「出前きつけ」 きもの美人に変身(*^-^*)

出張着付やきもの教室の内容をメインに

8人の孫や愛犬ゴンちゃん他プライベートな日記など

装道の美容衿をつけるコツは・・・

2014年06月08日 | 自宅着付教室

Dsc_4211_2Dsc_4212昨日は、午前9時方自宅のきもの教室でした。

落語大好きなTさんが来られました。

頂き物の紬で、繭から育てられて物だそうです。

帯はお母様の作り帯です。

薄い枕を使って、チョットモダンに(*^▽^*)

前回から妹さんの結婚式を目標に留袖の練習を始めました。

Tさんは美容衿と美容ランジェリー着物を着られているのですが

前回ビックリされていたように留袖はたいへん重たいので

美容衿がしっかりできていないと

留袖の重さに負けて、衣紋がつまり気味になります。

きょうのTさんの美容衿を少し不安定だったので

美容衿の付け方からお浚いしました。

慣れたら、美容衿なしでは…と思うほど便利なものですが

単に付けるだけでなく、着こなすにはちょっとしたコツが要ります。

コツを覚えると、汗をかくこの時期

毎回、衿やランジェリーは自分で洗濯できて、しかもノーアイロンで

半衿を付けなくても良いので

着物を着る機会の多い私たちには特に便利です。

明治生まれの私の祖母も毎日着物で

巡礼衿と嘘つき襦袢を着ていましたから、今の美容衿とランジェリーと一緒です。

私は、これは昔の人の知恵だと思っています。

確かに見た目は、ぜんぜん色っぽくないのですが・・・(;'∀')

忙しい私にとっては、毎回洗えることと、半衿を付けなくてもいい事は

この上なくラッキーですわ。

ですから、使っている生徒さん達には、早く自分の物にして欲しいですね。

先日、ご紹介した装道のランジェリーと美容衿の動画とは、少し違います。

プラスアルファーが付くのですが

どうしよう、文章力がないので説明出来るかしら。

Tさんにももう一度説明し、やり直して頂いて、

一人で着装してもらいました。

来られた時よりもしっかりは着くようになりましたが…あれっ?ちょっと違う

まだまだ、襟元がつまり過ぎかな・・・


美容衿のコツは


紐を締める前に

鎖骨の補正の上に美容衿が乗っているかちゃんと確認して

衿合わせが均等になっているかも確認

紐を締めてから

衿合わせを調整する紐を締め

(この紐の締め加減で、ゆったり長襦袢を着ているようになりますわ(^_-)-☆

 私はゆったりさせる方が好きなので)

長襦袢と一緒で背中や胸元のよけいなシワはすべて取ります。(これが大事です)

衿が安定しない時は、ここでもう一度、

衣紋抜きに通した紐を下に引きます。(この時締め直しでも結構です)

これですごく安定しますよ。

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