2つ前は映画関係。未読の方はぜひ目を通してみてください。→<グルメやショッピングとはぜ~んぜん無縁のソウル4泊5日の記録 ⑧韓国歴史博物館の映画関係の展示>
6月13~21日韓国文化院の<日韓名作映画祭>。私ヌルボが申し込んでいた韓国映画8作品は全部当選で、とりあえずはよかったものの、もしかして全部定員割れ? とすると当日入場もありにしなくてはねー。受付番号から推定すると、やっぱり土日が多いようですが・・・。
一昨日(1日)シネマカリテで「優しい嘘」を観てきました。このイ・ハン監督の前作は「ワンドゥギ」で、原作はどちらもキム・リョリョン(金呂鈴)の小説。しかし、「ワンドゥギ」は主人公の少年といいユニークな先生といい、明るくぬけたところがあったのに対して、コチラは最初に妹の自殺があり、後の方も女生徒の、あるいは親同士のグサグサと胸を刺すような言葉の応酬があったりして、観終わった後もいろんなことを考えてざるをえません。<DAUM映画>のネチズンの評価平均は「ワンドゥギ」の9.0に対しコチラは8.3。評点を付けた人の数も約4分の1です。やっぱりな、という感じです。
韓国映画ではありませんが、6日からキネカ大森で「水の声を聞く」と「祖谷物語 -おくのひと-」が2本立てとはすごい! どっちの映画も◎です! (あ、前者はちょいと韓国がらみか。) 一般だと1300円。初日夜には「祖谷物語」の蔦哲一朗監督等のトークショーまであるでないの! 2回目観に行こうかな?って、あら予定が入ってる・・・。
ちょい下の<10字評>に中国・香港・韓国のスター共演の中国映画「赤道」が載ってます。韓国からはチ・ジニやスーパージュニアのシウォンが出演しています。日本で6月6日公開の中国映画「君の香り」ではパク・シフが主演で上海を舞台に中国人女性(チェン・ラン)とのラブストーリーを展開。今後の予定を見ると、イ・ジョンジェが韓中合作映画「逆転の日」の主役に決まったとか、ソン・イェジンも中国映画「悪いやつは必ず死ぬ」のヒロインに決まったとか、ソン・スンホンが中国映画「大爆撃」という戦争映画でブルース・ウィリスと共演することとなり、現地滞在中とか(→参考記事)。どこまで進むのか韓国と中国の関係緊密化。もはや注目すべきニュースでもない?
★★★ Daumの人気順位(6月2日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①マッガールズ(韓国) 9.4(23)
②チャップリンの独裁者 9.3(35)
③ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 9.2(120)
④マッドマックス 怒りのデス・ロード 8.8(1435)
⑤トラッシュ!-この街が輝く日まで- 8.8(78)
⑥チャイルド44 森に消えた子供たち 8.7(37)
⑦言えない秘密 8.7(2590)
⑧サード・パーソン 8.7(95)
⑨ファインディング・ビビアン・マイヤー 8.6(26)
⑩ワット ウィ ディドゥ オン アワ ホリデイ 8.5(32)
ずいぶん入れ替わりがありましたが、これまで他のランキングで紹介したものが多く、新登場は⑥⑧の2作品だけです。
⑥「チャイルド44 森に消えた子供たち」は、トム・ロブ スミスのミステリー「チャイルド44」(新潮文庫)をリドリー・スコット監督が製作を担当して映画化したサスペンス。1950年代のソ連で9歳から14歳の子どもたちが溺死した変死体として発見されます。しかしスターリン体制下で連続殺人事件はありえないとされ、事故として処理されてしまいます。そんな中で秘密警察の捜査官レオ(トム・ハーディ)は親友の息子の死をきっかけに、秘密警察に追われる立場になりながらも事件の解明に着手します・・・。この原作本のモチーフとなったのがソ連の殺人魔チカチーロによる連続殺人事件。1978~90年に女性と子供52人を殺害したそうです。私ヌルボは、ノンフィクションのロバート・カレン「子供たちは森に消えた」(ハヤカワ文庫)を読みました。この日本題は2つの書名を合わせているところが如才ないところ。韓国題は「차일드 44」。日本公開は7月3日です。
⑧「サード・パーソン」は、日本では2013年の東京国際映画祭で上映され、 2014年6月一般公開されています。韓国題は「써드 퍼슨」です。
【専門家による順位】
①マッドマックス 怒りのデス・ロード 8.8(9)
②リヴァイアサン 8.6(5)
③セッション 8.4(7)
④バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 7.4(7)
⑤雪の轍(わだち) 7.3(3)
⑥生きる(韓国) 7.2(7)
⑦無頼漢(韓国) 7.0(6)
⑧スパイ 7.0(5)
⑨愛情は深い海の如く 7.0(4)
⑩リトル・フォレスト 夏・秋 7.0(3)
今回の新登場は⑦⑨の2作品です。
⑦「無頼漢」については後述します。
⑨「愛情は深い海の如く」は2011年の米英合作ロマンスですが、日本ではレンタルのみで一般公開はありません。1955年ヴィヴィアン・リー主演で製作された同名作品の再映画化。ヘスター(レイチェル・ワイズ)の夫は裁判官で、物質的には不自由もないし、夫もまじめで穏やかに男性です。しかし何か心に充たされないものがあり、イギリス軍の退役パイロットの若者フレディ(トム・ヒドルストン)と出会って恋に落ち、家を出て同棲生活を始めます。本来明るい性格のフレディですが、戦争のトラウマも抱えています。そんな2人の間にちょっとしたことで亀裂が入り、そして破局につながっていきます・・・。韓国題は原題のままで「더 딥 블루 씨(The Deep Blue Sea)」です。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[5月29日(金)~5月31日(日)] ★★★
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」以下3位まで2週連続
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・マッドマックス・・・・・・・・・・・・・5/14・・・・・・・・・・・・586,227・・・・・・・・・2,946,599・・・・・・・・25,605・・・・・・・・669
怒りのデス・ロード
2(2)・・スパイ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/21・・・・・・・・・・・・464,071 ・・・・・・・・1,557,700 ・・・・・・・・12,371・・・・・・・・601
3(2)・・悪の年代記(韓国) ・・・・・・・・5/14・・・・・・・・・・・・178,351・・・・・・・・・2,041,636・・・・・・・・16,190・・・・・・・・443
4(11)・・無頼漢(韓国)・・・・・・・・・・・・5/27・・・・・・・・・・・・177,731・・・・・・・・・・・272,044・・・・・・・・・2,144・・・・・・・・477
5(32)・・トゥモローランド・・・・・・・・・・5/27・・・・・・・・・・・・168,424・・・・・・・・・・・214,098・・・・・・・・・1,689・・・・・・・・435
6(4)・・奸臣(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・5/21 ・・・・・・・・・・・・155,611・・・・・・・・・・・881,692・・・・・・・・・7,142・・・・・・・・455
7(6)・・ホーム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/21 ・・・・・・・・・・・・・80,691・・・・・・・・・・・330,372・・・・・・・・・2,462・・・・・・・・378
8(5)・・アベンジャーズ・・・・・・・・・・・4/23 ・・・・・・・・・・・・・52,004 ・・・・・・・・10,469,231・・・・・・・・88,385 ・・・・・・・247
/エイジ・オブ・ウルトロン
9(20)・・ピッチ・パーフェクト2 ・・・・・5/28・・・・・・・・・・・・・43,762 ・・・・・・・・・・・・56,595・・・・・・・・・・・446・・・・・・・・297
10(新)・・劇場版 PSYCHO-PASS・・5/28・・・・・・・・・・・・13,504・・・・・・・・・・・・16,595 ・・・・・・・・・・・134・・・・・・・・・69
サイコパス(日本)
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
今回の新登場は4・5・9・10位の4作品です。
4位「無頼漢」は、今年のカンヌ映画祭の<ある視点>部門に招待された韓国映画2作品中の1つ。(他の1作はシン・スウォン監督の「マドンナ」。なおコンペティション部門には3年連続で韓国映画のノミネートはなしです。) 腕利き刑事のチョン・ジェゴン(キム・ナムギル)は、姿をくらましている殺人犯パク・ジュンギル(パク・ソンウン)を捕まえる手がかりをつかむため、ジュンギルの愛人キム・ヘギョン(チョン・ドヨン)が働くバーに身分を隠して彼女に近づきます。ところがジュンギルからの連絡を待ちながらへギョンを見守っているうち、ジェゴンいつしか彼女に惹かれていきます。そしてヘギョンもジェゴンに心を開いていき・・・。犯罪ドラマかと思ったらロマンスのような・・・。「本格ハードボイルド」と書かれた記事もありました。原題は「무뢰한」です。
5位「トゥモローランド」は、ディズニー社製作のSF冒険ロマン大作。かつては天才と称されたが現在は落ちぶれてしまった発明家(ジョージ・クルーニー)と少女(ブリット・ロバートソン)が壮大な冒険に出る姿を描く・・・。日本でも6月6日公開ということで多くの情報が流されています。韓国題は「모로우랜드」です。
9位「ピッチ・パーフェクト2」は、2012年アメリカで大ヒットし、韓国でも公開された青春ミュージカル・コメディ「ピッチ・パーフェクト」の続編。前作では大学のアカペラ部の負け組女子たちの奮闘が描かれましたが、そのアカペラチームがスキャンダルを起こしてしまって危機に直面。そして名誉回復のために世界大会に挑戦しますが・・・。韓国題は「피치 퍼펙트: 언프리티 걸즈」。日本では前作が5月29日から公開されていて、この第2作は今秋公開されるそうです。
10位「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」」は、日本では今年1月公開された国産アニメですが、ヌルボには語る資格ナシ、とほほ。韓国題は「사이코패스」です。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(12)・・花とアリス殺人事件(日本) ・・・・・・・・5/27・・・・・・・・・・・・・・5,535・・・・・・・・・・・・・・8,401・・・・・・・・・・・・・65・・・・・・・・・67
2(新)・・サード・パーソン・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/28・・・・・・・・・・・・・・4,254・・・・・・・・・・・・・・7,010・・・・・・・・・・・・・56・・・・・・・・・99
3(1)・・ホワイル・ウィ・アー・ヤング・・・・・・・・・5/14・・・・・・・・・・・・・・2,603・・・・・・・・・・・・・57,069 ・・・・・・・・・・・456・・・・・・・・・28
4(2)・・アリスのままで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4/29・・・・・・・・・・・・・・2,508・・・・・・・・・・・・108,770・・・・・・・・・・・・839・・・・・・・・・33
5(3)・・言えない秘密 ・・・・・・・・・・・・・・・2008/1/10・・・・・・・・・・・・・・1,146 ・・・・・・・・・・・155,672 ・・・・・・・・・・1,098・・・・・・・・・・9
今回の新登場は1・2位の2作品です。
1位「花とアリス殺人事件」、岩井俊二監督の人気は確固たるものがあります。日本での公開から3か月余り後の公開。字幕翻訳は忙しかったかな? 韓国題は「하나와 앨리스: 살인사건」です。
2位「サード・パーソン」については上述しました。
6月13~21日韓国文化院の<日韓名作映画祭>。私ヌルボが申し込んでいた韓国映画8作品は全部当選で、とりあえずはよかったものの、もしかして全部定員割れ? とすると当日入場もありにしなくてはねー。受付番号から推定すると、やっぱり土日が多いようですが・・・。
一昨日(1日)シネマカリテで「優しい嘘」を観てきました。このイ・ハン監督の前作は「ワンドゥギ」で、原作はどちらもキム・リョリョン(金呂鈴)の小説。しかし、「ワンドゥギ」は主人公の少年といいユニークな先生といい、明るくぬけたところがあったのに対して、コチラは最初に妹の自殺があり、後の方も女生徒の、あるいは親同士のグサグサと胸を刺すような言葉の応酬があったりして、観終わった後もいろんなことを考えてざるをえません。<DAUM映画>のネチズンの評価平均は「ワンドゥギ」の9.0に対しコチラは8.3。評点を付けた人の数も約4分の1です。やっぱりな、という感じです。
韓国映画ではありませんが、6日からキネカ大森で「水の声を聞く」と「祖谷物語 -おくのひと-」が2本立てとはすごい! どっちの映画も◎です! (あ、前者はちょいと韓国がらみか。) 一般だと1300円。初日夜には「祖谷物語」の蔦哲一朗監督等のトークショーまであるでないの! 2回目観に行こうかな?って、あら予定が入ってる・・・。
ちょい下の<10字評>に中国・香港・韓国のスター共演の中国映画「赤道」が載ってます。韓国からはチ・ジニやスーパージュニアのシウォンが出演しています。日本で6月6日公開の中国映画「君の香り」ではパク・シフが主演で上海を舞台に中国人女性(チェン・ラン)とのラブストーリーを展開。今後の予定を見ると、イ・ジョンジェが韓中合作映画「逆転の日」の主役に決まったとか、ソン・イェジンも中国映画「悪いやつは必ず死ぬ」のヒロインに決まったとか、ソン・スンホンが中国映画「大爆撃」という戦争映画でブルース・ウィリスと共演することとなり、現地滞在中とか(→参考記事)。どこまで進むのか韓国と中国の関係緊密化。もはや注目すべきニュースでもない?
「朝鮮日報」5月29日掲載の「封切映画 ぴったり10字評」 (ハングル文も訳文も10字です。) | ||
「無頼漢」 全度妍はなぜ全度妍か? ★★★★ 「ピッチ・パーフェクト2」 アカペラだけでのれる ★★★☆ 「トゥモローランド」 哲学的だけど幼稚かも ★★★ | 「サード・パーソン」 ちょっと凝りすぎでは? ★★★ 「赤道」 合作でも水準高くして ★★★ 「チャイルド44 森に消えた子供たち」 暗くて退屈な時代錯誤 ★★☆ | |
「赤道」は中国のアクション大作ですが、中国・韓国・香港の俳優が<総出動>して話題。内容等は→コチラ参照。他の5作品はすべて以下の記事中で紹介しています。 ※「無頼漢」の<全度妍>=チョン・ドヨン。 |
★★★ Daumの人気順位(6月2日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①マッガールズ(韓国) 9.4(23)
②チャップリンの独裁者 9.3(35)
③ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 9.2(120)
④マッドマックス 怒りのデス・ロード 8.8(1435)
⑤トラッシュ!-この街が輝く日まで- 8.8(78)
⑥チャイルド44 森に消えた子供たち 8.7(37)
⑦言えない秘密 8.7(2590)
⑧サード・パーソン 8.7(95)
⑨ファインディング・ビビアン・マイヤー 8.6(26)
⑩ワット ウィ ディドゥ オン アワ ホリデイ 8.5(32)
ずいぶん入れ替わりがありましたが、これまで他のランキングで紹介したものが多く、新登場は⑥⑧の2作品だけです。
⑥「チャイルド44 森に消えた子供たち」は、トム・ロブ スミスのミステリー「チャイルド44」(新潮文庫)をリドリー・スコット監督が製作を担当して映画化したサスペンス。1950年代のソ連で9歳から14歳の子どもたちが溺死した変死体として発見されます。しかしスターリン体制下で連続殺人事件はありえないとされ、事故として処理されてしまいます。そんな中で秘密警察の捜査官レオ(トム・ハーディ)は親友の息子の死をきっかけに、秘密警察に追われる立場になりながらも事件の解明に着手します・・・。この原作本のモチーフとなったのがソ連の殺人魔チカチーロによる連続殺人事件。1978~90年に女性と子供52人を殺害したそうです。私ヌルボは、ノンフィクションのロバート・カレン「子供たちは森に消えた」(ハヤカワ文庫)を読みました。この日本題は2つの書名を合わせているところが如才ないところ。韓国題は「차일드 44」。日本公開は7月3日です。
⑧「サード・パーソン」は、日本では2013年の東京国際映画祭で上映され、 2014年6月一般公開されています。韓国題は「써드 퍼슨」です。
【専門家による順位】
①マッドマックス 怒りのデス・ロード 8.8(9)
②リヴァイアサン 8.6(5)
③セッション 8.4(7)
④バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 7.4(7)
⑤雪の轍(わだち) 7.3(3)
⑥生きる(韓国) 7.2(7)
⑦無頼漢(韓国) 7.0(6)
⑧スパイ 7.0(5)
⑨愛情は深い海の如く 7.0(4)
⑩リトル・フォレスト 夏・秋 7.0(3)
今回の新登場は⑦⑨の2作品です。
⑦「無頼漢」については後述します。
⑨「愛情は深い海の如く」は2011年の米英合作ロマンスですが、日本ではレンタルのみで一般公開はありません。1955年ヴィヴィアン・リー主演で製作された同名作品の再映画化。ヘスター(レイチェル・ワイズ)の夫は裁判官で、物質的には不自由もないし、夫もまじめで穏やかに男性です。しかし何か心に充たされないものがあり、イギリス軍の退役パイロットの若者フレディ(トム・ヒドルストン)と出会って恋に落ち、家を出て同棲生活を始めます。本来明るい性格のフレディですが、戦争のトラウマも抱えています。そんな2人の間にちょっとしたことで亀裂が入り、そして破局につながっていきます・・・。韓国題は原題のままで「더 딥 블루 씨(The Deep Blue Sea)」です。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[5月29日(金)~5月31日(日)] ★★★
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」以下3位まで2週連続
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・マッドマックス・・・・・・・・・・・・・5/14・・・・・・・・・・・・586,227・・・・・・・・・2,946,599・・・・・・・・25,605・・・・・・・・669
怒りのデス・ロード
2(2)・・スパイ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/21・・・・・・・・・・・・464,071 ・・・・・・・・1,557,700 ・・・・・・・・12,371・・・・・・・・601
3(2)・・悪の年代記(韓国) ・・・・・・・・5/14・・・・・・・・・・・・178,351・・・・・・・・・2,041,636・・・・・・・・16,190・・・・・・・・443
4(11)・・無頼漢(韓国)・・・・・・・・・・・・5/27・・・・・・・・・・・・177,731・・・・・・・・・・・272,044・・・・・・・・・2,144・・・・・・・・477
5(32)・・トゥモローランド・・・・・・・・・・5/27・・・・・・・・・・・・168,424・・・・・・・・・・・214,098・・・・・・・・・1,689・・・・・・・・435
6(4)・・奸臣(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・5/21 ・・・・・・・・・・・・155,611・・・・・・・・・・・881,692・・・・・・・・・7,142・・・・・・・・455
7(6)・・ホーム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/21 ・・・・・・・・・・・・・80,691・・・・・・・・・・・330,372・・・・・・・・・2,462・・・・・・・・378
8(5)・・アベンジャーズ・・・・・・・・・・・4/23 ・・・・・・・・・・・・・52,004 ・・・・・・・・10,469,231・・・・・・・・88,385 ・・・・・・・247
/エイジ・オブ・ウルトロン
9(20)・・ピッチ・パーフェクト2 ・・・・・5/28・・・・・・・・・・・・・43,762 ・・・・・・・・・・・・56,595・・・・・・・・・・・446・・・・・・・・297
10(新)・・劇場版 PSYCHO-PASS・・5/28・・・・・・・・・・・・13,504・・・・・・・・・・・・16,595 ・・・・・・・・・・・134・・・・・・・・・69
サイコパス(日本)
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
今回の新登場は4・5・9・10位の4作品です。
4位「無頼漢」は、今年のカンヌ映画祭の<ある視点>部門に招待された韓国映画2作品中の1つ。(他の1作はシン・スウォン監督の「マドンナ」。なおコンペティション部門には3年連続で韓国映画のノミネートはなしです。) 腕利き刑事のチョン・ジェゴン(キム・ナムギル)は、姿をくらましている殺人犯パク・ジュンギル(パク・ソンウン)を捕まえる手がかりをつかむため、ジュンギルの愛人キム・ヘギョン(チョン・ドヨン)が働くバーに身分を隠して彼女に近づきます。ところがジュンギルからの連絡を待ちながらへギョンを見守っているうち、ジェゴンいつしか彼女に惹かれていきます。そしてヘギョンもジェゴンに心を開いていき・・・。犯罪ドラマかと思ったらロマンスのような・・・。「本格ハードボイルド」と書かれた記事もありました。原題は「무뢰한」です。
5位「トゥモローランド」は、ディズニー社製作のSF冒険ロマン大作。かつては天才と称されたが現在は落ちぶれてしまった発明家(ジョージ・クルーニー)と少女(ブリット・ロバートソン)が壮大な冒険に出る姿を描く・・・。日本でも6月6日公開ということで多くの情報が流されています。韓国題は「모로우랜드」です。
9位「ピッチ・パーフェクト2」は、2012年アメリカで大ヒットし、韓国でも公開された青春ミュージカル・コメディ「ピッチ・パーフェクト」の続編。前作では大学のアカペラ部の負け組女子たちの奮闘が描かれましたが、そのアカペラチームがスキャンダルを起こしてしまって危機に直面。そして名誉回復のために世界大会に挑戦しますが・・・。韓国題は「피치 퍼펙트: 언프리티 걸즈」。日本では前作が5月29日から公開されていて、この第2作は今秋公開されるそうです。
10位「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」」は、日本では今年1月公開された国産アニメですが、ヌルボには語る資格ナシ、とほほ。韓国題は「사이코패스」です。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(12)・・花とアリス殺人事件(日本) ・・・・・・・・5/27・・・・・・・・・・・・・・5,535・・・・・・・・・・・・・・8,401・・・・・・・・・・・・・65・・・・・・・・・67
2(新)・・サード・パーソン・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/28・・・・・・・・・・・・・・4,254・・・・・・・・・・・・・・7,010・・・・・・・・・・・・・56・・・・・・・・・99
3(1)・・ホワイル・ウィ・アー・ヤング・・・・・・・・・5/14・・・・・・・・・・・・・・2,603・・・・・・・・・・・・・57,069 ・・・・・・・・・・・456・・・・・・・・・28
4(2)・・アリスのままで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4/29・・・・・・・・・・・・・・2,508・・・・・・・・・・・・108,770・・・・・・・・・・・・839・・・・・・・・・33
5(3)・・言えない秘密 ・・・・・・・・・・・・・・・2008/1/10・・・・・・・・・・・・・・1,146 ・・・・・・・・・・・155,672 ・・・・・・・・・・1,098・・・・・・・・・・9
今回の新登場は1・2位の2作品です。
1位「花とアリス殺人事件」、岩井俊二監督の人気は確固たるものがあります。日本での公開から3か月余り後の公開。字幕翻訳は忙しかったかな? 韓国題は「하나와 앨리스: 살인사건」です。
2位「サード・パーソン」については上述しました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます