気軽にでっちゃん

誰にでも立ち寄って欲しいので「気軽に」とつけました。でっちゃんと呼んでください。。。

●海をどうしても見たかった日

2005-04-27 23:13:42 | weblog
むしょうに海に行きたかった。昨日は飲んだので、ゆっくり起きて出発は3時。きのうは、ちょっと些細なことですれ違ってた銀座のウサギさんのところに一人で20分だけ顔を出してきた。今月は初めて会うんだけど、月曜の夜にメールくれたので。それは置いておいて、今日の行き先は横須賀、そして三浦半島の最南端あたりにしようかと、そしてお鮨を食べて帰ってこようと考えた。ナビの使い方がまだよくわからないし、半分ペーパードライバー化していたので、一人ドライブはちと不安だったけど、ガソリンも満タンにして野暮用も済ませていざ出発。第三京浜という高速道路に乗るまでがたいへんでした。ほんとに着くのかな~、ナビはちゃんと機能してるんだろうか、、、不安と渋滞のなかでクネクネようやく高速道路に入りました。横浜過ぎると、こんどはスイスイで横須賀到着。時間が中途半端だったので、行き先を葉山にセット。そうだそうだ葉山マリーナの近くにはきれいなファミレスとかがあるからそこに行こう。

横須賀から葉山への道ってのどかです。山もあるので緑が茂っていて。葉山御用邸から海沿いの細い道を運転。この葉山御用邸っていったい何なの?さて、この細い海岸沿いの道はでっちゃんのふるさとの海岸近くの道路にそっくりの細い道です。心がなごみます。決してスピード飛ばす気のないでっちゃんなので、のんびり頭の中にはユーミンを思い浮かべたり、昔のGFがよく葉山マリーナに行くって言ってたな~とか、一年前4月にゴルフ場で知り合った女性は横浜だからこのあたりよく来るのかな?とか考えながら、何度かとおったことのある道を久々に走りました。海が見たかった。どうしても。もっと長い時間見たかった。途中、日影茶屋というレストランがあったけど、ここは広尾にある地下に下りる日影茶屋のもとのお店なんだと思う。逗子の入口のデニーズでノンアルコールビールを飲みながら、夕日が沈むのを見ていた。少し肌寒くなってきた。海の向こうに富士山が見えていたけど、ゆうっくりとオレンジ色の空が暗くなっていきました。

帰りの高速道路は、やっぱり車っていいなあって感じた。暗い車の中でFMが流れてて、ナビが案内してくれるので心配なく目的地に行けるし。水曜日だから道も空いてるし。久しぶりだったよ、ほんとに車で横浜のほうに行ったのって。横須賀は初めてかもしれないです。6時半に逗子を出て8時には、都内の混雑した環八通りを走っていました。芦花公園のゴルフ練習場でスイングして、ベーカリーレストラン・サンマルクで晩ご飯を食べて帰ってきました。

●マグレブの国への旅③/スークのにおい

2005-04-27 09:46:04 | マグレブの国への旅
マラケシュには有名人ご用達のラ・マムーニア(La Mamounia)という豪華ホテルもあります。フィガロさんの紹介ではこう書いてあります。「”街の喧騒から離れて、贅沢ホテルに逃避行”チャーチルからヴェルサーチまで顧客リストには錚々たる名前が並ぶ。70年もの歴史を持つ、、、」。いくつかキーワードを説明しまてみます。旧市街のことをメディナといいます。やっぱり日本語訳した言葉のとおり、昔のままの町です。近代化された新市街よりこっちのほうがだんぜん面白いです。マラケシュのメディナ(旧市街)は、城門で囲まれた区画になっていて、◎ジャマ・エル・フナという大広場と市場があります。市場のことをスークといいます。スークは屋根のある細い迷路みたいになっていて、くねくね曲がったり、右左色々道があったり、ロバや馬も歩いているし、人もいっぱいだったりします。モロッコの人の服装は、いわゆるアラビア風の長いワンピースを着ている人も多いし、普通の洋服の人もたくさんいます。人種は、ベルベル人さんとアラブ人さんが大多数をしめています。言葉はアラビア語かフランス語の国です。

スーク(市場)には、鉄職人のスーク、革職人のスーク、貴金属のスーク、染色職人のスーク、じゅうたんのスークとか迷路の中でも一応固まりがあるようです。もちろん食べ物も売ってます。においも楽しいですよ。香辛料のにおい、ロバの糞のにおい、あ~~、これが遠い国なんだ。未開ではないけど、昔が残ってる社会なんだ、、、実感できるにおいです。決して不潔というわけではなく、日本の50年前とか100年前みたいなイメージじゃないかなと思います。ここで大切なことを忘れていました。トイレは、ななななんと紙がないところも多いです。そして小さなバケツと水がでる蛇口がお尻サイド左に。中級以上のホテルなら大丈夫ですが、一般の家庭や安い宿ではお尻を左手で水をすくってさらさらと濯ぐのが、この国のやり方みたいです。

絵を見ると、これこれこれなんだと、言いたいけど、うまく言葉では表せない風景というか、町並みというか、喧騒というか、色使い、におい、人の表情、人との接触、異国人に対する視線や距離感(距離感は意外とありません)、、、うまく言い表せないということを素直に必死であらわして伝えたい雰囲気です。

●マグレブの国への旅②/マルペンサ空港経由カサブランカ

2005-04-27 01:14:50 | マグレブの国への旅
手帳にはこう記してありました。成田エキスプレス新宿8:03am発。アリタリア航空789便で成田12:25発、ミラノ・マルペンサ空港18:00着。そしてアリタリア航空ミラノ21:15発、カサブランカ・ムハンマド5世空港22:25着。この日はタクシーで300DH(ディルハム)Toubkalホテルへ。DH(ディルハム)というのはモロッコの通貨で当時はだいたい1DH=12円くらいでした。このお金は国外に持ち出しできませんので、出国する(帰るとき)とき両替しないと、ず~っとディルハムのままで使うことができません。アリタリア航空はイタリアの飛行機なので、おしゃれかな?、スチュワーデスさんも美人ぞろいかな?、と期待してたのですが、それは勘違いでした。残念!斬り!

特に初日の記憶はないのですが、空港から市内への風景がすごくきれいでした。夜の道路の照明がすごくきれいで、最後に帰るときも印象に残っています。なんていえばいいか、白っぽい街に、広い道路があって豆電球色の照明のなかをタクシーは走っていました。

翌日お昼くらいにはカサブランカ(CASABLANCA)から鉄道でマラケシュ(Marrakech)に向かいました。鉄道ではコンパートメントの客室で4時間の旅でした。料金は73DHと記してあるので、ざっくり900円弱くらいですかね。噂には聞いていましたが、鉄道の中でも、自称ガイドさんの営業にあいました。まず日本人のガールフレンドがいるといいます。なぜだか、それも本当のことかどうか、わかりませんが。とりあえず丁重にお断りして、しばらくして到着。思い出します。田舎のような質素な駅でした。赤茶けた色の風景。多くの人が降りて駅校舎に歩き改札を出て行きました。駅前にはタクシーが順番に流れてきました。モロッコでは旧市街と新市街では全く情緒が違います。絶対に旧市街を楽しまないと意味がないと思います。地球の歩き方で調べた旧市街の入口のホテル(Grand Taz Hotel)にタクシーで向かいました。

簡単には書いていますが、知らない土地で言葉も通じず、タクシー乗るのって勇気いるんですよ。運転手さんはいい人で気持ちよく到着しました。