3ヶ月無料着付講習会の谷先生は風邪の為お休みでしたので、私が先週に引き続き教える事になり、嶋岡先生に振袖の他装を見て頂きました。
今日から相モデルと一人になった人はマネキンで練習する事にしました。
嶋岡先生には相手に合わせた補正を教えて頂きました。
写真右は嶋岡先生のアドバイスで変化した帯結びです。 Iさんが10月21日(左)と今日結んだ帯結び(右)です。(まったく違いますね)
左羽根を長くして文庫にしないで、右羽根と同寸にしたため、帯があまり羽根が5つも取れ豪華な帯結びが出来上がったそうです。結び方は右羽根を取るところまでは同じです。小柄な方に結ぶと上にバランスがあるので足が長く見えそうです。
この様に、変り結びは羽根のとり方一つでまったく違った帯結びに変わります。
2週間前の着付けとはずいぶん変わりましたね。帯の高さや衣紋の抜き方、おはしょりの処理も・・・ずいぶん上手になりました。
他の方たちも本当にマネキンへの着付は上手になりまいた。後は実際に人にお着付して体型に合った補正や着付を勉強していきます。
3ヶ月無料講習会第7回目はYさんがお休みで2名で行いました。
手先の長さ(手先は肩に掛けません)の決め方
名古屋帯の手先は、右回りなら右の脇から、左回りの場合は左の脇から巻き始め、二巻きします。
皆さん帯を締めている間に手先が短くなる様です。(手先が脇までにあるか確認して締めます)
写真右は、3巻き目で手先を抜いて、もう一度軽く締めているところです。
その後織り上げて仮紐をします。仮紐をしてから手先の長さを再確認(左手を伸ばして、手先がしっかり摑めたら長さは大丈夫です。短い場合は、この時、長さをずらし調整します。))
お2人ともコーリン和装締めをお持ちだったのでその使い方のコツを教えました。
次回、お着物を着て来られることを約束して終りました。