落語大好きなTさんが来られました。
頂き物の紬で、繭から育てられて物だそうです。
帯はお母様の作り帯です。
薄い枕を使って、チョットモダンに(*^▽^*)
前回から妹さんの結婚式を目標に留袖の練習を始めました。
Tさんは美容衿と美容ランジェリー着物を着られているのですが
前回ビックリされていたように留袖はたいへん重たいので
美容衿がしっかりできていないと
留袖の重さに負けて、衣紋がつまり気味になります。
きょうのTさんの美容衿を少し不安定だったので
美容衿の付け方からお浚いしました。
慣れたら、美容衿なしでは…と思うほど便利なものですが
単に付けるだけでなく、着こなすにはちょっとしたコツが要ります。
コツを覚えると、汗をかくこの時期
毎回、衿やランジェリーは自分で洗濯できて、しかもノーアイロンで
半衿を付けなくても良いので
着物を着る機会の多い私たちには特に便利です。
明治生まれの私の祖母も毎日着物で
巡礼衿と嘘つき襦袢を着ていましたから、今の美容衿とランジェリーと一緒です。
私は、これは昔の人の知恵だと思っています。
確かに見た目は、ぜんぜん色っぽくないのですが・・・(;'∀')
忙しい私にとっては、毎回洗えることと、半衿を付けなくてもいい事は
この上なくラッキーですわ。
ですから、使っている生徒さん達には、早く自分の物にして欲しいですね。
先日、ご紹介した装道のランジェリーと美容衿の動画とは、少し違います。
プラスアルファーが付くのですが
どうしよう、文章力がないので説明出来るかしら。
Tさんにももう一度説明し、やり直して頂いて、
一人で着装してもらいました。
来られた時よりもしっかりは着くようになりましたが…あれっ?ちょっと違う
まだまだ、襟元がつまり過ぎかな・・・
美容衿のコツは
紐を締める前に
鎖骨の補正の上に美容衿が乗っているかちゃんと確認して
衿合わせが均等になっているかも確認
紐を締めてから
衿合わせを調整する紐を締め
(この紐の締め加減で、ゆったり長襦袢を着ているようになりますわ(^_-)-☆
私はゆったりさせる方が好きなので)
長襦袢と一緒で背中や胸元のよけいなシワはすべて取ります。(これが大事です)
衿が安定しない時は、ここでもう一度、
衣紋抜きに通した紐を下に引きます。(この時締め直しでも結構です)
これですごく安定しますよ。
本日もご訪問ありがとうございます。
にほんブログ村 ブログランキングへ参加しています。
クリックでの応援、どうぞよろしくお願いいたします!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます