6月13日(土)~21日(日)韓国文化院で開催される<1960・70年代日韓名作映画祭>の「当日観覧受付のご案内」が韓国文化院のサイトに掲載されました。(→コチラ。) 先の応募締切に間に合わなかった人、当日の別の予定がなくなって行かれるになった人、まだ大丈夫ですよ。
6月4日(木)に「パイレーツ」を観てきました。<映画生活>では12人の投票とはいえ平均93点の高得点。観てみて、やっぱりね、でした。映画を評価するモノサシに「深いか?」(=芸術性)と「おもしろいか?」(=娯楽性)の2つあるとして (あと2つくらいありそうですが、それはおいといて)、この「パイレーツ」」は前者が4点以下(10点満点)で後者が7点以上。クジラが国璽を飲み込んじゃった(!)等々のトンデモ設定や、14世紀末にこんなウォータースライダーのようなものがあったはずないだろ!?といった時代考証や、ご都合主義的展開へのイチャモン等々は言うのが野暮で、観て楽しければいいでしょ?ってそれはそのとおり。心の安らぎとか解放感を求めて観に来るファンは圧倒的に多いし、それを否定するリクツはありません。韓国でも、「鳴梁」1761万人にはするかに及ばないものの、866万人の大ヒットは観てみてナットクしました。それにしても、ソン・イェジンがこんなアクションも演じるとは、たとえば2003年に「ラブストーリー」を観た人の誰が予測しえたでしょうか?
韓国では、6月は25日は朝鮮戦争が勃発した日であり、6日は顕忠日で式典が開かれたりもして、<護国報勲の月>といわれています。映画関係で韓国の記事を見てみると、ソウル市江南区では<太極旗を付ける運動>を展開して、その一環として太極旗と自分の顔を一緒に撮った写真をケータイに入れて映画館に提示するとCOEXメガボックス等では割引料金になるとか。(6~10日。) また、以前からこの月には関連の映画が上映されてきたそうですが、私ヌルボの知るところでは2010年の「戦火の中へ」(原題:砲火の中へ)が6月公開でした。翌2011年の「高地戦」は少し遅れて7月公開。以後、昨年まではとくにそんな戦争関係映画の6月公開はなかったように思います。ところが今年は「延坪海戦」という映画が作られました。2002年6月、ちょうどサッカー日韓Wカップで盛り上がっている時に起こった第2延坪海戦(→ウィキペディア)に際して「国を守るために命をかけて戦った人々と彼らの同僚、恋人、家族を描いた作品」とのことで、「7年に及ぶ長い製作期間と、インターネットで資金を募るクラウドファンディングで製作費を調達した」とのことです。ところが、「朝鮮日報」の6月3日の記事(→コチラ)によると、この作品に対して一部ネット市民から「愛国商売」だ」とか「極右化に向かっている国のムードを助長するような映画」との批判も上がっているとか。ホントに何かにつけ対立する左右の世論のミゾは深いです。(MERSに対しても・・・。) で、この映画は当初6月10日に公開予定だったのが24日に延期となったことが5日に発表されました。MARSの影響だそうです。そういえば、観客動員数も通常より減っているようです。あ、日本でも5月30日公開予定だった「カリォルニア・ダウン」が急に上映延期になりましたが、これはなぜ? 巨大地震とそれによる都市の壊滅がすごすぎる?? 予告編は→コチラで見られますが・・・。一応関連記事は→コチラ。
6月はまた怪談映画が出てくる季節でもあります。関係記事は→コチラ。1938年の京城の寄宿学校を舞台にした「京城学校」なんてちょっと内容が気になるところです。
★★★ Daumの人気順位(6月9日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①チャップリンの独裁者 9.3(37)
②ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 9.2(122)
③トラッシュ!-この街が輝く日まで- 8.8(79)
④マッドマックス 怒りのデス・ロード 8.8(1435)
⑤言えない秘密 8.7(2595)
⑥サード・パーソン 8.7(98)
⑦チャイルド44 森に消えた子供たち 8.6(41)
⑧ファインディング・ビビアン・マイヤー 8.6(26)
⑨マッガールズ(韓国) 8.5(27)
⑩薬売り(韓国) 8.4(174)
かなり順位変動がありましたが、新登場の作品はありません。
【専門家による順位】
①マッドマックス 怒りのデス・ロード 8.8(9)
②リヴァイアサン 8.6(5)
③セッション 8.4(7)
④バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 7.4(7)
⑤雪の轍(わだち) 7.3(3)
⑥生きる(韓国) 7.1(8)
⑦無頼漢(韓国) 7.0(8)
⑧スパイ 7.0(5)
⑨愛情は深い海の如く 7.0(4)
⑩リトル・フォレスト 夏・秋 7.0(3)
今回は順位変動がありません。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[6月5日(金)~6月7日(日)] ★★★
巨大地震によるパニック映画「カリフォルニア・ダウン」がトップに
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(18)・・カリフォルニア・ダウン・・・・6/03・・・・・・・・・・・・724,422 ・・・・・・・・・・923,463・・・・・・・・・8,055・・・・・・・・847
2(1)・・マッドマックス・・・・・・・・・・・・・5/14・・・・・・・・・・・・276,100・・・・・・・・・3,433,202・・・・・・・・29,595・・・・・・・・536
怒りのデス・ロード
3(2)・・スパイ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/21・・・・・・・・・・・・250,002 ・・・・・・・・1,985,881 ・・・・・・・・15,777・・・・・・・・475
4(新)・・隠密な誘惑(韓国) ・・・・・・・6/04・・・・・・・・・・・・・70,787 ・・・・・・・・・・・95,895・・・・・・・・・・・761・・・・・・・・394
5(6)・・姦臣(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・5/21 ・・・・・・・・・・・・・54,554・・・・・・・・・1,015,109・・・・・・・・・8,143・・・・・・・・298
6(3)・・悪の年代記(韓国) ・・・・・・・・5/14・・・・・・・・・・・・・49,491・・・・・・・・・2,148,939・・・・・・・・17,027・・・・・・・・278
7(4)・・無頼漢(韓国)・・・・・・・・・・・・・5/27・・・・・・・・・・・・・35,181・・・・・・・・・・・374,452・・・・・・・・・2,944・・・・・・・・294
8(41)・・劇場版 零~ゼロ~(日本)・・6/04 ・・・・・・・・・・20,774・・・・・・・・・・・・28,162 ・・・・・・・・・・214・・・・・・・・253
9(2)・・ホーム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/21 ・・・・・・・・・・・・・18,655・・・・・・・・・・・353,865・・・・・・・・・2,641・・・・・・・・244
10(5)・・トゥモローランド・・・・・・・・・・5/27 ・・・・・・・・・・・・・13,750・・・・・・・・・・・259,664・・・・・・・・・2,037・・・・・・・・208
サイコパス(日本)
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
今回の新登場は1・4・8位の3作品です。
1位「カリフォルニア・ダウン」は、カリフォルニアを舞台にしたパニック映画。原題の「SAN ANDREAS」は断層の名前なんですね。その活動でロサンゼルス、サンフランシスコ等々の都市が壊滅していきます。その中でレスキュー隊員のレイ(ドウェイン・ジョンソン)はヘリコプターに乗り残された一人娘の救出に向かいます・・・。私ヌルボが思うのは、アメリカのパニック映画は、結局は家族映画だなということ。韓国のネチズン評にも同様の感想が1つならずありました。日本だと自分や家族を犠牲にして職務を全うする人物が主人公となるところでしょう。日本が絶対よいというふうにも思いませんが・・・。韓国題は「샌 안드레아스」です。
4位「隠密な誘惑」は、韓国の犯罪ロマンス。友人の裏切りのため借金取立てに追われる生活に陥ったジヨン(イム・スジョン)の前に現れたのは若く有能な秘書のソンヨル(ユ・ヨンソク)。彼が彼女に提案したのは、マカオのカジノグループの会長(イ・ギョンヨン)を誘惑して彼の莫大な財産を相続すること。成功したらソンヨルが財産の半分を分け前としてもらうとの約束に・・・。彼ら3人の間に微妙な緊張感が漂う中、作戦は順調に進むが、会長の突然の死により事態は重いもよらぬ方向に展開していきます・・・。しかし、このところのイ・ギョンヨンの出演作品の数がすごいな。「群盗」に「パイレーツ」に「テロ,ライヴ」に「ベルリン」に・・・、他にもいっぱい。(→コチラ参照。) 原題は「은밀한 유혹」です。
8位「・劇場版 零~ゼロ~」は、昨年9月公開の日本のホラーなんですが私ヌルボは知りませんでした。「累計130万本を記録した大ヒットホラーゲームシリーズを原案に・・・」ということも含めて。「神隠し」なんて韓国語で何と訳されているのか見てみたら、たんに「행방불명(行方不明)」でした。韓国題は「령:저주받은 사진(零:呪われた写真)」なんですが、私ヌルボ、「령」というタイトルを見て最初「霊」かと思いました。そう思ったままの韓国人ファンは多いのでは?
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(27)・・イタリアは呼んでいる・・・・・・・・・・・・・6/04・・・・・・・・・・・・・・5,444・・・・・・・・・・・・・・9,158・・・・・・・・・・・・・72・・・・・・・・・51
2(1)・・花とアリス殺人事件(日本) ・・・・・・・・・5/27・・・・・・・・・・・・・・1,299・・・・・・・・・・・・・11,918・・・・・・・・・・・・・93・・・・・・・・・26
3(4)・・アリスのままで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4/29・・・・・・・・・・・・・・1,131・・・・・・・・・・・・111,611・・・・・・・・・・・・861・・・・・・・・・29
4(3)・・ホワイル・ウィ・アー・ヤング・・・・・・・・・5/14・・・・・・・・・・・・・・1,024・・・・・・・・・・・・・59,833 ・・・・・・・・・・・478・・・・・・・・・18
5(2)・・サード・パーソン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/28・・・・・・・・・・・・・・・・736・・・・・・・・・・・・・10,237・・・・・・・・・・・・・81・・・・・・・・・22
今回の新登場は1位「イタリアは呼んでいる」だけです。イギリスのコメディで、日本では5月1日に公開されて現在も上映中です。韓国題は「트립 투 이탈리아」。
6月4日(木)に「パイレーツ」を観てきました。<映画生活>では12人の投票とはいえ平均93点の高得点。観てみて、やっぱりね、でした。映画を評価するモノサシに「深いか?」(=芸術性)と「おもしろいか?」(=娯楽性)の2つあるとして (あと2つくらいありそうですが、それはおいといて)、この「パイレーツ」」は前者が4点以下(10点満点)で後者が7点以上。クジラが国璽を飲み込んじゃった(!)等々のトンデモ設定や、14世紀末にこんなウォータースライダーのようなものがあったはずないだろ!?といった時代考証や、ご都合主義的展開へのイチャモン等々は言うのが野暮で、観て楽しければいいでしょ?ってそれはそのとおり。心の安らぎとか解放感を求めて観に来るファンは圧倒的に多いし、それを否定するリクツはありません。韓国でも、「鳴梁」1761万人にはするかに及ばないものの、866万人の大ヒットは観てみてナットクしました。それにしても、ソン・イェジンがこんなアクションも演じるとは、たとえば2003年に「ラブストーリー」を観た人の誰が予測しえたでしょうか?
韓国では、6月は25日は朝鮮戦争が勃発した日であり、6日は顕忠日で式典が開かれたりもして、<護国報勲の月>といわれています。映画関係で韓国の記事を見てみると、ソウル市江南区では<太極旗を付ける運動>を展開して、その一環として太極旗と自分の顔を一緒に撮った写真をケータイに入れて映画館に提示するとCOEXメガボックス等では割引料金になるとか。(6~10日。) また、以前からこの月には関連の映画が上映されてきたそうですが、私ヌルボの知るところでは2010年の「戦火の中へ」(原題:砲火の中へ)が6月公開でした。翌2011年の「高地戦」は少し遅れて7月公開。以後、昨年まではとくにそんな戦争関係映画の6月公開はなかったように思います。ところが今年は「延坪海戦」という映画が作られました。2002年6月、ちょうどサッカー日韓Wカップで盛り上がっている時に起こった第2延坪海戦(→ウィキペディア)に際して「国を守るために命をかけて戦った人々と彼らの同僚、恋人、家族を描いた作品」とのことで、「7年に及ぶ長い製作期間と、インターネットで資金を募るクラウドファンディングで製作費を調達した」とのことです。ところが、「朝鮮日報」の6月3日の記事(→コチラ)によると、この作品に対して一部ネット市民から「愛国商売」だ」とか「極右化に向かっている国のムードを助長するような映画」との批判も上がっているとか。ホントに何かにつけ対立する左右の世論のミゾは深いです。(MERSに対しても・・・。) で、この映画は当初6月10日に公開予定だったのが24日に延期となったことが5日に発表されました。MARSの影響だそうです。そういえば、観客動員数も通常より減っているようです。あ、日本でも5月30日公開予定だった「カリォルニア・ダウン」が急に上映延期になりましたが、これはなぜ? 巨大地震とそれによる都市の壊滅がすごすぎる?? 予告編は→コチラで見られますが・・・。一応関連記事は→コチラ。
6月はまた怪談映画が出てくる季節でもあります。関係記事は→コチラ。1938年の京城の寄宿学校を舞台にした「京城学校」なんてちょっと内容が気になるところです。
「朝鮮日報」5月29日掲載の「封切映画 ぴったり10字評」 (ハングル文も訳文も10字です。) ![]() | ||
「カリフォルニア・ダウン」 自明の話、驚異の画面で ★★★☆ | 「隠密な誘惑」 もう少しやれたのでは? ★★★ | |
今回はこの2作品だけ。どちらも以下の記事中で紹介しています。 |
★★★ Daumの人気順位(6月9日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①チャップリンの独裁者 9.3(37)
②ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 9.2(122)
③トラッシュ!-この街が輝く日まで- 8.8(79)
④マッドマックス 怒りのデス・ロード 8.8(1435)
⑤言えない秘密 8.7(2595)
⑥サード・パーソン 8.7(98)
⑦チャイルド44 森に消えた子供たち 8.6(41)
⑧ファインディング・ビビアン・マイヤー 8.6(26)
⑨マッガールズ(韓国) 8.5(27)
⑩薬売り(韓国) 8.4(174)
かなり順位変動がありましたが、新登場の作品はありません。
【専門家による順位】
①マッドマックス 怒りのデス・ロード 8.8(9)
②リヴァイアサン 8.6(5)
③セッション 8.4(7)
④バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 7.4(7)
⑤雪の轍(わだち) 7.3(3)
⑥生きる(韓国) 7.1(8)
⑦無頼漢(韓国) 7.0(8)
⑧スパイ 7.0(5)
⑨愛情は深い海の如く 7.0(4)
⑩リトル・フォレスト 夏・秋 7.0(3)
今回は順位変動がありません。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[6月5日(金)~6月7日(日)] ★★★
巨大地震によるパニック映画「カリフォルニア・ダウン」がトップに
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(18)・・カリフォルニア・ダウン・・・・6/03・・・・・・・・・・・・724,422 ・・・・・・・・・・923,463・・・・・・・・・8,055・・・・・・・・847
2(1)・・マッドマックス・・・・・・・・・・・・・5/14・・・・・・・・・・・・276,100・・・・・・・・・3,433,202・・・・・・・・29,595・・・・・・・・536
怒りのデス・ロード
3(2)・・スパイ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/21・・・・・・・・・・・・250,002 ・・・・・・・・1,985,881 ・・・・・・・・15,777・・・・・・・・475
4(新)・・隠密な誘惑(韓国) ・・・・・・・6/04・・・・・・・・・・・・・70,787 ・・・・・・・・・・・95,895・・・・・・・・・・・761・・・・・・・・394
5(6)・・姦臣(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・5/21 ・・・・・・・・・・・・・54,554・・・・・・・・・1,015,109・・・・・・・・・8,143・・・・・・・・298
6(3)・・悪の年代記(韓国) ・・・・・・・・5/14・・・・・・・・・・・・・49,491・・・・・・・・・2,148,939・・・・・・・・17,027・・・・・・・・278
7(4)・・無頼漢(韓国)・・・・・・・・・・・・・5/27・・・・・・・・・・・・・35,181・・・・・・・・・・・374,452・・・・・・・・・2,944・・・・・・・・294
8(41)・・劇場版 零~ゼロ~(日本)・・6/04 ・・・・・・・・・・20,774・・・・・・・・・・・・28,162 ・・・・・・・・・・214・・・・・・・・253
9(2)・・ホーム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/21 ・・・・・・・・・・・・・18,655・・・・・・・・・・・353,865・・・・・・・・・2,641・・・・・・・・244
10(5)・・トゥモローランド・・・・・・・・・・5/27 ・・・・・・・・・・・・・13,750・・・・・・・・・・・259,664・・・・・・・・・2,037・・・・・・・・208
サイコパス(日本)
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
今回の新登場は1・4・8位の3作品です。
1位「カリフォルニア・ダウン」は、カリフォルニアを舞台にしたパニック映画。原題の「SAN ANDREAS」は断層の名前なんですね。その活動でロサンゼルス、サンフランシスコ等々の都市が壊滅していきます。その中でレスキュー隊員のレイ(ドウェイン・ジョンソン)はヘリコプターに乗り残された一人娘の救出に向かいます・・・。私ヌルボが思うのは、アメリカのパニック映画は、結局は家族映画だなということ。韓国のネチズン評にも同様の感想が1つならずありました。日本だと自分や家族を犠牲にして職務を全うする人物が主人公となるところでしょう。日本が絶対よいというふうにも思いませんが・・・。韓国題は「샌 안드레아스」です。
4位「隠密な誘惑」は、韓国の犯罪ロマンス。友人の裏切りのため借金取立てに追われる生活に陥ったジヨン(イム・スジョン)の前に現れたのは若く有能な秘書のソンヨル(ユ・ヨンソク)。彼が彼女に提案したのは、マカオのカジノグループの会長(イ・ギョンヨン)を誘惑して彼の莫大な財産を相続すること。成功したらソンヨルが財産の半分を分け前としてもらうとの約束に・・・。彼ら3人の間に微妙な緊張感が漂う中、作戦は順調に進むが、会長の突然の死により事態は重いもよらぬ方向に展開していきます・・・。しかし、このところのイ・ギョンヨンの出演作品の数がすごいな。「群盗」に「パイレーツ」に「テロ,ライヴ」に「ベルリン」に・・・、他にもいっぱい。(→コチラ参照。) 原題は「은밀한 유혹」です。
8位「・劇場版 零~ゼロ~」は、昨年9月公開の日本のホラーなんですが私ヌルボは知りませんでした。「累計130万本を記録した大ヒットホラーゲームシリーズを原案に・・・」ということも含めて。「神隠し」なんて韓国語で何と訳されているのか見てみたら、たんに「행방불명(行方不明)」でした。韓国題は「령:저주받은 사진(零:呪われた写真)」なんですが、私ヌルボ、「령」というタイトルを見て最初「霊」かと思いました。そう思ったままの韓国人ファンは多いのでは?
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(27)・・イタリアは呼んでいる・・・・・・・・・・・・・6/04・・・・・・・・・・・・・・5,444・・・・・・・・・・・・・・9,158・・・・・・・・・・・・・72・・・・・・・・・51
2(1)・・花とアリス殺人事件(日本) ・・・・・・・・・5/27・・・・・・・・・・・・・・1,299・・・・・・・・・・・・・11,918・・・・・・・・・・・・・93・・・・・・・・・26
3(4)・・アリスのままで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4/29・・・・・・・・・・・・・・1,131・・・・・・・・・・・・111,611・・・・・・・・・・・・861・・・・・・・・・29
4(3)・・ホワイル・ウィ・アー・ヤング・・・・・・・・・5/14・・・・・・・・・・・・・・1,024・・・・・・・・・・・・・59,833 ・・・・・・・・・・・478・・・・・・・・・18
5(2)・・サード・パーソン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/28・・・・・・・・・・・・・・・・736・・・・・・・・・・・・・10,237・・・・・・・・・・・・・81・・・・・・・・・22
今回の新登場は1位「イタリアは呼んでいる」だけです。イギリスのコメディで、日本では5月1日に公開されて現在も上映中です。韓国題は「트립 투 이탈리아」。
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