▸あれまー。先週の記事の冒頭で、「菊とギロチン」について「これはとても良かった! いや、今年の日本映画ベストかも。」と書きました。そしてたった今「毎日新聞」の夕刊を見たら、なんと1面トップで「1,005もガップリ女相撲」という見出しで女相撲のこと、女人禁制のことと共にこの映画のことが写真付きで載ってるではないですか。→コチラ参照。
▸7月10日は、韓国文化院で「容疑者X 天才数学者のアリバイ」を鑑賞。<日本小説原作の韓国映画>と題したシリーズ3作品の1つ目。東野圭吾の原作本は「ナミヤ雑貨店の奇蹟」等とともに、韓国でもロングセラーになっています。しかし私ヌルボ、原作本も日本の映画も見てないのでなんとも・・・。日韓の両作品とも観た人の感想に、「人間ドラマの切なさ、哀しさは韓国の方が優っている」とありましたが、どうでしょうか? ストーリー&トリックの大枠はそのままですが、主要人物の構成はわりと変えているようです。
このシリーズの2作目は「火車 HELPLESS」で上映日は18日(水)。あ、明日だ! 午後3時からの回は事前の申込みナシ、無料で観られます。これは観てないから行かなくちゃ。3作目の「凍える牙」(26日(木)上映)も同様です。
▸この1週間観たのは上記「容疑者X」だけ。懸案の作品が増えるばかりです。まあ、しばらく待っていれば近所のシネマ・ジャック&ベティで上映してくれるのですがね。なお、近日公開作品で一番の期待作は「ウインド・リバー」です。韓国では昨年9月の公開作品。待ちかねたぞー。
※次の記事は、今公開中の「ワンダーランド北朝鮮」に少し関係のあることを書く予定です。
★★★ NAVERの人気順位(7月17日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも、評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
①(1) アイラ 9.59(1,002)
②(-) ダンガル きっと、つよくなる 9.57(1,539)
③(2) ハー・ストーリー(韓国) 9.48(1,785)
④(4) ボムシェル:ヘディ・ラマー・ストーリー 9.29(116)
⑤(-) ブリーズ 9.22(207)
⑥(3) バナナソングの奇跡(韓国) 9.18(62)
⑦(7) 映画しまじろう まほうのしまの だいぼうけん(日本) 9.02(127)
⑧(-) 家族(韓国) 9.02(48)
⑨(8) アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 8.97(33,920)
⑩(-) 顔たち、ところどころ 8.95(226)
⑧「家族」だけが今回の新登場です。韓国のドラマ。過去の過ちにより家族に見放されたチェグ(ユン・バク)は、賭博場と工事現場を転々としながらむなしい日々を過ごしています。ある日彼は、飯が食えると思ってたまたま立ち寄った葬儀場でスンシク(シン・ジョングン)に出会います。優しそうに見えるスンシクに頼んで、チェグは一晩彼の家に泊めてもらいます。チェグとスンシクは翌朝別れますが、スンシクが仕事を終えて帰宅すると、戻って来ていたチェグと出くわします。家族第一の父親スンシクと母親エシム(チャン・ソヨン)、そしてたくましい女の子スニョン(コ・ナヒ)。彼らの日常に突然押しかけた客のチェグは、はたして「招かれざる客」なのか、それとも新しい「家族」なのか? 原題は「식구」です。日本だと(良し悪しは別として)「ウザったいヤツだな」と敬遠されるのがふつう? 韓国では・・・。
【記者・評論家による順位】
①(1) 顔たち、ところどころ 8.86(7)
②(2) バーニング(韓国) 7.69(13)
③(3) 共同正犯(韓国) 7.67(9)
④(-) ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 7.63(8)
⑤(4) 犬ヶ島 7.50(10)
⑥(5) 瑞山[ソサン]開拓団(韓国) 7.50(2)
⑥(5) メイプルソープ 7.50(2)
⑧(7) CUSTODY/カストディ 7.40(10)
⑨(8) 聖なる秩序 7.40(5)
⑩(-) 聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア 7.14(7)
⑩「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」だけが今回の新登場です。日本では、すでに3月に公開されています。韓国題は「킬링 디어」です。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績7月13日(金)~7月15日(日) ★★★
「アントマン&ワスプ」が2週連続1位
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・・累積収入・・・・上映館数
1(1)・・アントマン&ワスプ・・・・・・・・・・7/04・・・・・・・・1,062,507・・・・・・・4,384,366 ・・・・・・・38,505・・・・・・・1,370
2(新)・・スカイスクレーパー・・・・・・・・・7/11 ・・・・・・・・・464,816 ・・・・・・・・615,921 ・・・・・・・・5,381 ・・・・・・・・812
3(2)・・魔女(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・6/27 ・・・・・・・・・387,297・・・・・・・2,476,876 ・・・・・・・21,248 ・・・・・・・・756
4(22)・・ひそひそ(韓国) ・・・・・・・・・・・・・7/13 ・・・・・・・・・161,604 ・・・・・・・・164,146 ・・・・・・・・1,454 ・・・・・・・・314
5(3)・・辺山[ピョンサン](韓国)・・・・・・・7/04 ・・・・・・・・・・63,789 ・・・・・・・・438,480 ・・・・・・・・3,633 ・・・・・・・・484
6(4)・・探偵:リターンズ(韓国) ・・・・・・6/13 ・・・・・・・・・・28,983・・・・・・・3,133,044 ・・・・・・・26,765 ・・・・・・・・214
7(7)・・ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~・・6/21・・21,699 ・・・・・・・260,834・・・・・・・・2,199・・・・・・・・・143
8(5)・・幽霊船:時間の宝箱・・・・・・・・・・6/27 ・・・・・・・・・・19,085 ・・・・・・・・124,914 ・・・・・・・・・929・・・・・・・・・148
※中国語の原題「潜艇総動員:時光宝盒」
9(44)・・聖なる鹿殺し・・・・・・・・・・・・・・・7/12 ・・・・・・・・・・13,260 ・・・・・・・・・21,177・・・・・・・・・・200・・・・・・・・・・65
キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア
10(新)・・今夜、ロマンス劇場で(日本)・・7/11 ・・・・・・・・・・12,394 ・・・・・・・・・24,415・・・・・・・・・・210・・・・・・・・・144
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
あいかわらずアメリカのアクションの数字だけ目立っています。
今回の新登場は2・4・9・10位の4作品です。
2位「スカイスクレーパー」は、アメリカのアクション。香港にそびえ立つザ・パールは高さ1000mの超高層ビル。元FBI人質救出チーム隊長のウィル・ソーヤー(ドウェイン・ジョンソン)は、現在は高層ビルのセキュリティ監査を行っていて、このビルの98階に家族とともに試験的に暮らしています。ところがある日突然何者かによってザ・パールは爆破され炎上し、家族たちは高層階に取り残されてしまいます。そればかりか、ウィルは爆破テロリストの容疑者として指名手配を受けて逃亡することに。自らの疑いを晴らし、また何よりも家族たちを救出ために、彼は真犯人を見つけてしなければなりません・・・。韓国題は「스카이스크래퍼」。日本公開は9月21日です。
4位「ひそひそ」は、韓国のホラー。この時期の定番ですね。修学能力試験(センター試験に相当)を終えた6人の高校生が、不気味な噂がある鬼神の家を偶然発見します。そこで死のささやきとともに仲間が1人ずつ消えてゆき、果てしない恐怖が彼らを襲います・・・。・・・って、よくある幽霊屋敷モノとどこが違うのかというと、(今は閉鎖された)遊園地という楽しいはずの場所が恐ろしい鬼神の家に・・・という反転の妙とか、そのウラには公園の所有者が自分の家族とかを殺害してきたとか、鬼神の家は洞窟構造になっていて、内部は迷路のように小道が複雑に絡み合い、いろんな部屋があって、たとえば浴槽に入っている不透明な液体の中には・・・(怖っ!)といった仕掛けが施されているようです。原題は「속닥속닥」です。
9位「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」は、上述のように日本ではすでに公開されています。
10位「今夜、ロマンス劇場で」は、私ヌルボ、観てませんのでなんとも・・・。評点はなかなか高かったようですが、あらすじを見て、ずっと前DVDで観たウディ・アレンの「カイロの紫のバラ」が思い出されたので観に行こうという気が起こりませんでした。今検索すると、その点にふれた記事がやはりいくつもありますね。韓国題は「오늘 밤,로맨스 극장에서」です。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・・上映館数
1(1)・・ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~・・6/21・・・21,699 ・・・・・・・・260,834・・・・・・・・2,199・・・・・・・・・143
2(26)・・聖なる鹿殺し ・・・・・・・・・・・・・・・・7/12 ・・・・・・・・・・13,260 ・・・・・・・・・21,177・・・・・・・・・・200・・・・・・・・・・65
キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア
3(新)・・今夜、ロマンス劇場で(日本)・・・・7/11・・・・・・・・・・・12,394 ・・・・・・・・・24,415・・・・・・・・・・210・・・・・・・・・144
4(17)・・サバービコン 仮面を被った街・・7/12・・・・・・・・・・・・4,532 ・・・・・・・・・・6,572・・・・・・・・・・・58・・・・・・・・・・98
5(2)・・イングランド・イズ・マイン ・・・・・7/05・・・・・・・・・・・・1,514 ・・・・・・・・・・7,614・・・・・・・・・・・68・・・・・・・・・・27
2・3・4位の3作品が今回の新登場です。
2位「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」と、3位「今夜、ロマンス劇場で」については上述しました。
4位「サバービコン 仮面を被った街」は、日本では5月に公開されています。韓国題は「서버비콘」です。
▸7月10日は、韓国文化院で「容疑者X 天才数学者のアリバイ」を鑑賞。<日本小説原作の韓国映画>と題したシリーズ3作品の1つ目。東野圭吾の原作本は「ナミヤ雑貨店の奇蹟」等とともに、韓国でもロングセラーになっています。しかし私ヌルボ、原作本も日本の映画も見てないのでなんとも・・・。日韓の両作品とも観た人の感想に、「人間ドラマの切なさ、哀しさは韓国の方が優っている」とありましたが、どうでしょうか? ストーリー&トリックの大枠はそのままですが、主要人物の構成はわりと変えているようです。
このシリーズの2作目は「火車 HELPLESS」で上映日は18日(水)。あ、明日だ! 午後3時からの回は事前の申込みナシ、無料で観られます。これは観てないから行かなくちゃ。3作目の「凍える牙」(26日(木)上映)も同様です。
▸この1週間観たのは上記「容疑者X」だけ。懸案の作品が増えるばかりです。まあ、しばらく待っていれば近所のシネマ・ジャック&ベティで上映してくれるのですがね。なお、近日公開作品で一番の期待作は「ウインド・リバー」です。韓国では昨年9月の公開作品。待ちかねたぞー。
※次の記事は、今公開中の「ワンダーランド北朝鮮」に少し関係のあることを書く予定です。
「朝鮮日報」7月13日掲載の「封切映画 ぴったり10字評」 (ハングル文も訳文も10字です。) | ||
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루저는 어떻게 전설이 됐을까 맨체스터에 사는 스티븐 패트릭 모리세이(가운데)는 런던 무대에서 노래하고 싶지만 좀처럼 용기를 내지 못한다. | 《週末の劇場街》で紹介 「イングランド・イズ・マイン」 負け犬はいかにして伝説となったか [写真説明] マンチェスターに住むスティーブン・パトリック・モリッシー(中央)はロンドンの舞台で歌いたかったが、なかなか勇気を出せなかった。 「アントマン&ワスプ」 軽く小さく、笑っちゃう ★★★ 「辺山」 主題は青春、画法は親父 ★★★ 「聖なる秩序」 女性が描く全うな世界 ★★★ | |
「イングランド・イズ・マイン」は80年代のUKロックの人気バンド、ザ・スミスのリードボーカルであるモリッシーの若き日を描いたドラマ。「聖なる秩序」(仮)は直接民主制で知られる国スイスで長く認められてこなかった女性参政権獲得のために闘った女性たちの物語。他の作品も含め、すべて先週の記事の中で紹介しています。 |
★★★ NAVERの人気順位(7月17日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも、評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
①(1) アイラ 9.59(1,002)
②(-) ダンガル きっと、つよくなる 9.57(1,539)
③(2) ハー・ストーリー(韓国) 9.48(1,785)
④(4) ボムシェル:ヘディ・ラマー・ストーリー 9.29(116)
⑤(-) ブリーズ 9.22(207)
⑥(3) バナナソングの奇跡(韓国) 9.18(62)
⑦(7) 映画しまじろう まほうのしまの だいぼうけん(日本) 9.02(127)
⑧(-) 家族(韓国) 9.02(48)
⑨(8) アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 8.97(33,920)
⑩(-) 顔たち、ところどころ 8.95(226)
⑧「家族」だけが今回の新登場です。韓国のドラマ。過去の過ちにより家族に見放されたチェグ(ユン・バク)は、賭博場と工事現場を転々としながらむなしい日々を過ごしています。ある日彼は、飯が食えると思ってたまたま立ち寄った葬儀場でスンシク(シン・ジョングン)に出会います。優しそうに見えるスンシクに頼んで、チェグは一晩彼の家に泊めてもらいます。チェグとスンシクは翌朝別れますが、スンシクが仕事を終えて帰宅すると、戻って来ていたチェグと出くわします。家族第一の父親スンシクと母親エシム(チャン・ソヨン)、そしてたくましい女の子スニョン(コ・ナヒ)。彼らの日常に突然押しかけた客のチェグは、はたして「招かれざる客」なのか、それとも新しい「家族」なのか? 原題は「식구」です。日本だと(良し悪しは別として)「ウザったいヤツだな」と敬遠されるのがふつう? 韓国では・・・。
【記者・評論家による順位】
①(1) 顔たち、ところどころ 8.86(7)
②(2) バーニング(韓国) 7.69(13)
③(3) 共同正犯(韓国) 7.67(9)
④(-) ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 7.63(8)
⑤(4) 犬ヶ島 7.50(10)
⑥(5) 瑞山[ソサン]開拓団(韓国) 7.50(2)
⑥(5) メイプルソープ 7.50(2)
⑧(7) CUSTODY/カストディ 7.40(10)
⑨(8) 聖なる秩序 7.40(5)
⑩(-) 聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア 7.14(7)
⑩「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」だけが今回の新登場です。日本では、すでに3月に公開されています。韓国題は「킬링 디어」です。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績7月13日(金)~7月15日(日) ★★★
「アントマン&ワスプ」が2週連続1位
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・・累積収入・・・・上映館数
1(1)・・アントマン&ワスプ・・・・・・・・・・7/04・・・・・・・・1,062,507・・・・・・・4,384,366 ・・・・・・・38,505・・・・・・・1,370
2(新)・・スカイスクレーパー・・・・・・・・・7/11 ・・・・・・・・・464,816 ・・・・・・・・615,921 ・・・・・・・・5,381 ・・・・・・・・812
3(2)・・魔女(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・6/27 ・・・・・・・・・387,297・・・・・・・2,476,876 ・・・・・・・21,248 ・・・・・・・・756
4(22)・・ひそひそ(韓国) ・・・・・・・・・・・・・7/13 ・・・・・・・・・161,604 ・・・・・・・・164,146 ・・・・・・・・1,454 ・・・・・・・・314
5(3)・・辺山[ピョンサン](韓国)・・・・・・・7/04 ・・・・・・・・・・63,789 ・・・・・・・・438,480 ・・・・・・・・3,633 ・・・・・・・・484
6(4)・・探偵:リターンズ(韓国) ・・・・・・6/13 ・・・・・・・・・・28,983・・・・・・・3,133,044 ・・・・・・・26,765 ・・・・・・・・214
7(7)・・ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~・・6/21・・21,699 ・・・・・・・260,834・・・・・・・・2,199・・・・・・・・・143
8(5)・・幽霊船:時間の宝箱・・・・・・・・・・6/27 ・・・・・・・・・・19,085 ・・・・・・・・124,914 ・・・・・・・・・929・・・・・・・・・148
※中国語の原題「潜艇総動員:時光宝盒」
9(44)・・聖なる鹿殺し・・・・・・・・・・・・・・・7/12 ・・・・・・・・・・13,260 ・・・・・・・・・21,177・・・・・・・・・・200・・・・・・・・・・65
キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア
10(新)・・今夜、ロマンス劇場で(日本)・・7/11 ・・・・・・・・・・12,394 ・・・・・・・・・24,415・・・・・・・・・・210・・・・・・・・・144
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
あいかわらずアメリカのアクションの数字だけ目立っています。
今回の新登場は2・4・9・10位の4作品です。
2位「スカイスクレーパー」は、アメリカのアクション。香港にそびえ立つザ・パールは高さ1000mの超高層ビル。元FBI人質救出チーム隊長のウィル・ソーヤー(ドウェイン・ジョンソン)は、現在は高層ビルのセキュリティ監査を行っていて、このビルの98階に家族とともに試験的に暮らしています。ところがある日突然何者かによってザ・パールは爆破され炎上し、家族たちは高層階に取り残されてしまいます。そればかりか、ウィルは爆破テロリストの容疑者として指名手配を受けて逃亡することに。自らの疑いを晴らし、また何よりも家族たちを救出ために、彼は真犯人を見つけてしなければなりません・・・。韓国題は「스카이스크래퍼」。日本公開は9月21日です。
4位「ひそひそ」は、韓国のホラー。この時期の定番ですね。修学能力試験(センター試験に相当)を終えた6人の高校生が、不気味な噂がある鬼神の家を偶然発見します。そこで死のささやきとともに仲間が1人ずつ消えてゆき、果てしない恐怖が彼らを襲います・・・。・・・って、よくある幽霊屋敷モノとどこが違うのかというと、(今は閉鎖された)遊園地という楽しいはずの場所が恐ろしい鬼神の家に・・・という反転の妙とか、そのウラには公園の所有者が自分の家族とかを殺害してきたとか、鬼神の家は洞窟構造になっていて、内部は迷路のように小道が複雑に絡み合い、いろんな部屋があって、たとえば浴槽に入っている不透明な液体の中には・・・(怖っ!)といった仕掛けが施されているようです。原題は「속닥속닥」です。
9位「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」は、上述のように日本ではすでに公開されています。
10位「今夜、ロマンス劇場で」は、私ヌルボ、観てませんのでなんとも・・・。評点はなかなか高かったようですが、あらすじを見て、ずっと前DVDで観たウディ・アレンの「カイロの紫のバラ」が思い出されたので観に行こうという気が起こりませんでした。今検索すると、その点にふれた記事がやはりいくつもありますね。韓国題は「오늘 밤,로맨스 극장에서」です。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・・上映館数
1(1)・・ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~・・6/21・・・21,699 ・・・・・・・・260,834・・・・・・・・2,199・・・・・・・・・143
2(26)・・聖なる鹿殺し ・・・・・・・・・・・・・・・・7/12 ・・・・・・・・・・13,260 ・・・・・・・・・21,177・・・・・・・・・・200・・・・・・・・・・65
キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア
3(新)・・今夜、ロマンス劇場で(日本)・・・・7/11・・・・・・・・・・・12,394 ・・・・・・・・・24,415・・・・・・・・・・210・・・・・・・・・144
4(17)・・サバービコン 仮面を被った街・・7/12・・・・・・・・・・・・4,532 ・・・・・・・・・・6,572・・・・・・・・・・・58・・・・・・・・・・98
5(2)・・イングランド・イズ・マイン ・・・・・7/05・・・・・・・・・・・・1,514 ・・・・・・・・・・7,614・・・・・・・・・・・68・・・・・・・・・・27
2・3・4位の3作品が今回の新登場です。
2位「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」と、3位「今夜、ロマンス劇場で」については上述しました。
4位「サバービコン 仮面を被った街」は、日本では5月に公開されています。韓国題は「서버비콘」です。
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