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「木のない山」という韓国映画は、幼いころ移住した在米韓国人女性ソヨン・キム監督が無名の俳優を起用して撮った作品で、これまで世界各地の映画祭等で上映されています。
7歳のジン、5歳のビンという姉妹、父親はどこへ行ったかわからず、その父を探しに母も2人を田舎の叔母に預けて出ていってしまいます。「ブタの貯金箱がいっぱいになったら戻ってくるから」という母の残した言葉を信じて、幼い姉妹は・・・。
というドキュメンタリー風の物語です。
昨年11月東京filmexで上映したのですが、私ヌルボは見逃してしまいました。韓国では今日8月27日封切、と25日付「朝鮮日報」で内容紹介とともに報じていました。
記事には「韓国映画の今後歩むべき道のひとつを明確に示す」「抜きんでた秀作」と賛辞を呈しています。
映画のタイトルですが、「山」は家族、「木」は父母を意味しているそうです。
アメリカでも上映されるとのことですが、日本での一般公開は決まっていないようです。観た人の感想をサイトでいくつかみると、とても好評のようで、ヌルボとしては強く一般公開を希望しています。
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