シェルブールでトルコライスを

シェルブールといえば、１９６４年にカンヌ映画祭グランプリを取った、『シェルブールの雨傘』を思い出します☆
カトリーヌ・ドヌーヴ主演で、アルジェリア独立戦争を背景とした、若い男女の出会いと別れを描いた素晴らしい映画でした☆
この映画が上映された時は、私はまだまだ小さな子供☆
恋愛の「れ」の字もわからない時でした☆
『シェルブール』という言葉は、その後ヘンリー・マンシーニ・オーケストラが主題歌をヒットさせたので、音楽から知る事になります☆
あの切ない旋律は、今聞いても思わず目頭が熱くなってしまいます☆

今回は、そんな気持ちを彷彿させてくれるお店、その名も『シェルブール』へ行ってきました☆
地下鉄茅場町駅３番出口より、新大橋通りを八丁堀方面沿いに歩き、「ホテルユニバース」を目指します☆
１階の入り口には、この日のランチメニューが写真付きで立て看板に掲げられていてますが、料理数が多いのでまずは店内に入る事に、、、☆
アーチを潜り抜け、地下１階へ下りますと、洋風な造りの広いフロアが出迎えてくれます☆
階段下のフロアにはパティオもあり、寛ぎのお店という印象☆

私は、テーブル席に座り、改めてメニューを開きます☆
外で見た感じと違い、メニューの中の写真はより美味しそうに写っているので、もう気分はワクワクです☆

その中から、『トルコライス』を注文しました☆
私は、このメニューは初めてなので、どんな物かとても興味津々☆
５－６分待ちますと、『トルコライス』が運ばれてきます☆
中身は、メインの牛ステーキ、奥にバターライスとナポリタンスパゲティー、飾り付けのクレソンが青々としていて、食欲がどんどん膨らんできちゃいます☆

備え付けのフォークを握り、ステーキを食べてみます、、、☆
ミディアムレアの焼き具合が、肉本来の旨味を醸し出しているので、これだけでも十分なほど、、、☆
これだけ肉が美味いという事は、、、☆
やはり、バターライスとナポリタンは最高に美味い脇役でした☆
バターの風味に嫌味はなく、程よい和えなのでライスの食感はちゃんと残っていますし、ナポリタンに至ってはとても奥の深いトマトソースが全体のバランスを整える役割を果たしています☆

元々、トルコライスというのは、「カレー」「トンカツ」「スパゲティ」の３点セットなのですが、名前の由来は、それぞれの料理がある国の位置から、中間にある「トルコ」が名前の由来であると言われてます☆
ただ、その説には諸説があり、確たる証拠は何もないそうです☆
長崎県内なら大抵のレストランで出されているそうです☆

初めての『トルコライス』の経験は、とてもいい物になりました☆
こちらは、ドリンクバーが１２０円なので、食後のコーヒーも安くいただけます☆
嬉しい事です☆

世の中にはまだまだ美味しい食べ物がありそうです、、、☆

『シェルブール』
中央区日本橋茅場町２－１３－５　ホテルユニバースＢ１
03-3668-7710
営業時間　11：00-14：30　16：30-23：00