気軽にでっちゃん

誰にでも立ち寄って欲しいので「気軽に」とつけました。でっちゃんと呼んでください。。。

 ●男の色気 Part2

2007-06-03 11:08:45 | weblog
ある女性が70歳くらいのおじさんがお小遣いをくれるという話をしてくれました。彼女は嫌だったようです。お金につられると思われるのも嫌だったようです。僕の印象でもそれだけを聞くとなんとなくお金を振りかざしてるのかなって感じがしました。でもその男性は車代にするようにと言って、ポチ袋にいれてくれるんだそうです。彼女からのポチ袋に入れてお車代をくれる人との説明を聞いたあと、でっちゃんからはポチ袋に入れてくれる人は悪い人じゃないと思うよ、と話しました。なんとなく話を聞いていると、どんな男性かイメージが少しわいてきました。そして身なりもこぎれいで枯れようとしている秋のような男性で、またそれなりの仕事をしてきた男性なんだろうなと思いました。

僕からは
「その年代の人のコミュニケーションの仕方なんだよ。お金を振るかざす人じゃないと思うよ。それに誰にでもお車代を渡す人でもないと思うよ。」と話すと、

彼女からは
「僕は君に恋したんだよ」って言われたとのことでした。

それなりの歳の人の男の色気ってお金だと思うし、それを下品に振るかざすのではなく、気の利く程度持ってるのが魅力であるのは間違いないし、コミュニケーションの手段なんだと僕はあらためて説明しました。彼女はなんとなく「色気」ってわかる気がする。その説明すごくいい。と納得していました。

僕の母方の祖父は会うとお小遣いをくれましたが、いつもポチ袋を取り出し1000円を入れてくれました。1000円きっちりだと母はいつも貯金に入れてしまいます。そのことを不平に言うと、祖父は1500円か、1200円をくれるようになりました。この思い出がポチ袋の印象とコミュニケーションしたいという祖父のピュアな気持ちの印象であり、いまとなって改めて有難いと感じます。

タクシーに乗ることが非常に少なかったでっちゃんですが、この二年、36歳を過ぎて頻度があがりました。女性とタクシーにのったりすることがでた場合の支払いについてスマートな支払い方を考えることもでてきました。気になる女性とデートができて帰り道、自分が先に降りる場合のお支払い。その気の女性にはやっぱりこちらが払いますが、そんなシチュエーションが初めて訪れたときでした。史上最大のデートの前からこの場合についてシミュレーションもしていました。現金を渡すってなんとなく抵抗もあります。

シャンパンとワインをあけ結構酔っていました。彼女の家までそんなに遠くはないはずなのですが、僕のうちまでのタクシーのメーターを見ても、このあといくらかかるかわかりません。用意していたポチ袋にお札を入れて渡したのでした。いくら入れて渡したか、酔っていて定かでなかったのですが、週明けにはちゃんと足りたとのことでした。おつりを封筒にいれて返してくれました。小銭はいれていませんでした。これも通なんだと思います。