックは自分の代わりに孫たちの面倒を見てくれる人を見つけようと独りで遠くまで出かけて、特別なプレゼントを準備するのですが・・・。原題は「덕구」です。
6位「ポンゲマンと神秘の島」は2年前の前作に続く韓国の子供向けの実写ヒーロー物シリーズの新作。元は2000年に始まったEBSの番組「集まれディンドンデン」。<ボンゲ>(번개)はイナズマのことなので<イナズママン>と訳してもいいんですけどね。弱点はバッテリー切れという点がいかにも当世風(笑)。今作は、ポンゲマンたちが充電のため<神秘の島>に向かったら、そこに邪魔者が現れて危機に陥る・・・ということのようです。原題は「번개맨과 신비의 섬」です。
7位「レディ・バード」は、今年のゴールデングローブ賞で作品賞・主演女優賞を受賞したアメリカのコメディ&ドラマ。舞台はカリフォルニア州サクラメント。主人公はカトリック系の女子高に通う17歳のクリスティン(シアーシャ・ローナン)。つまり高校生活最後の年です。ということは、友人やボーイフレンド、家族、そして将来についていろいろ悩み多き年頃。しかし母親の「ちゃんとしなくちゃダメよ」等の小言には耳を貸さない意志の強さを持っているようです。まあ誰にでもある青春の思い出を喚起させるようで、そのあたりが多くの共感を得ていとのことです。あ、タイトルの<レディ・バード>とは、クリスティン自身が自分につけた名前です。韓国題は「레이디 버드」。日本公開は6月1日です。ふーむ、これは観てみようかな。
9位「クワイエット・プレイス」(仮)は、アメリカのホラー。2020年、宇宙からやって来た怪物のために人類が滅亡の危機に瀕し、世界中が恐怖に陥ってしまいます。怪物は盲目ですが非常に鋭敏な聴覚を持っていて、人間が少しでも音声を発したら餌食にしてしまうのです。そんな中でもアボット一家は必死で生き延びていました。手話を使用して意思疎通を図り、道には砂を敷き詰めて裸足で歩くなど、細心の注意を払って毎日を過ごしていました。ところが、やがて想像を絶する恐怖が降りかかってきます・・・。韓国題は「콰이어트 플레이스」。日本公開は今秋とのことです。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・・上映館数
1(1)・・小公女(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3/22 ・・・・・・・・・・・3,355 ・・・・・・・・・・・50,057・・・・・・・・・・・398・・・・・・・・・・44
2(3)・・フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法・・3/07 ・・・・・・・1,813 ・・・・・・・・・・・88,001・・・・・・・・・・・734・・・・・・・・・・25
3(2)・・バチェラーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3/28 ・・・・・・・・・・・1,507 ・・・・・・・・・・・12,329・・・・・・・・・・・・90・・・・・・・・・・26
4(新)・・あなたのお願い(韓国) ・・・・・・・・・・4/19・・・・・・・・・・・・・788・・・・・・・・・・・・・・923・・・・・・・・・・・・・9・・・・・・・・・・・2
5(7)・・男たちの挽歌2018・・・・・・・・・・・・・・・3/14・・・・・・・・・・・・・772 ・・・・・・・・・・・10,521・・・・・・・・・・・・72・・・・・・・・・・・2
4位の「あなたのお願い」が新登場です。2年前の事故で夫を失った32歳の女性ヒョジン(イム・スジョン)は、親友のミラン(イ・サンヒ)と共に近所で小さな勉強部屋を経営して暮らしています。ところがある日、ヒョジンの前に亡夫の息子という16歳の少年ジョンウク(ユン・チャニョウン)が現れます。そして、彼の「行く所がなくなったのでお母さんになってほしい」という出し抜けのお願いにとまどいます。ヒョジンは悩んだ末、全然血のつながりのないジョンウクの母親になることを決心します・・・。原題は「당신의 부탁」です。
▸9日(月)は横浜ブルクで「坂道のアポロン」を観てきました。8:50~の回ともあって129の客席数があるスクリーン9で客はわずか5人。ところがこの作品、何の予備知識もなく観たのがかえってよかったのかも。すごくよかった。今年に入って観た23作品中1番。(※小玉ユキの原作は2011年の小学館漫画賞(一般向け部門)受賞作とのこと。→ウィキペディアを見て、この10年(以上?)最新の漫画から遠ざかっていたことを痛感。)
高評価の大部分は私ヌルボの個人的要素がかなり入ってはいますが・・・。というのは、①地方都市が舞台で、②1966年に始まる話で、③当時は高校生で、④アート・ブレイキー等のジャズにハマっていた ⑤「マイ・フェイバリット・シングス」が好きだった・・・という点でピタッと重なるからです。よく時代考証がされていて、当時の街の雰囲気や、木造の家、そして当時の赤電話・テレビ・扇風機等々には懐かしさを覚えました。学校の文化祭で云々というのもしかにもその時代。ただ<ロック>というのは少し後でしょ。それに<ロック>じゃなくて<GS>(グループサウンズ)ね。しかしそんなもろもろを差し引いても、いい映画でしたよ。文科省ももしかしたら・・・と思ったら、実際にタイアップしてるのかー。(→コチラ。) なお、振り返ってみれば「下妻物語」(2004)あたりから「幸福のスイッチ」(2006)、「檸檬のころ」(2007)等、いわゆるご当地映画に偏愛があるかもしれん、と思ったりして。(もしかして90年代の「青春デンデケデケデケ」、「がんばっていきまっしょい」から? ご当地高校生モノ?)
[蛇足] 1966年高1だった佐世保の若者たちは68年初めの佐世保エンプラ闘争の時はどうしてたのだろうか?
▸神保町の韓国ブックカフェ<チェッコリ>で、昨年に続きGW特別企画として5月2~5日韓国映画の旧作が4編上映されます。作品は5月2日=「巫女図」(1968)、3日=「カインの後裔」(1968)、4日=「旅人は休まない」(1987)、5日=「千年鶴」(2006)。うち、「巫女図」は日本未公開作品。定員20人、小さなスクリーンでのプロジェクター上映ですが、観るに値する企画です。詳細は→コチラ。
▸シネマート新宿で「ミッドナイト・ランナー」(原題:青年警察)、「グッバイ・シングル」等々ちょっと気になる韓国映画上映中。(今度は見逃さないようにしなくては・・・。)
2016年作品等々
「朝鮮日報」4月6日掲載の「封切映画 ぴったり10字評」 (ハングル文も訳文も10字です。) | ||
---|---|---|
할배의 손자 사랑에 콧날이 시큰 손자 덕구(정지훈)를 꼭 껴안는 할배(이순재). 노배우와 아역 배우의 연기 합이 코끝 시큰한 감동을 빚어낸다. | 《週末の劇場街》で紹介 「トック」 おじいさんの孫への愛に鼻がジーン [写真説明] 老俳優と子役俳優の演技の息が合って鼻先がジーンとなる感動を醸し出す。 「夜は短し歩けよ乙女」 愛も青春も一時だった ★★★ 「風の色」 綺麗な絵と物語の交錯 ★★☆ 「風、風、風」 喜劇作りは楽じゃない ★☆ | |
「風の色」は「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン監督による日韓合作作品で、日本では1月に公開されています。他の作品については以下の記事の中で紹介しています。 |
★★★ NAVERの人気順位(4月10日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも、評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
①(-) ポンゲマンと神秘の島(韓国) 9.67(207)
②(-) トック(韓国) 9.59(866)
③(1) 僕らはソリに乗る(韓国) 9.52(48)
④(4) グレイテスト・ショーマン 9.38(12,268)
⑤(5) バナナソングの奇跡(韓国・インド) 9.34(53)
⑥(2) お母さんのノート(韓国) 9.32(103)
⑦(6) 血の年代記(韓国) 9.26(233)
⑧(8) ゴッホ~最期の手紙~ 9.19(5,139)
⑨(-) しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス 9.18(2,820)
⑩(7) バチェラーズ 9.18(120)
①「ポンゲマンと神秘の島」と②「トック」が今回の初登場ですが、いずれについても後述します。
【記者・評論家による順位】
①(1) フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法 8.50(10)
②(2) レディ・プレイヤー1 8.36(11)
③(3) ファントム・スレッド 8.22(9)
④(4) パターソン 8.20(10)
④(4) スリー・ビルボード 8.20(10)
⑥(6) シェイプ・オブ・ウォーター 8.18(11)
⑦(-) レディ・バード 7.82(11)
⑧(7) 君の名前で僕を呼んで 7.80(10)
⑨(8) アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル 7.75(8)
⑩(9) タンジェリン 7.71(7)
⑦「レディ・バード」が今回の初登場です。この作品については後述します。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績4月6日(金)~4月8日(日) ★★★
韓国ホラー「昆池岩[コンジアム]」が2週連続1位
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・・累積収入・・・・上映館数
1(5)・・昆池岩[コンジアム](韓国) ・・・・・3/28・・・・・・・・・513,667 ・・・・・・・2,248,487・・・・・・・17,875 ・・・・・・・・・950
2(13)・・風、風、風(韓国)・・・・・・・・・・・・・・4/05・・・・・・・・・504,026 ・・・・・・・・616,990・・・・・・・・5,028・・・・・・・・・・985
3(2)・・レディ・プレイヤー1・・・・・・・・・3/28 ・・・・・・・・・473,422・・・・・・・1,726,085・・・・・・・15,151・・・・・・・・・・889
4(新)・・トック(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・4/05 ・・・・・・・・・108,324・・・・・・・・・137,853・・・・・・・・1,064 ・・・・・・・・・544
5(3)・・いま、会いにゆきます(韓国) ・・・3/14 ・・・・・・・・・102,347 ・・・・・・・2,525,786・・・・・・・20,203 ・・・・・・・・・530
6(新)・・ポンゲマンと神秘の島(韓国)・・4/05・・・・・・・・・・33,423・・・・・・・・・・36,418 ・・・・・・・・・289 ・・・・・・・・・191
7(25)・・レディ・バード・・・・・・・・・・・・・・3/22 ・・・・・・・・・・28,529・・・・・・・・・・49,752 ・・・・・・・・・399 ・・・・・・・・・345
8(4)・・7年の夜(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・3/28 ・・・・・・・・・・21,612 ・・・・・・・・513,363・・・・・・・・3,870・・・・・・・・・・439
9(新)・・クワイエット・プレイス ・・・・・・4/12 ・・・・・・・・・・17,202 ・・・・・・・・・21,790 ・・・・・・・・・185・・・・・・・・・・206
10(6)・・君の名前で僕を呼んで ・・・・・・・3/22 ・・・・・・・・・・13,413 ・・・・・・・・155.277・・・・・・・・1,285・・・・・・・・・・133
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
あいかわらず韓国映画が6作品と、半数を超えています。アメリカの大型アクションとか、人気アニメとかは端境期なのかな?
今回の新登場は2・4・6・7・9位の5作品です。
2位「風 風 風」は、韓国のコメディ。原題は「바람 바람 바람(パラム パラムパラム)」なのですが、この「바람(パラム)」には「浮気」という意味があって、それがわかっていないとチンプンカンプン。 20年のキャリアを誇る<パラム>のレジェンド(!)ソックン(イ・ソンミン)は、SNSと恋に落ちた妹のミヨン(ソン・ジヒョ)の夫ポンス(シン・ハギュン)を<パラム>の世界に引き入れます。ところが、3人の前に致命的な魅力を持った女性ジェニー(イエル)の登場し、計4人の人生はねじれにねじれていきます・・・。
4位「トック」は韓国のドラマ。幼い孫のトック(チョン・ジフン)とトッキ(パク・ジユン)兄妹と暮らしている70歳のおじいさん(イ・スンジェ)は、自分に残された時間が残り少ないことを知ります。自分が死んだ後、残される2人の孫のために、トックは自分の代わりに孫たちの面倒を見てくれる人を見つけようと独りで遠くまで出かけて、特別なプレゼントを準備するのですが・・・。原題は「덕구」です。
6位「ポンゲマンと神秘の島」は2年前の前作に続く韓国の子供向けの実写ヒーロー物シリーズの新作。元は2000年に始まったEBSの番組「集まれディンドンデン」。<ボンゲ>(번개)はイナズマのことなので<イナズママン>と訳してもいいんですけどね。弱点はバッテリー切れという点がいかにも当世風(笑)。今作は、ポンゲマンたちが充電のため<神秘の島>に向かったら、そこに邪魔者が現れて危機に陥る・・・ということのようです。原題は「번개맨과 신비의 섬」です。
7位「レディ・バード」は、今年のゴールデングローブ賞で作品賞・主演女優賞を受賞したアメリカのコメディ&ドラマ。舞台はカリフォルニア州サクラメント。主人公はカトリック系の女子高に通う17歳のクリスティン(シアーシャ・ローナン)。つまり高校生活最後の年です。ということは、友人やボーイフレンド、家族、そして将来についていろいろ悩み多き年頃。しかし母親の「ちゃんとしなくちゃダメよ」等の小言には耳を貸さない意志の強さを持っているようです。まあ誰にでもある青春の思い出を喚起させるようで、そのあたりが多くの共感を得ていとのことです。あ、タイトルの<レディ・バード>とは、クリスティン自身が自分につけた名前です。韓国題は「레이디 버드」。日本公開は6月1日です。ふーむ、これは観てみようかな。
9位「クワイエット・プレイス」(仮)は、アメリカのホラー。2020年、宇宙からやって来た怪物のために人類が滅亡の危機に瀕し、世界中が恐怖に陥ってしまいます。怪物は盲目ですが非常に鋭敏な聴覚を持っていて、人間が少しでも音声を発したら餌食にしてしまうのです。そんな中でもアボット一家は必死で生き延びていました。手話を使用して意思疎通を図り、道には砂を敷き詰めて裸足で歩くなど、細心の注意を払って毎日を過ごしていました。ところが、やがて想像を絶する恐怖が降りかかってきます・・・。韓国題は「콰이어트 플레이스」。日本公開は今秋とのことです。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・・上映館数
1(1)・・小公女(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3/22 ・・・・・・・・・・・3,355 ・・・・・・・・・・・50,057・・・・・・・・・・・398・・・・・・・・・・44
2(3)・・フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法・・3/07 ・・・・・・・1,813 ・・・・・・・・・・・88,001・・・・・・・・・・・734・・・・・・・・・・25
3(2)・・バチェラーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3/28 ・・・・・・・・・・・1,507 ・・・・・・・・・・・12,329・・・・・・・・・・・・90・・・・・・・・・・26
4(新)・・あなたのお願い(韓国) ・・・・・・・・・・4/19・・・・・・・・・・・・・788・・・・・・・・・・・・・・923・・・・・・・・・・・・・9・・・・・・・・・・・2
5(7)・・男たちの挽歌2018・・・・・・・・・・・・・・・3/14・・・・・・・・・・・・・772 ・・・・・・・・・・・10,521・・・・・・・・・・・・72・・・・・・・・・・・2
4位の「あなたのお願い」が新登場です。2年前の事故で夫を失った32歳の女性ヒョジン(イム・スジョン)は、親友のミラン(イ・サンヒ)と共に近所で小さな勉強部屋を経営して暮らしています。ところがある日、ヒョジンの前に亡夫の息子という16歳の少年ジョンウク(ユン・チャニョウン)が現れます。そして、彼の「行く所がなくなったのでお母さんになってほしい」という出し抜けのお願いにとまどいます。ヒョジンは悩んだ末、全然血のつながりのないジョンウクの母親になることを決心します・・・。原題は「당신의 부탁」です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます